地球上の小さな日記

繰り返す毎日の中に埋もれてゆく小さく些細な記憶達を、忘れないように書いてます。だから・・・

あと○秒で震度6 あなたならどうする?〈R25〉

2005年10月10日 11時42分12秒 | 雑誌、記事
 震度6弱を記録した宮城県沖地震。実はこのとき、仙台市内に大きな揺れが到達する16秒前に、これを速報することに成功していたと言う。これは、気象庁が04年2月から試験運用を行っている「緊急地震速報」だ。現在、全国の民間企業や大学など役150施設に、試験的に提供されている。

 「構想は10年以上前からあり、通信環境や情報所理、地震学など技術の進歩によって実現しました。」と言うのは、気象庁地震火山部管理課。この情報は、地震波のP波(縦波)とS波(横波)の伝わる速度の違いを利用したもので、「被害を発生させる大きな揺れは、一般にS波によってもたらされます。P波のほうがS波より早く伝わるので、観測点に先に到達するP波のデータから震度やマグニチュード、遅れてくるS波による大きな揺れ(震度)や到達時刻を直ちに推定することで、大きな揺れの到達前にお知らせできるのです。」(同課)

 実際に「○秒後に地震発生」と聞いて、とっさにどう行動すればいいのだろうか。東京消防庁にコメントを求めると、「うちが話せるのは、中期的な地震対策と発生後どうするか、だけ。緊急地震速報が入っても、あと数秒では・・・。」(広報担当者)

 しかし、気象庁地震火山部管理課は、「地震の恐ろしさは、大きな揺れが突然襲ってくること。たとえわずかな時間でも事前に知ることが出来れば、運行中の列車を制御したり、エレベーターを最寄の階に停止して扉を開放できます。また各自の安全を図り、火の元を止めることも出来るでしょう。」と、今後の実用化に期待を寄せる。

 ただし、たった数秒間の地震波のデータから推定を行うため、情報の精度が十分でないことも。また、内陸直下で発生した地震の場合、震源の近くでは情報が揺れの後になるなど、限界があるという。

 やはり、地震対策で一番大切なのは、日頃からの備えと発生時における平常心ということか。「○秒後に震度6」・・・あなたなら、何をしますか?
〈10/7 R25より〉

震度6ではどこにいても危険な気がするから、とりあえず今のうちにどうするか考えておこう。我が家の場合、もし大地震が起きて帰宅難民になってしまったら、どうするかは考えてある。集合場所を決めてあるのだ。そこは広域避難場所になっているし、自宅からも職場からも徒歩圏内。それだけの決め事だけど、大事なことのような気がする。
 

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5 コメント

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トラックバック (hako)
2005-10-10 17:53:17
ありがとうございました。

数秒前でも 出来る事は沢山あるように思います。

是非 行政には 予知告知をして欲しいと願います。



家族で 避難場所・集合場所を決めていらっしゃる・・とても大切だと思います。

備えあれば憂いなし・・ですよね~
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備えあれば憂いなし! (masa)
2005-10-10 18:04:40
まさにその通りだと思います。もうすぐ東海、関東にも大地震が来るという話しだし、出来ることは今のうちにやりましょう。
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TBありがとうございました (ngallery)
2005-10-10 18:59:55
話題になっている仙台市に住んでいますが,短い時間だけど火を消したりドアを開けたり出来ますよ。先日の地震のときも揺れ始めてから結構落ち着いて出来ました。備えあれば憂いなしということで,水とか食べ物とかは用意しておいたほうが良いのかと思っています。
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間違いました (ngallery)
2005-10-10 19:00:55
コメントありがとうございました。

でした♪
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Unknown (masa)
2005-10-10 19:55:12
ngalleryさん、宮城県は最近地震が多いですよね。地震が起きて落ち着いていられるのはうらやましいですよ。神奈川県も先日震度5弱というのがありまして、もう大パニック!!これといって被害はありませんでしたが、知人や両親から電話やらメールやらで、もう大変でした。次は落ち着いていられるかな。
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