新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

3月25日 その2 籠池問題

2017-03-25 08:20:28 | コラム
安倍内閣は適切な野党とマスコミ対策を採って欲しい:

私は以前から「国会はこんな森友問題如きにかまけている時ではない、速やかに片付けて、極めて困難な時期にさしかかっている国際情勢に速やかに対応すべきだ」と主張してきた。それなのに、偏向した野党とマスコミは一昨日からあの大騒ぎで揚げ足取りに狂奔しているのには胸が悪くなる思いだ。

大体からして100万円だろうと何だろうと私立学校に寄付することの何処が悪いのか、私にはさっぱり解らない。しかも、その寄付があったかのごとくに言いふらし、証人として証言してしまった籠池泰典なる人物が密室で行われたと言うに及んで、それが国有地を安く売り渡したことに関わる証拠になると言い募る野党には本当に困ったものであると思う。彼らは安倍総理が「関わりがあったことが真実ならば、総理も議員も辞める」と大見得を切られたことにかこつけて、籠池泰典氏の証言に(安倍内閣打倒の?)絶好の機会を見い出したのだろうか。

私は事がこれだけに止まれば、政府は速やかに籠池氏を偽証罪で告訴すれば終わりだったと思うが、総理夫人:昭恵さんの自由奔放な活動と官僚の付き人がいたことが野党につけいる隙というか、取っ掛かりを与えたのだろうと思っている。後難を恐れずに言えば「安倍総理夫人・昭恵さんに行動の自由を与えたこと」は決して好ましいことではなかったのではないか。

上述のような決して大騒ぎになるような問題ではなかったにも拘わらず、野党とマスコミは昭恵夫人の行動と総理の大見得を絶好の安倍内閣打倒の機会と捉えたのだろう。貴重な国会の会期を無駄にさせる手段を採ってきたのだ。一部のマスコミが言うように、寄付の有無が悪魔の証明の如くになってしまった以上、総理も与党の何か思いきった形で対応されないと、風雲急を告げるかも知れない国際情勢に対応出来なくなる。それは我が国にとっても危機になりかねないのだ。

私はこの問題の芽が出てきた頃に「安倍総理はこの件の処理を誤ると、取り返しのつかないことになるのでは」との懸念を表明した。多くの方は否定されたが、どうもその心配が簡単に杞憂に終わりそうではないのが気懸かりなのである。


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