とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

現代文の参考書シリーズ 言語論2

2016-09-18 14:04:51 | 現代文の参考書
〔近代の常識=「モノは名前より先に存在する」〕

 私たち人間は「名づけ」という行為を行います。

 例えば、赤ん坊が生まれるとそれに名前をつけます。人生の中でもとても大きな出来事なので印象深いものです。みなさんにも名前がありますよね。みなさんの名前はどのようにしてつけられたのでしょうか。どういう親の思いがあるのでしょうか。聞いてみるとその人のことがさらに分かってきます。名前にはいろいろドラマがありますが、ここで確認しておきたいのは、赤ちゃんが生まれることによって名前が必要になるということです。名前があると赤ちゃんが生まれるとわけではありませんよね。つまり、「赤ちゃんは名前に先に存在する。」と言ってよさそうですよね。

 また、新しい星を発見するとそれに名前をつける権利を得るそうです。新星を発見することを生涯の楽しみにしている天体マニアもいるそうです。新星がなければその星に名前はつきません。星が生まれたからこそ、そこに名前がつけられる。当たり前すぎて疑問に感じることはありません。

 新製品を開発するとそのネーミングに苦心します。名前の付け方によっては、大ヒットしたり、逆に予想外に売れなかったりすることもあるようです。

 新しいモノが生まれたり。発見したりすると、それに名前をつけます。「名付け」は人間にとって、とても重大な行為のように思えます。

 そこで、こう考えます。

「何かが生まれると、それに名前が与えられる」

 そして、

「モノがあれば、それには名前が与えられる。」

 だから、

「モノは言葉より先に存在する。」

 と、わたしたちは考えるようになります。これがわたしたちの常識です。

 しかし、この常識に「ポストモダン」の時代の人は疑問を投げかけるのです。つづきます。
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