土木の工程と人材成長

土木建設の工程管理や組織運営、そして人材成長の話題や雑学を紹介します

技術者自らが気づくと共に、経営者が支援し、時代変化に対処する方法

2017-05-06 11:13:30 | 建設経営
前回は、経営者による技術者評価の重要な観点について述べました。今回は、技術者が自ら気づかなければならない点と、経営者が支援していかなければならない視点について述べてみたいと思います。

 さて、AI(人工知能)が進展し、人間に残された仕事は創造だと言われます。ところで、公共工事の工事成績評定では「創意工夫」について評価される仕組みがあります。時代に合った仕事システムだと言えます。

 ところが、学校教育は創造どころか、正しいとされる答え合わせの訓練を主としており、創造の観点から言えば子供の芽を摘んでいます。勿論、社会のルールは守らなければなりませんが、守るものの一方で、変えなければならないものがあることも教える必要があります。つまり、今からの教育は、自尊心を育て、自分の価値観を知り、創造への道を教えていく必要があります。しかし、そうなっていないのが残念です。

 米国でトランプ氏が大統領になったのも、上記で述べた創造教育がなされていなかったが故に、変化した労働市場に合わず、米国の労働者が職につけなかった結果だと言えると思います。

 冒頭で公共工事技術者には「創意工夫」が求められていると述べましたが、一方では、歩掛、基準、要綱などを守ることも要求されています。つまり、守るものと創るものの2つの道を突き進んでいくことが求められているのです。

 2つの内の創意工夫については、経営者がオープン・クエスチョンを発して促す必要があります。勿論、前回述べたように、評価軸がどうなっているか(旧態然たる「やる気や見た目だけの長時間就業」を評価するのか、「新しく生み出される有用価値」を評価するのか)が大事な点になることは言うまでもありません。
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