団塊亭日常

バリ滞在6年を終え、日本での生活のあれこれ・旅・読書・映画・音楽・回顧・気になるニュース・育児・通信事業関連を

フォト&幻想 写真を雨夜の品定め

2017-07-15 18:24:22 | フォト&幻想

俺はバリで旧友二人にあって旧交を温めた。以下はその時の会話だ。

「お前、世界を回ってかなりの写真を撮ってきたがどの写真がベストなんだよ」ビールとシャンパンでご機嫌になった友人Aが友人Bに尋ねる。バリの天気は変わりやすい。いきなり雨が降り出した。

「いきなり写真の雨夜の品定めかよ、そんなの急に言われても多すぎて選びきれないよ」と友人B。

「それじゃ、質問を変えよう、お前が仮に無人島に行くとして持っていきたいのはどれだ。無人島にはネットなんか無いので数枚しか持っていけない。ただし家族の集合写真はだめだぜ、当然のセレクトすぎて酒の肴として面白くない。」と知人Aが条件をつける。

銘酒「獺祭」を出されてすっかり気持ちがよくなった友人Bは走馬灯のようにはいかないが頭を巡らして4枚のセット写真を選びだした。

「これだと決めづらいが一応これかな」と優柔不断な態度で選びだしたのは南極風の写真だ。

「これは南極か、それにしてもいい顔で写ってるなあ二人とも」と友人A。

「いや、これは南極ではなく、塩の湖で有名なウユニ湖というところなんだ。この白いのは全部塩だよ」と友人B。

「それにしてもすごい夜明けだな、ロストの最後の画面がなんだか思い浮かぶな」と映画好きの友人A。

「ロストってあのテレビドラマのロストか、ロストの最後の画面ってあの世に旅立つシーンだぜ」とこれ又映画に詳しい友人B。

「いや、むしろ神々しいという意味だよ」と友人A。

 友人Aの奥さんがテーブルを離れたので友人Bは余計なことに口を滑らす。

「お前、この前に奥さんに逃げられたらどうしようとか酔っ払って言っていたな。この写真を選んだついでにお前にいいことを教えてやろう。大事なのは一緒にうまいものを食うことだ。それよりも大事なのは一緒に素晴らしい景色を見ることだ。」

 

ちなみに友人Bは俺ではない。俺はそんなことはこっ恥ずかしくて言えない。

 

 

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