とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

国立劇場開場50周年記念『通し狂言仮名手本忠臣蔵』

2016-10-15 21:59:03 | 劇評
 国立劇場開場50周年記念ということで、『仮名手本忠臣蔵』を3ケ月かけて上演する特別公演である。実は30年前、国立劇場20周年記念でも同じように『仮名手本忠臣蔵』を3ケ月かけて上演した。その時私は見ている。歌舞伎初心者だった私が歌舞伎にはまったきっかけをいただいた公演だった。歌舞伎ってこんなに変なものだったのか、そしてこんなにおもしろいものだったのかと発見し、歌舞伎にその後はまってしまった。しかし、数年後東京から引っ越してしまったので、あまり見る機会がなくなってしまった。今回、30年ぶりの3カ月の通し公演なので、期待しての歌舞伎見物である。

 30年前はオールスターキャストだった。当時の大御所がほとんど出演していた。しかし今回はそれに比べれば地味である。歌舞伎人気のため、なかなか国立劇場に集めるわけにはいかないかもしれない。しかし面白さはかわらない。まじめな役者がしっかりと自分の役をつとめていたという舞台だった。

 今回の大きな目的は大序だった。私は大序が好きだ。様式美からはじまり、最後に若狭之助が刀を抜こうとした瞬間に、足利直義が通り過ぎていく、その場面のシュールさ、なんど見てもかっこいい。もちろんそれ以外もおもしろい。

 そして今回あまり上演されない2段目を30年ぶりに見たことで、当時は筋を追うことで精一杯だったために気付かなかった、たくさんの発見があった。機会があったらそれを書き残しておきたい。
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