わたなべ正博の「万歳録」

日本共産党上田市議会議員「渡辺正博」の日記帳(まんさいろく)
2009年5月3日スタート

なんでもルールは必要でないと強者にとって一方的に有利になってしまいます

2014年01月10日 23時01分39秒 | 日記
市場原理主義とは、民間企業の自由な活動にゆだねた方が経済はうまくいくという考
え方です。
経済活動を規制するルールなどはできるだけなくして民間の企業活動を活性化するこ
とをめざしました。
また、トリクルダウン理論は、企業が利益をあげればめぐりめぐって労働者にもその
おこぼれが「滴り落ちる」(トリクルダウン)という考え方です。
労働者の所得増は、企業収益が拡大すれば自然に増えるはずだというわけです。
しかし、現実はどうだったでしょうか。02年から07年まで、日本経済は戦後最長の持
続的な経済成長を実現し、「いざなぎ超え(いざなみ)景気」と言われました。
この間、大企業は史上最高の収益を更新し続けました。しかし、その利益は労働者にま
で行き渡らず、企業の内部留保が激増したにもかかわらず労働者の収入は減少しました。

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