春休みも残り一日。
今日は、ゆりあのリハビリでした。
リハビリの先生が異動になり、新しい先生が来られました。
ゆりあ、リハビリ中に、泣いてしまった。
母は、気がついていたよ。
リハビリの先生の声かけとその言葉に、ちょっと傷ついていた。
仕方がない。
リハビリの先生は、ゆりあが傷ついていることに気がつかずに、リハビリ続行。
中盤にさしかかり、ゆりあは、こらえていた涙があふれてしまったね。
母、すかさず、先生に助言。
「そのような言葉は、言わないで、心にとどめていてください」
先生は、はっと気がつかれた様子で、申し訳ない様子で、ゆりあに、謝罪していました。
ゆりあは、筋力不足と、麻痺のために、腰や骨盤や足首、ふともも、からだ全体が硬い。
普通の生活で、いつもかなりがんばっているから、すべてのバランスを、背中や腰で
代償して、立ち上がったり、姿勢を保つために、がんばってるから、がんばってないような
ことを言われると、つらい。
毎日毎日コツコツがんばって、ここまでの身体機能回復を遂げている。
足の手術も、二回もした。
それを知っている人は、家族だけなのかな。
長い付き合いのある、リハビリの先生だけなのかな。
ゆりあは、傷つきながらも、よりよい成長を遂げている。
ぜったいに、負けない。ゆりあの底力を、見せよう。
リハビリが終わったあと、ゆりあがいないところで、リハビリの先生としばらく談笑。
リハビリの先生は、自分の発言に気がついて、恐縮されていた。
わたしは、先生をフォローしながらも、先生に対して、いろんな思いを伝えてみた。
伝えながら、感じた。
母として、この先生を、ゆりあにとって、いい先生に、変えてみよう。
母として、ゆりあに対する思いを、この先生にたくさん伝えてみた。
ゆりあに、大きな、ダイナミックな動きを覚えさせたい。
あと少し、がんばりたい。
筋力をつけさせたい。
ひざが曲がりがちなので、筋力をつけて、ひざを伸ばして歩きたい。
腹筋を鍛えたい。今も、鍛えている。がんばっている。
何度も手術をした、毎週リハビリをしている、家でもがんばっている。
ほかの子どもたちと、時間の使い方がちがうから
その努力が実るような、そのような方向に行きたい。進みたい。努力を実らせたい。
勉強もがんばっている。
あと10年、このようなリハビリをがんばって、歩行改善をしたい。
ゆりあは、腰痛がひどい。
いろいろ。
少しは伝わっただろうか。なんとなく、先生に、伝わったのではないか。
意識しながら歩くのは、つらい。意識しながら、姿勢よくすごすのは
ゆりあには、つらい。
これらが無意識に、そして楽に保てるように、がんばらせたい。がんばりたい。
うぉ~がんばるぞ~新学期。
母は、負けないのだ。