新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

英語のお話

2017-05-11 08:31:54 | コラム
英語ではこのように言う:

“takeの使い方”

解説)前回、”Do you take credit card?”は好ましくないという件を取り上げた。”take”には確かに「取る」という意味があるが、その単語の知識に引きずられていると、思いがけない間違いを犯すこともある。それは「コピーを取る」の場合には”to take a copy”ではなく”to run a copy”となるので要注意だ。尤も、その場の雰囲気次第では”Please run two sets of this document.”と言っても通じるだろうと思う。

“Take it easy.”という表現が戦後間もなくの頃に流行っていた記憶がある。これは未だアメリカ人(アメリカの兵隊さんの)の発音に慣れていなかった時期には「テキリーズ」のように聞こえていた。意味は「気楽にしろ」、「のんびりと行こう」、「落ち着こうぜ」と言ったところだが、別れの挨拶にも使う者もいた。何が言いたいかといって、コピーと同様に「取る」とはほど遠い意味で使われている点だ。

「タクシーを呼んで下さい」:
解説)これも何十年か前に間違いやすい英語の例に挙げられていた。即ち、ホテルなどでタクシーで出かけようとしてフロント(デスク)などに”Please call me a taxi.”と依頼ししたところ、”Yes, Hi, taxi.”と言われてしまったという笑えない笑い話だ。文字通りに「タクシーを呼んで下さい」となっているようだが、実際は「タクシーと呼んで」となっている辺りが英語の落とし穴かも知れない。

では、実際にこれを理解されるような英語にして見ろと言われると、結構な難問なのだ。先ず思い浮かんだのが”I need a taxi cab. Please call taxi cab office for me, please.”だったが、余りにもくどい。恐らく、”I need a taxi cab, please.”で彼らは理解するだろうと思う。本論から離れるが、アメリカだけを考えれば電話でタクシーを呼ばねばならないようなホテルはよほど辺鄙な田舎町にしかないと思うが。

現実には「タクシーを呼んでくれ」と依頼すれば”Where are you heading for, sir?”位は尋ねられるかも知れないと思うが。また、本筋から離れるが、アメリカでは先ず英語がまともに話せるタクシーの運転手さんに出会ったことがなかった。最も傑作だったのはシアトルで”wind shield”(=フロントガラスのこと)に”English spoken”という札をかけていたタクシーがいたことだった。

彼らタクシードライバーたちは英語が出来ないくらいなら未だ良い方で、異邦人と見るや遠回りして法外な料金を請求することがあるので要注意だ。その対策は、乗ったら直ちにありったけの英語単語を駆使して話しかけて「俺は英語も解るし、地理も心得ている」ところを見せることだ。また、多くのタクシードライバーは個人営業で、タクシー会社から車を借りているだけなので、我が国のように厳密にメーターに従って料金を取り立てないので、交渉の余地もある。だが、ここでは本当の英語による交渉能力が要求されるのだが。

「~は上手ではないので」:
解説)「~」のところに「英語」を入れるとすると、圧倒的多数の我が同胞は”English”を入れて”I cannot speak English very well.”のように文法的にも正しい英語で謙遜してしまうのだ。私は学校教育でこのような文章を教え込まれたのかと思っているが、これでは矛盾であってチャンと英語で話しているのである。私は真意は「英語で話すことは下手なので」か「英語は得手ではないので」と言いたいのだと思っている。

それならば”I am not so good at speaking English. So, I’m asking Abe-san to help me.”
のように素直に「通訳に助けて貰います」と言えば良いと考えている。これもかなりきちんとした英語なのだが。これよりもかなり上級の「英語で上手く意思を表現出来ないので」という表現には”I don’t know how to express myself well in English.”などというのがあるが、これだと「何だ、お主出来るではないか」となってしまって謙遜とは取られないだろうし、どんどん話しかけてこられる危険性が高い。

この例文に取り上げた”good at”を使った例をもう一つ挙げておこう。それは「この辺りの地理には詳しくないので」と言いたければ”I am not so good at the geography here in this area.”と言えば良いと思う。「地理」は文字通りに”geography”で良いところが面白いと思う。

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