ねぐら(進化する弁護士ブログ)

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外国為替相場のチャートを見ていると、まるで上も下もない無限の宇宙を漂っているようだ・・・。

2016-11-25 | FX・外国為替市場
外国為替相場のチャートを見ていると、まるで上も下もない無限の宇宙を漂っているようだ・・・。

この点、個別株式であれば、どんなに上昇しても、下落しても、ある程度のところで天井をつけ、底を打つことが想定される。

もちろん、会社が倒産してしまえばゼロになることもあるが、三菱UFJフィナンシャル・グループが倒産すると思いますか?

(そのときは日本も終わりだ)

マイナス金利政策導入の影響もあり、昨年12月の時点で800円を超えていた同社株が430円くらいまで下落したときも、正直そんなに怖いとは思わなかった。

(※現物に限る。信用取引はまた別の話)

日本を代表する企業の株のPBR(※純資産倍率)が0.5を割っている時点で、圧倒的な割安感から将来の値上がりを見越して「買い」を入れて行くのが素直な反応だと思う。


これが為替レートになると、そうはいかない。

たとえば、1ドル100円を割って99円台に突入したときに、「こんなに下がったら(ドル円の)買い時だ!」とは、だれも言えなかったはずである。

だって、このあと1ドル80円や70円まで落ちない(円が強くならない)という保証はどこにもないんだから。

もちろん、1ドルの価値が126円まで上がったとしても、「こんなに上がったら売り」かどうかは、やっぱりだれにも分からないのである。

130円まで上がるかもしれないからね。

この点、為替レートは上と下が定まっていない宇宙空間のようである。


重力にたましいを引かれ、空気の底であえぐように生活している地球人(アースノイド)がうかつに手を出してよい世界ではない。

チャートを見て、考えるのではなく、感じることができるか?

それ以外に、生き残る秘訣はないように思われる。



【ドル円チャート・週足】