新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

首位の座を守る

2017-07-01 09:41:28 | コラム
その座に到る努力とそこに止まることの大変さ:

このところ、安倍内閣と安倍総理にとっては悪材料が整いすぎたのか、何処かの誰かが意図的に整えたかの感が濃厚だ。いや、文藝春秋社などはその目的で記事を出しているのだろうとすら思ってしまう勢いだ。前川前文科事務次官は「頭角の意図はない」とは言っていたが、「コインの裏側」を見れば、その意図はは丸見えではないのか。

以前にも述べたことで、W社の我が事業部が日本市場最大の占有率(カタカナ語にすれば#1シェアーホールダー)を獲得した後におけるその地位を維持する大変さと苦しさと難しさは、事前に予想することも出来なかった困難なことだった。即ち、それに相応しい振る舞いと態度、品質を絶対に落とさない努力、偉そうな顔と言うか今流行の「どや顔」などで顧客に接してはならないこと等々は、そこに到って初めて解ったのだった。

私はスポーツの世界の公式な大会で優勝した経験がない(第3回国体では高校の部で準優勝)ので実感がないが、県下の小さな大会(と言うのもおかしな表現だが)では優勝したことがあった。しかし、優勝とは言わば瞬間的な感動だが、市場占有率第1位は長く続かせたいので、それに酔いしれている訳にはいかないのが優勝にはない難点であると、イヤと言うほど思い知らされた。

より具体的に言えば、市場も消費者も同業他社も我が方の一挙手一投足を事細かに見守っているのではないかというような疑心暗鬼にとらわれた時もあった。不安だった。また、お客様も同業他社も我が方の価格政策を常に注目しているので、市況や為替の動向を見誤ることなどは許されないのだ。このような辛さを経験して、competitorに落い着き追い越せの努力をしていた頃の方がよほど楽しかったと実感したのだった。

ここまで言いたいことは、長くその座に安住していれば何時かは何処かに緩みが出てくるし、緊張感も欠けてくるだろうことは容易に察知できたのだ。その点では「安倍一強」などとマスコミに形容されては、安倍総理が慢心されなくとも、既に多くの2回生とやらが起こした遺憾千万な事例が示すように、下々ではそこまでに駆け上がってきた苦労がないので、思い上がり現象と気の緩みが出てきたのだと思っている。

思い起こせば、当時の我が方の事業部の態勢は副社長以下、本部の10人にも満たない横一線で並んだ10人にも満たない部員と東京駐在の私が直接の担当者で、何百名もいる玉石混交の自民党の衆参両議院たちと比べれば統一が取れていて緊張感に溢れ、失言も失点も失態もなく#1の座を維持できいた。

第2次安倍内閣誕生以降は総理の指導力宜しきを得た上に、アベノミクスもそれなりの成果を上げてきた。確かにマスコミが言うように数の力を活かして政権は安定している。総理の多方面にわたる外交戦略も十分に効果を発揮し、あのトランプ大統領とも友好関係を築き上げられた。だが、「好事魔多し」の喩えもあるように、長期政権ともなれば閣僚にも与党内にも疲労も生じてくるものらしい。最近の出来事などは、如何に敏腕な菅官房長官といえども、これまでのように巧みには乗り切れていない感がある。

私が見るところでも、2回生問題という内憂もあれば、内閣を改造する度に問題を起こしやすい大臣を起用している嫌いがある。そこに村田某始め玉木、山野井、福山、小川等々の民進党の揚げ足取りの専門家連中につけ込む隙を与える結果になってしまったようだ。私は「発言の撤回」などはまるで無意味だと思う。いくら撤回しても、テレビで連日のように報道されては世界中に広まってしまうからだ。

私は昔は「大臣」というのは本当に偉い方だけがなるもので、清廉潔白、人格高潔、博学多識、品行方正、由緒正しき家系と家庭の方がなるものだと思っていた。現在のように滞貨一掃などとマスコミに揶揄されて、当選回数でなれる代物とは知らなかった。既にマスコミは内閣改造で起用されるだろう顔触れの予想が華やかだ。

私は内閣改造はするに越したことはないと思うし、8月などと悠長なことを言わずに、ASAP(可及的速やかに)で実行した方が良くはないかとすら考えている。そうでないと、反安倍内閣のメデイアは連日のように村田某の切り口上での悪口を嬉しそうに流し続けることだろうし、籠池夫人は如何にも自分たちが被害者であるかの如くに言い続け、マスコミはそれに飛びつくだろう。

事態はそれほど安倍内閣にとって不利なところに来てしまったような気がするのだ。マスメディアはあの民主党政権の時のような悪い夢を見たいと望んでいるとしか思えない。私は事態を見誤っているのだろうか?考えすぎなのだろうか。

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