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英国道路地図の読み方とスカイ島観光案内

2016-06-17 10:04:12 | Weblog
初夏を迎えて、英国スコットランドへの旅を考えておられる方も多いでしょう。
英国(スコットランド)ドライブに欠かせないのが道路地図です。
以前は大型書店に行かないと手に入りませんでしたが、今では英国政府観光庁のサイトを通じてオンラインで簡単に入手できるようになりました。
今回はスコットランドへの旅行がテーマですので、スコットランドの道路地図を購入してもよろしいですが、英国全土の道路地図ビッグ・ロード・アトラス (2,423円)を勧めます。




インターネット上の地図の活用法

 一つはスコットランドの全体図です。小さな町や県道レベルの道路の多くが表示されませんが、コース全体を捉えるのに便利です。今回のスコットランドのハイランド周遊コースをこの地図で確定してください。
もう一つは英国自動車協会のネット道路地図AA(Automobile Association)Route Plannerです。この道路地図は、出発地と目的地を入力すれば、そこへの経路を地図上で示してくれますし、距離・所要時間を表示してくれます。ただし、一部の地方道や小さな町については対応していませんが、それは地図で確認できますので、そんなに不便を感じません。
 ではAA Route Plannerを使って、本ブログスコットランド5日間の旅」の行程をたどって見ましょう




AA route planner
を開きます。
 この表の[From](出発地)と[To](到着地)、複数のルートが考えられる場合には[Via](経由地)の欄に地名を打ち込みます。
では具体的にコースを調べましょう。



二日目のルート「エジンバラ空港Eddinburgh AirportからビューリBeaulyまで」 
[From](Edinburgh Airport)[To](Beauly) [Via](Spean Bridge
打ち込んだら[Get route]をクリック、概略のルート地図,距離、所要時間が示されます。地図上にBeaulyが表示されるまでズームイン、ルート詳細が表示されます。さらにズームインして空港周辺の道路を確認します。
三日目のルート「ビューリBeaulyから スリガッチャンSligachanまで」

[From](Beauly)[To](Sligachan) [Via](Kyle of Lochalsh

五日目のルート「スリガッチャンSligachanからエジンバラ空港まで(フェリー利用マレイグMallaig,クリアンラリッヒCrianlarich経由」 

[From](Sligachan)[To](Edinburgh Airport) [Via](Mallaig) [Via](Crianlarich

AA Route Planner活用の留意点
 
空港から主要道に取り付くまでは一般道を走りますが、その道路名を必ずメモしておきます。途中、ラウンドアバウトRoundabout(信号機のない交差点)がある場合には下記を参考に・・・
 *ラウンドアバウトの通行方法を動画で説明しているサイトにリンクを付けました。ご覧下さい。

国道では標識Signpost情報に従って走行します。

都市周辺には「・・・ Ind. Est.」という標識を目にすることがありますが、これは高速道路周辺に建設された「工業団地(Industrial Estate)」のことです。


英国でのドライブ

    スピード表示がマイルであることを除けば、右ハンドル、左側通行の英国ドライブは日本人にとっては安心できます。その上、英国のドライバーはヨーロッパで一番マナーが良いとされています。だだし、レンタカーはマニュアル車が主流であること、車種によっては仕様が異なり、それなりの注意は必要です。
本ブログのスペインでのレンタカー運転の体験を参考にしてください。

英国での宿泊

 英国(スコットランドも含む)はおそらく観光案内所Tourist Information(赤字の筆記体[i]がトレードマーク)が最も完備した国でしょう。小さな観光地でも必ずTourist Informationが置かれ、ホテルやB and Bの予約が出来るようになっています。私の二回の英国旅行では全てTourist Informationで当日の宿泊を手配しました。だだし、午後3時までには申し込みを済ませます。

 ホテル情報についてはイギリスのインターネット予約サイトのActive Hotelsをよく参考にしています。特に、顧客の「Review(書き込み)」でホテルの内容がよく分かります。また、このサイトを通じてフランスリヨンのホテルを予約したことがありますが、なんら問題はありませんでした。

英国では地方のホテルの従業員は東欧からの出稼ぎ者が多くいます。英語を話せるとは限らず、また地域の情報についてはほとんど答えられません。

英国旅行の楽しみは朝食です。日本人には十分な種類と量で、ホテルでもB and Bでも当たりはずれがありません。おかげで昼食はパブで軽く済ますことができます。

スカイ島観光情報:



   キリン山Cuillinを始め、ウオーキング愛好者にとっては魅力的なコースが数多くあります。標高は高くありませんが、侮ってはいけません、ヨーロッパアルプスに匹敵する難コースが多いのです。Sligachan Hotel スリガッチャンホテルに二泊、ホテル背後に聳えるCullin山に登りましたが、当日は快晴、コースからは常にホテルが遠望でき目印となり、イギリス人の単独登山者の後ろを付いて歩く形になりましたので、不安がありませんでした。しかし、頂上までは無理と判断、八合目でホテルが作ってくれたランチ・ボックスの昼食をと取りながら、眺望を楽しみました。だだし、天候が急変したら、ふみ跡もはっきりしない岩山の登山道は迷う危険があります。(日本から登山靴を持参しました。)
    なお、ホテルを通して依頼すればガイドを頼むことができます。(1日£150×150円=22,500円)

 イギリスの料理は・・・?とクエスチョン・マークを付ける方がおられますが、スコットランド、特に魚介類が豊富なスカイ島は別格です。私は生ガキでスカイ島の地ビールを堪能しました。ポートリーPortreeにはシーフッドレストランもあります。ぜひ、訪れてくさい。

スコットランドでは羊毛製品、特にセーターがお薦めです。スコットランド特有のデザインのセーターは街中でも、普段着としても、また登山用にもおしゃれで目立ちます。私はスカイ島のポートリーPortreeで買いましたが、10年たった現在でも重宝しています。現在では若者向けのケルトの伝統を受け継いだデザインの衣料に人気があるようです。

スカイ島ウイッグUigの陶器Potteryも有名です。PortreeからA856で20分でいくことが出来る小村ですが、ここの生活用品の陶器はお土産に最適でしょう。サイトを覗いてください。

人気の高いスコットランドのモルトウイスキーがテロ対策の液体物規制の影響で機内持ち込み禁止です。スカイ島にはスコットランド三大銘酒の一つTaliskerがあるだけに、実に残念です。海草の香りがするこのウイスキーは日本人の口にも合います。 スコットランド滞在中に是非お試し下さい。スカイ島のウイスキーの銘酒Taliskerに興味をもたれた方はスコッチウイスキーのサイトを覗いてください。

  北ウエールズ案内



*昨年、バルセロナ空港からの帰り、ヒースロー空港でTaliskerを見つけました。帰国便の手続きが終わって、最初に通る酒類販売店で売っていました。40ポンドでした。もちろん購入しました。

観光資料は英国政府観光庁のサイト
*  一般的な資料は送料を負担すれば、無料で送付してくれます。ご利用下さい。
関連サイト:
スコットランド旅行:航空券の購入 http://blog.goo.ne.jp/masa4439er/d/20071008 
スコットランド旅行プラニング http://blog.goo.ne.jp/masa4439er/d/20071021 
スコットランドとスカイ島 http://blog.goo.ne.jp/masa4439er/d/20070924 
夏目漱石とスコットランド http://blog.goo.ne.jp/masa4439er/d/20071025 
支倉常長の関係ブログ(1) http://blog.goo.ne.jp/masa4439er/d/20070511 
支倉常長の関係ブログ(2) http://blog.goo.ne.jp/masa4439er/d/20071025 



 
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