団塊亭日常

バリ滞在6年を終え、日本での生活のあれこれ・旅・読書・映画・音楽・回顧・気になるニュース・育児・通信事業関連を

シンガポール紀行2 

2017-06-16 09:40:20 | 

オーチャード通り 2009-10-21

滞在ビザの関係でシンガポールに一泊2日滞在した。何回も来ているので事新しい印象はないが、バリから来ると街並みは美しく整然としている。

やはり暑い。バリ以上に暑い。オーチャード通りを朝の9時から歩いたのだがすでにこの時間帯で暑さが尋常ではない。バリの方が赤道直下なのにどうしてこんなに暑い。通りの両サイドにそびえ立つビルからの空調排気のせいもおおいにあるだろう。歩いていると頭がくらくらする。

朝食はホテルのすぐ近くにある「老街坊」という屋台エリアでコーヒーと「肉まん」を食べる。「老街坊」という名前だけで惹かれる。なんだか黄色っぽいどろっとしたものをカップにいれてそのあとコーヒーのエキス風のこれまたどろりとしたものを入れ熱湯を注いでできあがり。しまったこれじゃあコーヒーもどきだと思ったが後の祭り。なんだか甘ったるいがおかしな味でもないので結局全部のんだ。

途中でこんな古い写真を街角に発見する。1930年頃のシンガポールだそうだ。サマセット・モームはシンガポールに建つラッフルズ・ホテルを「ラッフルズ、その名は東洋の神秘に彩られている」と絶賛し、長期滞在したが、この写真の撮られた頃のことだ。


伊勢丹と高島屋を訪れて商品のチェックをするが、目当ての商品の品揃えは貧弱でがっかりする。



高島屋の地下食堂街で麺を食するがスープが旨い。さすが激戦エリアだけのことはある。


高島屋の中にある紀伊国屋の壁面にアインシュタインと並んで三島由紀夫の巨大なポートレートがあった。


暑いのでそうそうにホテルのロビーに戻って出発便の時間を待つことに。ロビーには幅30メートルほどのモノトーンの壁画が描かれている。天女が50人いて、琵琶を奏でるもの、蓮の傘を掲げるもの、料理の皿を持つもの等くつろいでいる。ぼんやり眺めてメモを作成していると時間がきた。

空港までのタクシードライバーは中国系で、いろいろ話をしてくれる。車のライセンスが異常に高いこと、外国人居住者が多いことなどを次々としゃばり続ける。空港ではガルーダのチェックインをするときに若干のトラブルが発生。日本に帰るチケットを持っているのかと聞かれ、持っていないというとイミグレーションにいく必要が有るという。これは面倒なことになったと思っているとクレジットカードを持っているかというので見せると、なにやら誓約書風を書かされてチケットをもらえた。やれやれ。



空港内でビールを飲みたくなり探しているとRSVPとロゴのあるTシャツを着た男が近づいてきた。ネームカードをぶら下げておりボランティアと書いてある。「can i 
help you?」というのでビールが飲みたいがこのあたりはコーヒーショップ行かないというと、連れて行ってくれるという。少し行くと喫煙マークのあるところがあった。この場所なら以前にきたことがある。ビールも飲めるのか。入ると確かに生ビールが置いてある。15シンガポールドルを払って飲むとやはり生は旨い。気分が陶然としてくる。缶ビールと酔いこごちが全然違う。一体何が違うのだろう。

バタフライパーク 2009-12-17

シンガポールのセントーサ島にある蝶のパークに行ってきました。

蛾と蝶の種としての分類は無いそうだが、これは蛾に見えるかもしれない。鳥の尾のような模様が面白い。蝶の模様は何かの擬態で、敵から逃れるためだ。これは鳥に見せかける。

これは蜂に見せかけている。

白い花にまぎれるため?光の反射にまぎれる。



これは葉の色にまぎれる。

孵化したばかりの蝶 これは蘭の花の擬態。

バリでもよく見かける白い斑点は光にまぎれるため。

チャンギ空港の工芸 2010-01-17

シンガポールのチャンギ空港で見かけたプラナカンビーズ刺繍の工芸品。昔は嫁入り前に長期間をかけて何足もサンダルなどを作り、嫁入り道具としたと解説にありました。

  

プラナカンビーズ刺繍1 ずっしり重ための蝶々だが、存在感がある。
  

プラナカンビーズ刺繍2 2ミリ以下のビーズを使用している。気が遠くなるほどの時間がかかる。
  
     

チャンギ空港のトイレ標識1
    

 チャンギ空港のトイレ標識2
    

 チャンギ空港の壁にはめ込まれた浮き彫り。
     

プラナカンビーズ刺繍3 

バリと比べて極端にバイクが少ない 2010-05-25 

ビザの関係でシンガポールに来ている。今日は午前中からユニバーサルスタジオに一家揃って出かけた。大型バスがホテルから送迎してくれるので大変楽だった。ふと目の前の道路の様子をバリと比べて気がついたことがある。道路の整備事情は比べ物にならないから、今更そんなことでは驚かない。バリでは10対1程度と圧倒的に多いバイクがここでは走っていないのだ。バスの運転手にシンガポールではバイクは禁止されているのかと聞いたら「そんなことはない。バイクも走っている」との答えがあり、気をつけてみていたらようやく一台走っているのを見かけた。45分走ってようやく1台見つけたくらいだから本当に少ない。

ユニバーサルスタジオ 2010-05-25

今回のシンガポールでの目玉はユニバーサルスタジオに行くことだった。しかし2才のベビには面白い所ではなく、大人にも特段のものがなく、がっかりといったところだった。シンガポールは年中暑いが、直射日光を受けながら暑いスタジオの中をベビーカーで歩き回るのは苦痛以外の何者でもない。遊具施設は田舎の動物園やデパートの屋上にでもあるようなメリーゴーランドやはりぼての作り物の中を乗り物で移動する程度で、どうもいただけない。それでも最後に入った3D劇場は比較的面白かった。

眼鏡をかけてみる3D映像だが確かに立体的に見えて楽しめる。 視覚を立体的にするだけでなく椅子の揺れ、風が吹く、水滴が飛んでくる、足のふくらはぎのあたりで撫でられると4つの効果が映像に連れて現れる。とくに足のあたりでなにかにふれられたときには劇場中から悲鳴に近い声があがった。

シンガポールのカジノ見学 2010-05-25

ユニバーサルスタジオはすぐに飽きたので同じ敷地にあるカジノを見学していくことにした。今年発足したこのカジノは是非みておきたかったので家族で入ろうとするとベビをつれて入ることはダメだとの事で、私一人だけで入ることにした。オーシャンズシリーズなどの映画でしかカジノの様子を知らないので興味津々だ。入り口はシンガポーリアンと外国人に分けられ、シンガポーリアンはどういうわけか100シンガポールドルを支払わなければ入場できない。国民に射幸心を抱かせては困るが、外国人なら問題なしということか。

パスポートを見せて無事入場を許されるが、帽子はドレスコードに引っかかるので脱げという。国際展示場の一会場程度の広さで平屋だ。ルーレット、バカラ、ブラックジャック、英国風21まではなじみがあるが、大小などというあまりなじみの無いものもある。会場には約80箇所程度の賭場があり、それぞれ40インチ程度の液晶ディスプレーが設置され、その下で若い男女のディーラーがてきぱきと賭けを裁いていく。その賭場を取り巻くようにスロットマシンやゲームセンターで見かける数あわせのゲーム機が置かれているが、全て中国語で表記されている。かなりの盛況で80%程度オープンしている全てが満員で、年配の女性が過半数を占めているが、かなり楽しそうだ。中華系の人が圧倒的に多いが、どこから来ているのだろうか。台湾あるいはマレーシアそれともシンガポーリアンか。前述のようにシンガポーリアンは100ドル入場料を払わないといけないので少ないとすると台湾かマレーシア人がおおいのだろうかと想像してみる。

その場で10ドル札を何枚も出してチップを購入する。ディーラーはハンディースキャナー風の偽札読み取り機で10ドル札をさっとスキャンしてチェックしている。あるいは枚数をカウントしているのかもしれないが。なかにはかなりの量のチップを積み上げている客もいる。ときおりラスベガスものの映画で見かける、耳の裏にレシーバーをつけた私服警備員が見回っているのがカジノらしさを演出している。

日本も一時石原知事がカジノ開設構想を持ったり自民党の一部が検討していたがどうして実現しないのだろう。理由が分からない。

潮騒、森の葉音、無数の小鳥の鳴き声 2010-05-27

オーチャード通りの夕刻に伊勢丹方面を散策していると突然何の音かにわかには判じがたい妙音が轟いた。小さな鈴を大量に集めて慣らしたらこんな音になるかと思ったが、すぐにレインツリーに群がる小鳥の鳴き声だとわかった。潮騒や風が森の葉を慣らすときの音も耳に心地よいが、無数の小鳥がさえずる音も負けず劣らず心地よい。様々な周波数帯が万遍なく含まれる音色は白色雑音で、耳に心地よいし脳も安らかにする効果があるのだろう。あらためて思い返すと潮騒、森の葉音、無数の小鳥の鳴き声 この三つがいずれ劣らず耳に心地よい妙音ベスト3だ。

東京の自宅の庭に面した森の木々は風の強い日には潮騒にも似た、しかし潮騒よりも高音を発する。これも秋の暮れに木の葉が舞い散るのを眺めながらテラスの椅子に腰掛けて聞く。潮騒はバリの滞在地の前にある海岸でひがな聞くことができる。無数の小鳥のさえずりは都会の街路樹で、夕方の時間帯があえば聞く機会は多い。

シンガポールの住宅事情など聞き書き 2010-05-27

バリに戻るためにチャンギ空港に向かうタクシードライバーに「シンガポーリアンはみんな高層マンションに住んでいるのか。」と、目に映る超高層マンションを指さしながら訪ねると「そうだよ。私も高層マンションに住んでいる。シンガポーリアンは国から特別価格でマンションを買うことが出来るんだ。25万シンガポールドルで3ベッドルームの100平米のマンションが購入できるんだ。」と自慢そうに言った。

ついでに郵便局の機能についても聞いてみた。以前に当時の麻生首相が国会で行政サービスと郵便局の関係に触れて、「シンガポールでは郵便局でかなりの行政ワンストップサービスができる。日本も考えてみるべきだ」という趣旨の国会答弁をしていたのを思い出したためだ。帰ってきた答えは「自動車運転免許の更新はできるし、預貯金もできる」だった。他にも出来るのかもしれないが、こちらの耳とドライバーの英語のせいで、それ以上は聞き取れなかった。

 

シンガポール空港の手荷物検査 2010-08-30

昨日の夜11時にシンガポール空港にトランジットし、朝成田に帰ってきた。今回シンガポール空港での手荷物検査が2回にわたって実施されたことが印象に残った。まずバリからシンガポールについてトランジットのために空港にはいるとき、全員が手荷物検査された。ついで成田向けの便にのるときも同様の手荷物検査があった。こういうケースは初めてだ。1回目のチェックはバリでの検査がシンガポールが実施しているのではないから十分ではないとの認識だろう。2回目のは恐らく空港内でのなにがしかの手渡しを防止するということだろうか。

2回目の検査の時に、ベビカーがX線検査機にはいりきらず、5分ほど待たされてハンディータイプの検査機器でチェックを受けた。7センチ四方の白い紙のようなものをベビーカーの背中のあたる部分にごしごしとこすりつけ、その紙片をハンディータイプの検査機に差し込む。するとPASSという文字がでてOKとなる。これは麻薬系を検査するものかと後で合点がいった。犬の嗅覚の代わりをするものかもしれない。恐らく最先端のチェッカーで、日本にも導入されていないだろう。さすがシンガポールだ。

シンガポールエアラインは満席 2010-11-17

昨日はシンガポールエアラインでシンガポールへ飛んだ。大型機種であるA380が満席に近い。時期もあるのだろうがすばらしい満席ぶりだ。格安航空会社が参入しているにもかかわらずこの満席ぶりは、やはり大勢はブランド航空会社利用を好むということだと理解したが、格安航空会社は発展途上でますます伸びるのかもしれない。

JALは今年の10月でデンパサールから撤退した。JAL倒産後の整理によるものだが、倒産は主として人件費が異常に膨らんだためだとメディアは解説している。JALではパイロットなど250人が整理退職を余儀なくされたとのニュースも読んだ。シンガポールも人件費は日本と比べて格段に低いわけではない。80%程度だろうか。経営状況が不明なだけで内実は苦しいのかもしれない。

ホリエモンが週間誌に寄稿している記事を面白く読んだ。最近の航空機操縦は離着陸の数分間のみ機長が操縦桿をにぎり、それ以外は自動操縦だという。だから諸外国の安い航空会社をはじめとしてパイロットの給料はどんどん下がっており、特別な職業ではなくなっているという。ソニーの大賀相談役によるとプライベート機の操縦でも無線免許や計器のみによる免許も必要であるというのでプロの操縦士がバスやタクシードライバーなみになるというのは言いすぎだろう。しかし操縦技術だけでいえば簡単なものであるらしい。

エアアジアなどの格安航空会社は人件費の高い航空会社の間隙をついて驚くような価格でアジア圏に参入してきている。バリからシンガポールまで3千円以下でいける場合もある。タクシーでサヌールからデンパサール空港を往復する値段と変わらない。これもパイロットやフライトアテンダントの賃金がアジア諸国の低賃金で雇用できることによるのだろう。格安航空会社はどしどしローカルのパイロットを訓練して育て、先進国の航空会社はパイロットの人件費でますますこれらの格安航空会社に客を奪われていくのだろうか。あるいはある程度の層を確保するが、それ以上は伸びないのだろうか。問題は安全性で、今後の展開でも安全性に対する信頼が高まれば一層顧客シェアをアップしていくだろう。

人件費だけで本当に格安航空会社の水準まで料金が落ちるものだろうか。たとえば成田ーデンパサール間の人件費はどのくらいになるか。勝手な推測をすると、機長、副機長 客室乗務員合わせても一往復で300万円程度だろうか。平均200人を運ぶとしてアジアの給与水準が10分の一とすると乗客一人1万円程度料金が下がる。一般管理費、整備費、空港使用料、機内食などの客室サービスなど、全ての面でアジアの人件費で統一すると格安料金が成立するのだろう。

機長 年間2000万円 会社負担3000万円
副機長 1500万円 2250万円
客室乗務員 800万円 1200万円*10人=1億2000万円
年間計 1億7250万円
年間フライト 60往復
一往復 288万円

話が変わるがNTTデータがインドの会社を買収してインド人ソフトウェア技術者を6000人抱え、ゆくゆくは2万人にすると16日の日経新聞で読んだ。これも給料賃金が3,4割で抑えられるためという。IBMがインド人を自前で訓練して安い労働力でソフト産業を席巻してしまうことを恐れており、その対抗策だと榎本氏が紙上で語っている。遅きに失したというくらいだという。たしかにそうだろう。2000年当時私の在籍した会社でもすでにインドで顧客システムを開発していたくらいだから。

格安ついでに言えば、今後は世界各地の一流ホテルが格安化に向かってほしい。ホテル料金は不思議と世界共通であるがこんなおかしな話はないとかねてから思っている。現地の労働力で成り立っているのだから、物価水準から本来もっと安くなってよい国が一杯ある。

シンガポールへの日帰り旅行 2011-02-22

ビザの関係でシンガポールに行くことになったが、今回は特に買い物もついでの用事もない。そこで日帰りで行ってみることにした。朝早くにホテルを出発してシンガポールに11時40分ごろ到着し、入国審査などは待たされる事もなく12時30分ごろにはオーチャード通りの伊勢丹に到着していた。空港と市内を結ぶ高速道路沿いをタクシーの窓から眺めていると左手に大きなプレ・スクールを見つけた。今娘をプレスクールに通わせているので関心があり、そのために以前には気がつかなかったものが目に入ったということになるが、バリの規模と比べてあまりの大きさに驚いた。伊勢丹で食料品や衣料品、それに頭のカット用のシェーバーを買い揃え、とん吉でとんかつを喰ってから、再び空港へ向かうときも左手にセント・アンドリュース・ジュニア・ハイスクールと記された驚くほど立派な校庭をもつ中学校が目に入った。サッカー場のような濃淡の芝目の入ったもので、その豪華さが目を引いた。こんなちょっとした観察だが改めてシンガポールは教育にも熱心な国だと納得した。

さらに今までのシンガポール行きで気がつかなかったことで付け加えておくと。

バリからシンガポール航空への機内では入出国カードをくれない。チャンギ空港に到着してから大きな男女と小鳥のモニュメントのあるイミグレーションロビーにエスカレータで降りると、左手に記入デスクがあり、そこに入出国カードが置いてある。そこで時間をとって記入しなければならない。どうして機内で配ってあらかじめ記入できないのだろうと疑問に思った。

オーチャード通りの横断歩道の近くで空港へのタクシーをつかまえようと手を挙げて合図してもどの車も停まってくれない。おかしいなと思い、信号待ちしている男性に聞いてみると、ここではタクシーはドロップだけで乗り込むことはできなのだという。なるほどそういうことかと少し先にあるタクシースタンドと看板のあるところまで歩いていき、やっと乗り込むことができた。

シンガポールの電化製品の電源コンセントはバリのものと同じで、そのまま使える。これも今まで何の気なく見ていたので気がつかなかったが今回あらたな発見となった。(大げさですが)

伊勢丹で買い物をしたので消費税払い戻しのためのタックス・リファンドの証明をもらい空港に行くと、タクシーを降りて空港に入ったすぐの場所にリファンド伝票に国がスタンプを押してくれる場所がある。制服を着たいかめしいスタッフが10人程度いて、ここでスタンプを押してもらった。さらにイミグレーションを終えた後に金を受け取る場所を探すとリーバイスショップの近くにあった。ここでもスタンプを押すところがあり、隣のデスクで返金をしてくれる。すると最初のデスクはいったい何のためにあるのだろう。

この日はチャンギ空港出発が約一時間遅れ、バリのホテルにたどり着いたときは日付が変わっていた。

金曜日のタクシー 2011-04-16

シンガポールのオーチャード通りにある高島屋で、さすがに中華系の多い国だ、麺がとびきり美味いラーメンの昼食に満足して、日本食材の買い物を終えてもうやることもない。少し時間は早いが空港に戻ろうかと2階からタクシー乗り場に向かう。通りを挟んで向こう側のタクシーストップに30メートルはある長い列ができている。おまけにタクシー乗り場の前はジグザグの柵で折り曲げられている。何回もシンガポールでタクシーに乗ったがこんなに長い行列は初めてだ。むっとする暑さの中で軽く30分以上は並んだと思う。

ようやくタクシーに乗り込んだが、余裕をみて空港に向かったのは結果的に大正解だった。運転手が「金曜日はいつもこんな風で長い行列ができるよ。これからの時間はもっとすごくなる。特に雨が降ったりしたらもっと長い行列ができて一時間待ちが普通になる。私たち運転手は金曜日は朝から夜遅くまで大忙しだよ」と説明してくれた。金曜日はタクシーのかきいれどきらしい。

日本も金曜日は比較的忙しいと思うけれど、ここまでではないと言うと、「シンガポール人は特に明日が休みだと街に繰り出す癖がある。車を持っている人も多いが金曜日はお酒を飲んで帰るのでタクシー利用になる」という。これも日本とあまり事情が変わらないのだがと思いながら聞いている。人口300万程度の国で国土は狭い。そのためにピークのときの混雑がすごいのかなと解釈してみた。繰り出すところがオーチャード通りに集中すると日本のように繁華街が分散されているのと違い、いきおいピーク率が高くなるのではないか。

家族でショッピング しかしくたびれた 2011-05-11 

今回はいつものホテルコンラッドをグランドパークオーチャードに変えた。このホテルは初めてだが高島屋の入る義安城やION、 PARAGONにいずれも5分程度で行ける点を買った。予想通り部屋は狭いし最初に割り当てられた部屋はビューがよくない。解体中のビルが窓の外に見える。変えてもらった部屋は通りに面して解体現場を見るよりは幾分ましになった。

高島屋は紀伊国屋書店で子供の本を購入し、とんかつの店「とん吉」、それに地下のフードコートで「たんぽぽ」のラーメンが気に入ったので前回に引き続いてまたもや行くことになった。このたんぽぽ店の麺がなかなかのもので、スープはそこそこですこし物足りないが麺のうまさだけで勝負している。東日本大震災の寄付にも積極的で、5シンガポールドル寄付すると10%値引きをしますとあったので参加させてもらった。

IONは日本のAEONと音が同じだがスペルが異なるし、資本関係も全くない。スペインの建築家ガウディ―を連想する建築で木のような柱がエントランスの覆いを支えている。壁面も凹凸のあるデザインだ。シャンペンのMOETや紅茶のTWGが入ってすぐに目につき、TWGからは紅茶の良いかおりがただよってくる。MAXMARAやサルバドールフェラガモ、ユニクロ、ワコールも目に入る。しユニクロではミッキーのTEEシャツを家族全員で買った。ひとには見せられないのでパジャマ代わりになるだろう。その他ZARAやカルバンクラインなどが目についた。IONのB4にあるフードコートは高島屋や伊勢丹にあるフードコートとは趣が異なる。ローカルフード特有の臭いが鼻につかない。伝統の食文化を踏まえながら、洗練度を上げていこうとする意図は感ずる。しかし、ここで食べたラーメンは「たんぽぽ」ほど麺やサービスに工夫がない。平凡でまったく感動がない。銀座の老舗が経営しているというが、すこしがっかりした。

PARAGONはGUCCIやバーバリーなど有名どころはほとんど入っているが我々はgingersnapsが入っているので子供服を買いに行く。この子供服フロアーは遊び場がありバーニーの車や機関車トーマスの乗り物があるのでわが娘はお気に入りの場所だ。

中華街のOGビルにリバティー生地の店があるので足を延ばす。ここはオーチャードのおしゃれなショッピング街とは異なり、地元のディープなショッピングセンターで生地屋がひしめいている。バリでいえばジャラン・スラウェシといった風のところで間口3メートル奥行4メートルほどの小さな店がそれぞれ少し特色を出して生地を販売している。

日本の店頭価格よりもかなり安いのでその理由を聞くとイギリスから直接輸入しているという。生地の見本帳も気前よくくれる。何点か購入し、その後もメールでオーダーしバリにまで何回か送ってもらった。しかしそのうちイギリスから直接購入するようになって購入は途絶えた。商品購入ルートはこのようにして広がっていくのだと思った。このあたりはオーチャード通りだけでは経験できない地元感覚が味わえる。

このビルに隣接したビルも昔ながらの中華系グッヅを扱っている。骨董、お茶、マッサージ店が目につく。ちょうど昼時でこのビルの一階にある飲茶店に入った。良く流行っていて空席ができるまで少し待たされることに。紙に書いてオーダーすると手際よく席に運ばれてくる。周りの客を見渡すと必ずと言ってよいほど鍋を頼んでいる。土鍋に銀紙のようなものが張ってあり、蓋をとると猛烈な湯気が立つ。味もよく値段も手ごろだった。

不思議なインド婦人からタピストリーを買う。

インド人街リトルインディアの古いビルのとある階にはインドの布や雑貨を扱う店があった。ガネーシャが描かれた雑貨を置いておくと財に恵まれると真顔で教えてくれる初老のオーナー婦人は不思議な雰囲気をたたえている。インド人で品の良い顔立ちだ。シンガポールにやってきてすでに20年になるという。夫と苦労してここまで店を繋いできた。彼女の薦める数千円の小さなガネーシャの連なった壁飾りを買った。そして数万円のタピストリーも買った。これは深い赤の厚手の織物にビーズや光り物、スパンコールを散りばめたものだ。いつか家に吊るそうと思うのだがまだ実現していない。

娘をぶらぶらさせていると。

宿泊ホテルの地下にあるショッピングフロアで3歳になる娘の両手を連れ合いと二人で持ってぶらぶらとぶら下がり気味に歩いていたら中華系らしき男性に声をかけられた。彼の子供をそうやってぶらぶらとさせて遊んでいたら肩が抜けてえらい目にあったとのことでやんわりと注意された。

あるとき高島屋ビルの屋台風レストラン街で何を食おうかと迷っていたら横にいた男性がこれがうまくておすすめだとなんとか麺を薦めてくれた。またあるときは空港内で生ビールが飲みたくなりうろうろしていると50代の男性が近づいてきてどこかをお探しかと聞いてきた。みると腕にボランティアと書いてある。生ビールの置いてあるカフェまで案内してくれた。シンガポーリアンの、ちょっとおせっかいかなとふと思うが、しかし親切さを感じる。

シンガポールのラッフルズ・ホテルとサマセットモーム。

サマセット・モームが長期宿泊したラッフルズ・ホテル、どもりを棒足に置き換えて書いた「人間の絆」を思い出しながらホテルにぶらりと立ち寄ると白と木肌が印象的なホテルだ。アイデアが出ない時は、ひたすら自分の名前を繰り返しタイプライターで打ち続けていたというエピソードが面白い。サマセット・モームやグレアム・グリーンも諜報部員の経歴を持つ。

高島屋の前の交差点ではたびたび見かける車いすの男が路上で「上を向いて歩こう」を演奏していた。シンガポールの雑踏のなかでこの曲を聴くと涙腺が緩むほど感動した。

今回はバギーを持たずに来た。娘はかなり歩いたがやはり疲れてくると抱っこおんぶの連発で、さすがに三歳の子を抱っこして移動するのは疲れた。背中と足首が痛い。お湯を張ってゆっくりと温まったがそれでもまだ回復しない。

レストランめぐり 2012-05-29

昨日の夕方成田からシンガポールのチャンギ―空港に到着して家族と合流後クリスタルジェードで中華の夕食を取りました。何故今回は初日に旅行期間3日のメインとも言える中華にしたか、これには深い理由があります。何回もシンガポールに来ていますが、最後の日程にこのクリスタルジェードを予定していると結局行かないことになります。数日の滞在でレストラン街を何回かうろつくと、シンガポール特有のニオイに体がアレルギーを起こして最後の方ではもう中華を食べに行く気力が失われています。これは私だけではなくてつれあいも同じことになります。

シンガポーリアンには平気なのに我々には胸やけのする何かがレストラン街のニオイにはあるようなのですが、その原因は何かはいまだに特定できません。いずれにしても初日の晩にこのメイン料理を食べたことは正解でした。おいしく頂けました。

クラゲ 鴨などの前菜にふかひれスープ、しいたけとアワビの煮物、伊勢海老のグラタン風、チャーハンなどで最後にカエルの卵とクコの実のスープがでました。 

今日はマンダリンのなかにあるレストランでチキンライスとエビそばを食べました。チキンそのものの味は今一つでした。美味しい鶏肉が食べられるというのが難しくなってきました。

水族館の謎 2013-01-19

かつてシンガポールの水族館で不思議なものを見た。水の入った水槽が置いてあり、その水位より下部に10センチ四方の受け口が開いていて、そこから水が触れられるようになっている。こんな風に開口してあれば水は流れ落ちると思うのだがそのままの状態をキープしている。それ以来、この仕組みが一体どうなっているのか不思議で謎のままに残っていた。

一昨日にNHK海外放送テレビを見るともなく眺めていると科学実験風のバラエティー番組で水の入ったペットボトルのまん中を錐で穴をあけたらどうなるのかを放送している。穴を空けても、数センチ切り裂いても水は流れ出ない。ペットボトルの口を密閉するために締めてあるのがポイントだという。突如3年ぶりにシンガポール水族館の水槽の開口部から水が流れ出ない謎が解けた。この水槽の上部は空気が入っていたので当然上部は開放されていると無意識に思い込んでいたのだが実は口は締まっていたのだ。みごとに錯覚させられていた。

 

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