とにかく書いておかないと

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現代文の参考書シリーズ 時間論6【「先進国」と「未開国」】

2017-08-12 07:57:49 | 現代文の参考書
 近代化が進んだ国が「先進国」と名付けられ、それ以外の国と区別されました。そして世界中の国が「先進国」目指して近代化を始めるようになりました。これも一概に悪いこととは言えません。近代化は人々をある意味で幸福にしているのは事実だからです。例えば医療の進歩は、近代化のおかげです。

 しかし、いわゆる「未開国」に住んでいる人は不幸なのでしょうか。飢餓の問題や伝染病の問題もあるのでそういう意味での改善はあるべきだとは思うのですが、しかし、不幸なわけではありません。近代人とは違う価値観の中でそこに住む人々は幸福に暮らしているのだと思います。

 先進国の人々はそこを植民地にして、悪い言葉で言えば「食いもん」にしてきました。その理不尽さに気づいた原住民は、近代化しなければならないと思い始めました。本来の自分たちの価値観を捨ててしまって、近代化の文脈で物事を考え始めてたのです。長い歴史を考えたら、もしかしたらその未開国の価値観の方がすばらいいものだったかもしれないのに、先進国のわがままのせいで、その価値観が失われてしまったかもしれないのです。その意味で押しつけがましいグローバル化は大きな問題があります。

 もしそうだとしたら人類は大変な失敗をしたかもしれない。だとしたら取り返しがつきません。
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