土木の工程と人材成長

土木建設の工程管理や組織運営、そして人材成長の話題や雑学を紹介します

社員全員の方向を同じくする方法

2016-10-08 21:09:03 | 建設経営
昨年10月から、建設経営コンサルタントをしており、現在も数社を支援させていただいている。その中の1社さまから表題をいただいた。そこで項目を上げてみたのが下記である。

(御社の現状を踏まえ、下記の何から選択していくか、それとも別のものを選ぶか)

0 時代認識(自分達の立ち位置を知る)
  宇宙の進化、地球の進化、そして人類の進化
  人間の思考の変遷(天動、地動、ニュートン、相対性、量子、ホログラフィック)
  激変の時代を認識する
 (参考文献:ブリニヨルフソン「機械との競争」日経BP、2013.2.12
       ドラッカー「明日を支配するもの」ダイヤモンド社、1999.3
       ドラッカー「ネクストソサエティ」ダイヤモンド社、2002.5.24
       立花隆「脳を鍛える」新潮社、2000.3)

1 目的に合意し、目指すところを合致させる
  経営理念を浸透させる、目的・目標の合意形成を図る
  (参考文献:ブランチャード「リーダーシップ論」ダイヤモンド社、2012.12.6)
  立場の違いとモノの見え方図、ベクトルの方向と力の図

2 同じチームメンバーとしての絆を深める
  それぞれの個性を尊重する
  各人の価値観の違いを知り、お互いがそのことを尊重し、補間し合う
  自分と他者の能力を知る:7つの知性診断(ガードナー)
  (参考文献:クライン他「こうすれば組織は変えられる」フォレスト出版、2002.6.)1

3 同じ仲間であることを知る
  先祖の数(誰もが皆どこかで繋がっていることの理解)
  30代まで遡れば、鎌倉時代になるが、先祖の数は10億人になり、当時日本の人口は700万人しかいなかった。つまり、共通の先祖を持つ

4 ミッション・ステートメント・個人ビジョンを作成する(人生の目的は何か?)
  私は自分と世界に対して宣言します。私の人生の目的は「   」することです
  自分史を作成して人生を振り返り、これからを考えるの生き方を考える
  仲間の協力を得ることができなければ、ビジョン実現が不可能であることを知る
  (参考文献:ルー・タイス「アファメーション」フォレスト出版、2011.12.20
        デォマティーニ「ザ・ミッション」ダイヤモンド社、202.2.16
        シュワルツ「大きく考えることの魔術」実務教育出版、1970.7.25)

5 幸せとは何かを考える(ワークセッションをする)
  人の役に立つこと(他人を助けること、他人に頼られることが幸せなのだと気づく)

6 敵(競合)を明らかにして内部を固める
  総合評価落札方式の点数分布(工事成績と優良表彰の大事さ)を知り、総合評価点数の他社比較から考える

7 組織の価値観を合わせる(価値観を浸透させる)
  (参考文献:オライリー他「隠れた人材価値」翔泳社、2002.3.20)
  経営幹部は、会社の価値観が実践されているか、現場で点検していく

8 コーチングをする(社内にコーチングの文化を定着させる)
  中堅以上の社員には、適切な質問によって自主性、主体性を持たせて成長を促し、貢献意欲を増大させる
  一般論の20の悪い癖を知り、その中から一番重要なもの一つを止めて成功する
 (参考文献:ゴールドスミス「コーチングの神様が教えるできる人の法則」、日本経済新聞社、2007.10.16)

9 イベントを開催する
  キャンプ、バーベキュー大会、飲み会

10 ロジカル・シンキング、クリティカル・シンキングを磨く
  重要事項は何かを深く考え、本質思考をし、優先順位を決める

11 危機意識を醸成する
  AIからi-Construction への対応を考える

12 本質的に考え、洞察力を磨き、重要度と優先順位を考えて行動できるようにする
  (参考文献:コヴィー「7つの習慣最優先事項」キングベア出版、2000.8.10)

13 ドラッカーから学ぶ
  5つの質問のワークセッションをする
   1 使命は何か、2 顧客は誰か、3 顧客の価値は何か、4 計画は何か、5 成果は何か

14 岩手県小田島組の社員の気持ちを一つにして高工事成績を獲得する先進事例から学ぶ
  (すべては真似できないが、経営者が継続して取り組む課題)

15 フェア・プロセスを知る
  結果も大事だが、その過程も重要になる

16 思考力を深める
  論理的思考力を高める、クリティカル・シンキングをする、
  洞察力を高くする・本質思考をする、先見性を磨く、重要度・優先事項を常に考える、システム思考をする、創造力を高める

17 コミュニケーション能力を上げる(感受性を高める)
  (参考文献:斉藤孝「コミュニケーション力」岩波新書、2004.10.20
        田中求之「コミュニケーション論」福井県立大学)

18 自分が見ているものは僅かであることを知る(他者の協力が必要)
  すべてを見ているわけではない、すべてを見て判断しているのではない
  (エレベーター前のバスケ動画とゴジラ、宇宙で見えているのは4%に過ぎない)
  (盲点を知る、錯視を体現する、色の見え方の違いを知る)

19 社長の考えを、定期的にメールで知らせる
  (「フロム社長ツウ社員へ」、後藤国利元臼杵市長が参考になるが、現在は削除されている)

20 瞑想をする
  健康になり、免疫力を上げ、人間関係が良好になり、創意工夫や創造力がアップする
  など、多数の効果があるが、なによりも精神の安定が得られ、ギスギスしなくてもよくなるという効果があるのがいい。組織をまとめていく上での最良の道具と言える

21 個人の成熟度を上げる(思考の質、行動の質、関係の質、結果の質)
  (各種の組み合わせによる総合セッションを実施する)

22 モチベーションを上げ
  (参考文献:ダニエル・ピンク「モチベーション3.0」講談社、2015.11.20)
  お金と時間が自由になったら、何をするかを書く
  死を考える(ハイデガー)
  マズローの欲求説を学ぶ

23 経営者の器を大きくして威厳を持ち社員の尊敬を集める

24 力づよく真に役立つ、誰にもわかりやすいビジョンを構築する
  経営計画書を書いて、社員の理解を深める

25 行動特性診断をする
  自分を知り、他人を知り、コミュニケーションを良好にする

(以上を参考にしていただき、お話を伺いながら、やさしくカスタマイズ致します・・・)

これからも、少しずつ項目を増やしていき、多様なご要望にお応えしていきたい。
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