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ロシア軍の千島列島での軍事演習

2014-08-16 16:00:52 | 政治
8月12日ロシア軍が日本との領土問題である千島列島で軍事演習を行った。
現在日米同盟強化による集団的自衛権行使容認が自民党安倍内閣における
閣僚会議で可能となっているのだが、このロシア軍の千島列島での軍事演習には
数日経っても全くアプローチが行われていない。

現在日本領域における領土問題は
・北方4島でのロシアとの問題
・島根県竹島、韓国名独島の問題
・尖閣諸島での中国との問題

この3つが挙げられる。

事実上北方4島の返還はかなり遠のく状況だ。クリミア半島と同様に領土は他国に属する地域ではあるが
実効支配することで正当性を持ち、例えロシアから日本に北方4島が返還されても残留主権がロシア側にあるために
日本の行政適応範囲にはならず。ロシア領としての存在を維持するものと思われる。

竹島(韓国名独島)については韓国が米国のお墨付きを貰うまでに韓国領としての立場が強く確立している。
この韓国に独島が帰属することに対する政治的な口実は米国民主党のヒラリー・クリントンが作り出している様子
因みに尖閣諸島における扱いも担当が当時の米国務長官のヒラリーであった。

尖閣諸島については日本側が実行支配の形と専守防衛とういう政策の範囲内で国土交通省の海保によって
領土権が維持されているが、未だに中国側の領域侵犯問題が後を絶たない。
しかし行政適応範囲であるかは未確認な部分が存在する。現時点で米国は日本側に尖閣諸島での残留主権を
認めないと示唆しており、実行支配するしか道はないものだと暗にほのめかしている。

ヒラリーの活躍ぶりを紹介すると
竹島問題では日韓両国にバーグ条約(国際的な子供の不当な取引を禁止する条約)を提示しこれに批准することを
一つの目安とした。日本も韓国もこれに調印するも、その後、ヒラリー氏がロシアからの大量の孤児受け入れを
希望するなど、どうにもならないようなドッチラケを披露してくれた。しかもロシア側からは拒否された。

尖閣諸島に関しては旦那の元大統領ビル・クリントン氏が中国側に和平的解決を提案し、中国側に米国が理解を示すことで
中国側の穏便な対応を求めた。日本のネトウヨ思想とは正反対の政治的なスタンスを示した。
事実として日中国交悪化では日本側は中国に対する噛ませ犬のような位置づけのようにも感じた。米国の為の・・・

因みに鳩山元総理がこのような中国側との平和的な解決を望み、相手に理解を示すような懐柔策に出た時に日本の
ネトウヨやあお○まなどの独研などは無責任にも鳩山元総理の行為は外患誘致罪だと騒ぎだした。
そのあたりでも日本は尖閣問題で大きくポイントを落とす結果となっている。特にビル・クリントン氏からは
睨まれることとなるでしょう。

尖閣では米国にイニシアティブを握られ、竹島はほぼ独島の状態、北方4島に関しては厳重に抗議するとの発言とは
裏腹に何も出来ていないパフォーマンスじみている。

繰り返しになるが現在日本は集団的自衛権の行使容認が可能だ。ネトウヨの希望する通りに日本は変わったはずなのだが、
この状況で何も出来ないとなると早くも安倍政権における集団的自衛権のメッキが剥がれ落ちることとなる。
日本は何故、ロシアに対して強く言えないのか?それは・・・米国の許可が必要だからです。
これが個別的自衛権と集団的自衛権の大きな相違点であるといえる。






コメント
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