先日行われた、上三川町「ぎゃらりぃ萌」での「オカリナデュオ響」の演奏の前に
ギターの弦を張り替えようと思っていたら、弦の在庫が無い。
メインのギターケースにとりあえずミディアムゲージ1セットあったので急場はしのげたのだが・・・・
自分の記憶では、弦の在庫ライトゲージ3セット、ミディアムゲージ4セットあるはずなのだが、
部屋中探しても出てこない。
「高谷オカリナの里」のログハウスに関しても常々言われている事なのだが、
どーも整理整頓が苦手だ・・・
と言う訳で、急遽?久々に?お茶の水楽器屋巡り&ギターの弦購入に行くことにした。
11:40 自宅を出て、栃木駅12:07発のスペーシアで行くつもりだったのだが、
満席でチケット購入できず、12:36発のスペーシアで行く事にする。
14:00 神田小川町の「カワセ楽器」到着、
ギターの弦、ライトゲージ・ミディアムゲージ各5セット購入@550(税抜き)。
ギターの弦に関しては、ここ30年近く「カワセのミディアムゲージ」しか使っていない。
(ただし、数年前に購入したギター、K.Yairi RAG-6と、
ARIA MM-10だけは、カワセのライトゲージを使用)。
今回の楽器屋巡りの収穫はと言うとハード的には特に無しでしたが、たまたまですよ!
黒澤楽器ドクターサウンドで、バンジョーとフラットマンドリンを物色していると、
上の階から聞いたことがある楽曲が聴こえてくる。
上にあがって行くとなんと
中川イサトさんがライブをやっているではないか!!
なんともラッキー!!!
現在のイサトさんは、オープンチューニングを駆使したり、
ピックアップで音を加工してのギターの可能性を追求している。
そう言う点では自分の目指す方向性とは全然違うのだが、
中学・高校時代自分のギター演奏に最も参考にさせていただいたギタリストの1人だ!!
今回も生音は聴こえなかったのが残念・・・・
でも入場無料だったから・・・・・・・・
楽器屋巡りを終えて、浅草に向かう(馬喰町・東日本橋経由で)。
って事は、もちろん「酒喰洲(しゅくず)」経由。
でも、祝祭日しかも昼間のため当然お店はやっていない、となりの「桜井水産」も閉まっていた。
また、近いうちに顔を出そうと思う。
16:00 浅草到着、17:00発スペーシアのチケットを購入して「神谷バー」に行く。
デンキブラン2杯で、ミニ揚げ餃子、明太子胡瓜をやっつける。
ここに来ると知らない人でも気楽に話が出来るのだが、
本日は足利市出身で現在曳船在住と言う男性に
「神谷バーにおけるデンキブランの粋な呑み方」のレクチャーを受け、
デンキブランと生ビール(中ジョッキー)を追加注文する。
17:00 スペーシアでなければもう少し話が(呑む事が)出来たのだが・・・と、後ろ髪を惹かれる想いで「神谷バー」を出て、栃木に向かう。
上三川町の「ぎゃらりぃ萌」に行ってきた。
東アジア文化フォーラム 日韓の視点から と言う講演会に参加するためだ。
と言っても、講演会を聞くのがメインではなく、
講演の合間にオカリナミニコンサートをやる事になったからだ。
演奏するのは「オカリナデュオ響」、今年初めての演奏依頼だ。
まずは、会場の「ぎゃらりぃ萌」の紹介。
築400年の歴史がある古民家の納屋を改装した画廊で、
メインの通りからしばらく入った、田んぼの中にあります(詳細はチラシ参照)。
これが、「ぎゃらりぃ萌」の入口。写真に写っている建物は住居ではなくて、ただの門だ。
門をくぐり中を覗くと「ぎゃらりぃ萌」がある。
と言っても展示場所はこの建物の手前1/3を改装したところだ。
白い壁に間接照明、なかなか感じの良いスペースだ。
以前は馬小屋に使われていたのだろう、立派な梁に圧倒される。
展示されていたのは、益子焼の成井恒雄さんの作品だ。
講演会場は、展示場(元・馬小屋)の脇の土間、
炎天下の表とは違い、風が抜けなかなか快適だ。
自分は早速持参のPAをセットをする。
これは講演会準備中の余先生。
14:00 講演会スタート。
第1部は韓国・全南大学校日語日文学科兼任教授の余淳宗(ヨ・スォンジョン)先生。
日本、韓国、中国の文化の違いを、言語・文字・庭園・茶道・等の観点から、
スライドやビデオを使って考察する。
各国の歴史的背景の解説なども含め興味深くきかせていただいた。
講演後、質疑応答があり数名の方から質問がある。
これは質疑応答中のスナップ。
左から、仏語研究者の池田先生・トマトの重田さん・杣人の山川さん・
shino企画の篠崎さん、そうそうたるメンバーだ!
その後、休憩時間を利用して「オカリナデュオ響」のミニコンサート。
今回の演奏は、「翼をください」「埴生の宿」「見上げてごらん夜の星を」の3曲。
第2部は、英仏語翻訳家の高橋一徳さんの講演。
文字の無かった日本に漢字が伝来してから、万葉仮名に至までの考察から、
文明開化の時代を切口にして、福沢諭吉の事例をメインに、
欧米語の翻訳(解釈)と造語に関する講演だった。
高橋さんが用意してきたレジュメをもとにした講義だったのだが、
このレジュメが優れもの、講義のポイントが全て網羅されているので、感心してしまった。
ちなみに、今回のレジュメ見たい方は、ここをクリック!!
高橋さんの講演終了後、お茶会が開かれた。
今回の講演会、参加者は少なかったものの、
講演後の質疑応答・意見交換が活発に行われた事もあり、
なかなか良い会に参加させていただいたと思った。
ところで、「オカリナデュオ響」は、今回のオファーをもらってから当日まで、
スケジュールの調整が付かず、ミーティング・練習が一切出来なくて
当日も現地集合で選曲打合せだけで、リハーサルも無しという荒業!
講演に来ていただいた人達や、余先生・高橋さんに失礼は無かったかちょいと心配だ・・・