能 邯鄲(傘之出)
喜多流 シテ 友枝 昭世
国立能楽堂
久し振りのお能でした。
知人からチケットをいただいての1人お能、は実は初めてでドキドキでした。
最前列センターの素晴らしい席で、演目の「邯鄲」もとても良かったです。
「邯鄲の枕」や「一炊の夢」という言葉で語られる中国の故事を典拠とする演目で、
静と動のコントラストが効いた、とても個性的なお能でした。
コミカルなようで儚くて、人生について考えさせられるような内容。
夢の栄華の途中で足を踏み外しそうになる時の、全身が冷える感じ
その後うなだれて座り込んでしまうシテが、虚しくもどこか滑稽にも見え
本当に「イイ!!」もう一度見たい演目です。
ちなみにシテの面は「邯鄲男」という専用のものらしいのですが
お能を見ながら、この面最高!髪型もロックな感じでかなり好み!
最初は笑っているように見えた顔が、場によって泣いてる顔にも見え
すごくカッコ良かったので、どんな面かネットで調べてみると
薄らヒゲの冴えない(失礼)感じの顔・・・こんなだったかな・・・
演者の力や場の空気もありますが、見る人により全く違うものが見えるのが
お能の不思議な魅力だと(私は)思います。
捉え方も感じ方も、見る方にお任せします・・・みたいな感じが好き。
邯鄲男・・・かなり美形でした(笑)
喜多流 シテ 友枝 昭世
国立能楽堂
久し振りのお能でした。
知人からチケットをいただいての1人お能、は実は初めてでドキドキでした。
最前列センターの素晴らしい席で、演目の「邯鄲」もとても良かったです。
「邯鄲の枕」や「一炊の夢」という言葉で語られる中国の故事を典拠とする演目で、
静と動のコントラストが効いた、とても個性的なお能でした。
コミカルなようで儚くて、人生について考えさせられるような内容。
夢の栄華の途中で足を踏み外しそうになる時の、全身が冷える感じ
その後うなだれて座り込んでしまうシテが、虚しくもどこか滑稽にも見え
本当に「イイ!!」もう一度見たい演目です。
ちなみにシテの面は「邯鄲男」という専用のものらしいのですが
お能を見ながら、この面最高!髪型もロックな感じでかなり好み!
最初は笑っているように見えた顔が、場によって泣いてる顔にも見え
すごくカッコ良かったので、どんな面かネットで調べてみると
薄らヒゲの冴えない(失礼)感じの顔・・・こんなだったかな・・・
演者の力や場の空気もありますが、見る人により全く違うものが見えるのが
お能の不思議な魅力だと(私は)思います。
捉え方も感じ方も、見る方にお任せします・・・みたいな感じが好き。
邯鄲男・・・かなり美形でした(笑)