新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

4月5日 その2 トランプ・習近平会談と朝鮮半島情勢

2017-04-05 15:44:25 | コラム
文在寅氏が次期韓国大統領か:

この韓国最大野党の代表者が今や朴大統領の後を継いで新大統領となる最大の有力候補だと報じられている。文氏は「親北反日」だとも我が国では繰り返し報道されている。彼は当選の暁には「アメリカよりも北(DPRK)の金正恩に挨拶の行く」とまで言ったとか。

5日には、翌日のトランプ大統領と習近平の初の首脳会談を控えて、DPRKは予想通りと言うか何と言うべきか、ミサイルを発射したと大騒ぎである。金正恩というかDPRKに対してはこれまでも繰り返してUNのSecurity Counselの制裁決議などが発せられているが、当然のことながら「糠に釘」というか完全に無視されていたではないか。

だからこそ、トランプ大統領はフィナンシャルタイムスのインタビューで「中国がやラナイのであればアメリカが」と言ったばかりだ。そこに、この十分に予測されたミサイル発射だった。私は何度もトランプ大統領がやることは”unpredictable”だと指摘してきたが、事ここまでに及べば、何となくどころではなく”predictable”かとすら感じられるのは、誠に空恐ろしい事態ではないのか。

これらの一連のニュースを見ていた家人は言った。「韓国の人たちは不思議だ。親北反日の人物を大統領に選ぶということは、アメリカとの同盟関係も捨てて、自分たちよりも遙かに貧乏で食べ物もろくにないと言われているDPRKと一緒になる気かも知れないのだ。もしもなってしまったら、何の得があるのかと考えたことがないのか」のように。これだけではなく「この時期にまたミサイルを撃ってしまえばアメリカは本当に北を叩くのだろうかと心配になる。そんなことをされれば、彼らは苦し紛れに日本の米軍の基地にもミサイルを撃ってくるかも知れない。それが外れれば東京にも落ちはしないかと思ってしまう」とも言った。

まー、そんなところだろうが、その時期にあってもマスメディアは、ヤレ百条委員会がどうしたの、野党は記者会見で感情を爆発させた今村雅弘復興大臣(69歳、東大卒、初入閣)を野党が絶好のチャンスと捉えて国会で追及するだろうなどと暢気なことを言っている始末だ。一万歩譲って考えれば「我々が海外情勢を的確に伝えては、国民を不安に陥れるだろう」と配慮でもしたのかと考えている。

家内が言ったことを更に引き延ばせば、西ドイツが東西統一を達成した後では一時的にドイツ全体の経済が著しく停滞したという絶好の(悪しき)先例があった。韓国にはアメリカ留学を経験しMBAを取得した多くの富裕層というか大中小の財閥の子弟が数多くいるはずだ。彼らが西ドイツの先例を知らぬはずはない。だが、想像を逞しくすれば、そういう連中は既に安住の地であるアメリカに渡ってしまったか、その準備を終えているのかも知れない。

6日から始まるトランプ大統領と習近平との会談は、十分に神経を集中して見守るべきものだろうと思う。習近平はDPRKを如何に処置するかにも大いなる興味も関心があるが、朴大統領が一時あれほど接近した中国との関係は、THAADの韓国配備を巡って中国側が敢えて悪化させているかに見える。これらの諸点も見物である。

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