本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

被害妄想的な人造人間/Radiohead - Paranoid Android

2012-11-04 23:54:55 | New。2011。
Radiohead - Paranoid Android


被害的妄想な人造人間。
といった意味。ポエムで気持を整理していくという方法は難しい。誤解を与えてしまうという事もある。
人間の本質を考えようとしての著作が人を傷つける。
あるまじき姿だ。
被害妄想的な人造人間。
社会の中で生きる人間としての本質かもしれない。
PVの中で出てくる帽子をかぶった少年。
部屋の中での出かけるシーンから始まり、シャンプーで目を洗う。
おそらく性欲の象徴の人魚と、権力の象徴のはげたでぶい親父が出てくる。
会議で汗を書き手決める首脳たち。
少年は怪しげな異人種の少年とタクシーに乗る。


少年の欲望の象徴の裸の女性。何にも反応しない少年たち。
ただ、お金を渡す2人。
ロシアの首相のような人が泣き崩れる。
妙な蛇やネズミはいるペットショップへ。
などなどと描写が続く。個人的にどうこうというより、被害妄想的な人造人間。
生身のコミュニケーションというより、象徴的なシンボルに振り回されて、日々あくせくと生きて行く僕たちの様子を最高に皮肉っている作品だと思う。

少年は最後にどうなるんだろうか?
自殺をしようとしている男性。少年は海辺の電球の上に昇り、ぼっとしている。
異人種の少年と男性は少年を助けようとする。しかもなぜか、SMのような姿で。

ヘリコプターに乗った女神が現れる。

おそらく、radioheadは少年が唯一このストーリーの中で象徴的な何かにではなく、無反応に生身の人間としての生をいきていこうとしている。そういう風に描いているのではないだろうか。
欲にまみれた男性は人魚に救出され、少年は日常にもどっていく。
空虚さと、リアルの間を描いた作品だろう。

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