とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

やっぱりおかしいNHK

2017-12-07 17:28:57 | 社会
 NHKの受信料制度について最高裁は6日、合憲との初めての判断を示した。私は受信料自体についてはしょうがないと思う。税金によって運営される国営放送が存在するのも、国政宣伝放送になってしまう。一方では民放放送ばかりになってしまうと、経済界のいいなりになってしまう。中間的なNHKの存在があるのは悪いことではない。問題は受信料が高すぎるということである。

 NHKが担わなければならないのは、ニュースと国会中継だけである。それ以外は必要最小限でも問題ないはずだ。だからチャンネル数を減らし、もっと受信料を安くしてもいいはずである。

さらに問題なのは、今やNHKで放送されている番組は特権的な存在になっているということだ。たとえば高校野球は全試合放送している。NHKが放送するから高校野球人気は高い。しかし、NHKが高校野球だけを特別扱いするというのはおかしな話なのではないだろうか。もし高校サッカーを高校野球のかわりにNHKが放送していたら、まったく別の状況になっていたはずである。ここまで差別感がありながら、だれからも同額のしかも高額の受信料をとるというのは、納得できないと感じる人が多いはずだ。

 NHKはNHKなりに受信料を払ってもらえるように必死にいい番組を作ろうとしているのだろうが、それは本末転倒の論理である。

 今回の訴訟がもし、NHKの受信料の額が高すぎるという訴訟だったらどうなるのだろうか。やっぱり同じように結論になるのだろうか。誰か解説してくれないだろうか。
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