新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

天皇陛下の譲位のご意向に思う

2016-11-08 08:19:43 | コラム
有識者5人から意見を聴取とは:

天皇陛下が所謂「生前退位」のご意向を示されてから、かなりな日数を経たと思う。私はそのご意向を受けて安倍内閣は速やかに行動を起こして、そこに向かって行くのかと勝手に思い込んでいた。だが、安倍総理はこの件の処理を急がないような考えを表明し、速やかには進めようがない種々の法的根拠も説明されていた。そこには確かに「その通り」かと思わせてくれるものがあった。

すると、この件に関しても例によって「有識者会議」が設けられて「えっつ、その人が何で」と、私が受け止めてしまった人まで入っていた。そして何回か会議が開かれていたようだったが、今回はまた別な(のだろう)5人の有識者からの意見聴取が行われたようで、賛否両論があったと報じられていた。私はここに至って「どういうことなのか」と良く解らなくなってしまった。

それは天皇陛下ご高齢になられ(ではあるが、当方は畏れ多くも陛下の1学年上である)多くの難病を経験された結果で、数多いご公務を消化するのが難しくなってきた現状をお考えになって「譲位」(産経新聞が使い始めた熟語であり、私はこの方に共感出来るので)をお考えになった以上、政府は可及的速やかにその通りになるように法的な整備等を進めるものだと思っていた。

ところが昨日の聴聞会(ヒアリングを和訳したつもりだ)では平川祐弘元東大教授は「摂政で良いのでは」との意見を述べられた由であり、反対の意見を述べた有識者も2人おられたそうだった。ここまで来て、私はまた」もや理解不能に陥ったのだった。それは陛下のご意向は民間の有識者等の意見を基にしてその「可否」を決めるような性質だったのかと、あらためて教えられ解釈したからだった。

現行憲法の下では陛下は「象徴天皇」であらせられるので、そのご即位は兎も角、ことが譲位となると有識者の意見を聞いてからでないとことが進まないような仕組みなのかと読まざるを得なかったのである。私はもとより法律には暗く、その方面には何らの知識はない。だが、こういう進め方をする案件だったのかと、やや驚いているのだ。

陛下はこと心臓関連の疾患では私とは異なって外科的手術を受けておられたし、前立腺の手術もご経験済みだ。そういう条件下で私と同じ年齢層でありながら、あれほど連日連夜ご公務をこなされては、それが身体的にもどれほどの負担になっているかは容易に想像が出来る。陛下よりも遙かに気楽な日常を過ごしている私には、最早定期的というか日常的に公式な行事をこなそうという意欲もなければ、そういうことを考えてもいない。

それどころではない、何時4度目の心筋梗塞が発作が襲ってくるか、心不全が再発しないかと、常に警戒を怠らない生活をしているのである。当人の感覚では毎日が綱渡りなのだ。言いたいことは、引退している私がこれほど恐れているのだから、「陛下のご負担を軽減して差し上げる方法を考えるのが、内閣の急務ではないのか」なのである。皇室典範等々の法律的なことも重大だろうが、私は事は人命に関する案件ではないのかと思うのだが。私は間違っているだろうか。
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