プログラミングのメモ帳(C/C++/HSP)

日々のプログラミングで気づいた点や小技集を紹介します。(Windows 10/XP/Vista、VC2017、HSP)

マウス移動範囲の取得/設定/解除

2007年09月13日 18時01分16秒 | マウス関連

マウスの移動可能な長方形領域の取得/設定/解除は次の関数で行います。(戻る)

  1. マウス移動範囲の取得(GetClipCursor)
  2. マウス移動範囲の設定(ClipCursor)
  3. マウス移動範囲の解除(ClipCursor)

プロトタイプ宣言

BOOL GetClipCursor(
    LPRECT          lpRect      // 長方形領域
);

BOOL ClipCursor(
    CONST RECT*     lpRect      // 長方形領域
);

構造体

typedef struct _RECT {
    LONG    left;       // 左上隅のX座標
    LONG    top;        // 左上隅のY座標
    LONG    right;      // 右下隅のX座標
    LONG    bottom;     // 右下隅のY座標
} RECT, *LPRECT;

使い方

// マウス移動範囲の取得
RECT rc;
GetClipCursor( &rc );

// マウス移動範囲の設定
RECT rc;
rc.left     = 100;      // 左上隅のX座標
rc.top      = 100;      // 左上隅のY座標
rc.right    = 200;      // 右下隅のX座標
rc.bottom   = 200;      // 右下隅のY座標
ClipCursor( &rc );

// マウス移動範囲の解除
ClipCursor( NULL );
  • RECT 型の rc.left と rc.top にマウスの左上隅、rc.right と rc.bottom に右下隅の長方形座標が入ります。
  • また、マウスの移動範囲の座標はスクリーン座標です。

関連記事



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« マウス座標の取得/設定 | トップ | マウスカーソル形状の取得/設定 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

マウス関連」カテゴリの最新記事