吉松真幸のボランティア報告書

鹿児島在住、吉松真幸(仮)の東日本大震災ボランティアレポート ボランティアから帰っても、他の形の被災地支援を模索中。

ボランティア活動に出発する前にしておくべき(だった)こと

2011-04-16 18:47:04 | ボランティアのススメ
今回、ボランティア活動に参加した訳だけど、反省点がある。

その1、ボランティア活動保険に加入していなかった
ボランティア活動で大きな割合を占めた、がれきの撤去は危険を伴う仕事だから、当然、けがのリスクが高い。
その場合、治療代その他を補償してくれる保険がある。

ボランティア活動保険
http://www.fukushihoken.co.jp/volunteer/menu.html

それに加入していなかった。
結局は、石巻市のボランティアセンターの場合、未加入者はボランティアとしての登録時に自動的に加入される仕組みになっていて、僕もその際に加入したのだけど、やはり、出発前に加入しておくべき事だった。

その2、感染症の予防接種をしていなかった
被災地では、インフルエンザが流行しているということだった。
砂ぼこりがひどくて、呼吸器が傷みやすくなっているから、ボランティアがインフルエンザにかかるリスクは大きいだろう。
そして、インフルエンザにかかった場合、他のボランティアや被災者の方々にうつしてしまう恐れもある。

また、今回の被災地では、被災者やボランティアが破傷風に感染する事例が、多数出ているという。
破傷風は、けがなどした傷口から破傷風菌に感染し、最悪の場合は死に至る感染症だ。
がれきの撤去などでけがをする可能性が高いし、手洗い水も確保できにくい状況だったから、感染のリスクもその分、高かった。

それらの感染症の予防接種をしておくべきだった。


ボランティア活動は、けがや病気のリスクが高いし、もしそうなった場合、ただでさえ負担がかかっている被災地に、余計な負担がかかってしまう。

それに対する認識が甘かったと、反省している。


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