団塊亭日常

バリ滞在6年を終え、日本での生活のあれこれ・旅・読書・映画・音楽・回顧・気になるニュース・育児・通信事業関連を

記憶の断片 鶯の森 猪名川

2017-01-25 20:55:35 | 回想(幻視する記憶)

ジョンレノンのスタンバイミーをyoutubeで聴いていたら古い記憶が蘇った。11才前後1958年ごろの記憶だろうと思う。夏になると近所の遊び仲間と連れだってチンチン電車と呼んでいた能勢電鉄で猪名川上流の鶯の森水泳場に出かけた。時には自転車で行ったこともある。電車で行っても家から優に一時間はかかる距離だ。自転車だとおそらく2時間以上だろう。スタンバイミーでレール沿いに旅をするが子供というのは随分無鉄砲なことをするものだと思う。この鶯の森で一度は溺れかけたことがもある。どこでみていたのか上の兄貴が水の下から持ち上げて助けてくれた。このことについて兄貴に改めて感謝を伝えたことはないがささいな幸運によって今の存在がある。

記憶の中の鶯の森は、隣の市の池田から乗り込んで能勢電鉄の一両しかない電車が森の中を警笛ならぬ鈴を「チンチン」とならしながら、がたんごとんと揺れながら、ゆっくりと進んで到着する。

駅名は周辺に鶯の飛び交う森があったことに由来し、現在も春になると鶯がその声を響かせる。1954年7月、駅前の猪名川に能勢電気軌道(現在の能勢電鉄)が遊泳場を整備し、賑わいを見せたが、1959年に発生した伊勢湾台風により壊滅し廃止された。by wiki

 

このあたりは大阪からも水浴に多くの人が訪れたとある。現在は水質汚染等で水浴に訪れる人はないという。川は比較的安全な深さで丸い石が底にあり足を切る事もない。飛び込みに最適な岩がそこここにあり、大胆な少年達はかなりの高さから飛び込んでいた。時折大きな岩が水中に見え、結構危険な遊びだったと今にして思う。

夢の中か記憶の断片が浮かび上がるのか鶯の森は川の原風景として浮かび上がる。長く続く川には浅瀬もあり深い溜まりもある。延々と続く流れもある。恐らく猪名川や箕面の川、鞍馬川さらにはバリのウブドの渓流などが記憶の中で渾然一体となっているのだろうがそれにしてもである。それらの現実の川を超えてなにかしら原型とでもいうべき川が浮かび上がる。

2009-08-18 初校

2017/1/25 加筆

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