水面の風景プラン

目標は金閣寺の池での制作。今はその為の実績づくりで頑張っています。by 平間雅己

あれから20年か。。。

2012-01-29 17:31:38 | 制作日誌

僕の池での制作は、

 

一つの作品を実現できるまで数年単位で考えないと無理な制作。

 

僕の中では、今現在実現した作品も何年も前に思いつづけていたもので

もの凄い充実感はあるものの、新鮮さはない。

 

だから、作品を展示する事で生じる様々なハプニングの方に興味を感じたりしている。

 

 

ここ10年は自分の制作を通して、他の作家にも役所との交渉ごとなどに立ち会ってもらい

 

ついでに、他の作家達の発表の場をつくり、彼ら自身の作品展示の経験を通じて独自の方向性を見つけ出して欲しいと思う様になった。

 

ただ、僕も20年以上かけて今のノウハウをおぼえた訳で、

それを僅か数年。場合によっては半年程度で経験する訳だから無理がある。

 

いまでは、極力、短時間で習得し、尚かつ、作家としての精神的なバランスを崩さない

指導方法がないか模索したいと思うようになった。

 

 

 

 


2012-01-29 14:42:29

2012-01-29 14:42:29 | 制作日誌
芸術の講義でI教授がいっていた様に思うけど

「若者は死とsexが根底にあって芸術活動をしている所がある」

ってな事を言っていた。

やっぱり究極的にはそこかも知れないな。


一度壊してみるならまずはそこから始めてみようか〓

ちらほらと。。。20120127

2012-01-28 01:04:17 | 制作理念

僕はこれまでに

 

木材、粘土、石膏、石、鉄、照明、駆動系、写真、ビデオ、デジタル。。。

 

っといった感じで、様々な素材の加工を経験して

それらの技術をある意味で

 

「目的の為なら手段を選ばず」ってな感じで活用しながら制作しています。

 

 

いろいろな素材を扱える様になると

その可能性にふりまわされて方向性を失いかねないので

 

僕の場合には極力、その時一番身近にあるものから触り始め

素材と道具の環境に自分の居場所をみつける様な感覚で

制作に取りかかります。

 

目をつぶっていても道具の位置とかクセが分かる様になれば

頭の中で記憶を引っ張り出す様な感覚と同じに思える様になるんですよ。

 

知識と経験が干渉し合ってアイデアが生まれるように、

アイデアと材料(道具と素材)が干渉し合うと

オリジナルな造形表現が生まれてしまう様におもうんだわ。

 

作ってみないと分からないとか、予想も出来ない偶然性が生じて

それまでにない表現が生まれてしまうのはそんな時の様な気がするね。

 

偶発的に生じた造形物に感動し触発されながら

思想が生まれてくれば、それは独自の芸術論になり得るかもしれない。

 

あとは、濃密で曖昧な漠然とした状況を楽しめる

制作スタイルを意識できる様になれば

 

作家としての姿勢も自然とハッキリしてくるんじゃないのかな。

 

と思うのね。。。

 


Facebookってすごいね。。。

2012-01-24 22:32:37 | あれこれ。。

彫刻家の中村淳子さんに年末勧められて

 

FaceBookはじめてみました。

 

そしたらなんと、20年前に担当していた美術類の学生達がいるわいるわ。

 

はじめたばかりなのでいまいち使い方が分からないのだけど

 

試しにメッセージを送ってみたら返事きたーヽ(*´▽`*) 

 

 

大学を離れた後、可愛い彼奴らの事が心配で仕方が無かったけど

 

みんなそれぞれの分野で独自のやり方で頑張っていた。

 

元気をもらった様な気がするわ。

 

あの子達が社会に出て、また出会った時に眼を背けなくてすむよう

 

自慢できる様な事ではないけど、精一杯頑張れた。

 

プロフィールの写真に岐阜県美術館でのインスタレーションを行なったとき

 

みんなで撮影した記念写真を使っているけど

 

 

黄さん、社本さん、鈴木君、重村君、合田君。。。。。

 

 

オイラも20年前。

 

ワンピの「海賊王になる」ってな勢いで

猿岩石のヒッチハイクの様な制作活動をしていたけど

 

いまでも、あんまり変わっていないわけで、あんまし成長したとはいえんけど。。。

 

 

今度あったら、また飲もうな!!

旦_( `ω´`*)カンパーイ  


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2012-01-12 00:31:28 | 制作日誌

1月7日から新春の展覧会が始まり 

やっとこさ、自分の作品の様子を見に行くことができました♪ 

 

 

それで、めでたく作品は売れていて、 

コレクターさんからは 
「平間ちゃんの作品!この「うなじ」は最高じゃん!!」と 
お褒めを頂き購入だったとのことでした。 

まぁ、モデルが良かったから、当然なんですけど。。。 

* 

ちなみに、これまで行なってきている池の作品と 
「うなじ」の切り絵の様な作品との関連性について疑問の声も 
あがっていました。 

オイラとしても多分そう言う事をいってくるだろうなと 
予想できていたことなので、驚いたりはしていないんですけどね 

池の作品からいきなり次の展開といわれても無理があるし、 

何よりある程度、自己表現が確立できたのであれば 
今度は分かりやすくより多くの人を作品世界へ誘う工夫も 
考えるべきだと思うんですよね。 

巨大な池の作品をヒントに小品を作り出したりして 
時として全く関係ない様に思われる展開を見せて、 
小品からスケールの大きな作品にフィードバックさせる。 

そんな試行錯誤が見える様にしている事が 
観覧者に対して、作者に面白みを感じてくれる 
良い機会になるんじゃないかと思ったりするんです。 

まだ未公開にしていますけど 
すでに、フィードバックした展開も導き出して 
進化させています。 



「きた、きた。。。щ(゜Д゜щ) カモーン♪ 」ってな感じなんですよね♪。