とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

『眩(くらら)~北斎の娘~』

2017-09-19 09:57:53 | TV
 すばらしいドラマだった。

 ひとりひとりの心の中が視聴者の心にすっと入ってくる。説明的に表されるわけではない。セリフの話し方や、こまかな表情、行動によって見る者の心に直接とどくような形で示されるのだ。もちろんテレビであるから多少の誇張はある。そうでなければ疲れてしょうながない。しかしそれが嫌味にならない程度に抑えられているのだ。

 北斎も、北斎の娘も絵がうまくなりたいという、ただそれだけだった。北斎が言う。

「たとえ三流の玄人でも、一流の素人に勝る。恥をしのぶからだ。己が満足できないものでも、歯を喰いしばって世間の目に晒す。やっちまったもんをつべこべ悔いる暇があったら、次の仕事にとっとと掛かりやがれ」 

 このことばは職業というものを見事に表している。いい言葉だ。絵を描くことの厳しさが伝わってくる。

 宮崎あおいの老けメークがすごい。

 お金持ちのNHKだからこそできる丁寧なドラマである。逆に言えばこういうものを作っていかなければNHKの存在価値がない。
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