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COALTAR OF THE DEEPERS『Natsunogyouninzaka(夏の行人坂)』

2017年09月03日 | 誰も知らない名曲集
COALTAR OF THE DEEPERS「Natsunogyouninzaka(夏の行人坂:final summer mix)」



廻れ、火、廻れ。

ディーパーズの行人坂シリーズ、夏編。そして最高傑作(と思っている俺様は)。

とにかく音がいっぱい。フィードバック他、音がてんこ盛り。
もしかして幻聴? と困惑するほどギターだけで何本も聴こえる(たぶん)。どんだけ重ねてんのかと。

この圧倒的音圧が夏の暑さと相まって、クラクラと軽く眩暈が…。

晩夏の午後2時、太陽の照りつけるアスファルトを歩きながら聴くのにとってもオススメな曲。
そこが坂の上だと最高。行人坂だったらもう天国。お七(※)の念を感じること請け合い。
そのまま天国から帰ってこれなくなっても知らないけど。

そんなディーパーズの『夏の行人坂』を、夏の終わりに行人坂を上りながら聴く。

毎年毎年夏が来るたびにそんな計画(夏の行人坂作戦)立てるんだが、結局暑くて行かず仕舞い。
いや行く気はあるんだけどさ、このクソ暑い中、目黒まで行ってさらに坂上るとか何の修行だよ、行人じゃねぇっちゅーの、行人坂だけに。
などと言い訳しては、エアコンの効いた部屋から出られないで毎年夏が終わる。

今年も夏がやってきた。もちろん行かすに夏が終わってしまった。
そして行人の胸に溶けゆく夏の痛み。あ〜あ〜〜。


※八百屋お七。『夏の行人坂』はお七の念と夏の暑さがシンクロした…という歌、とのこと。
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