新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

ICT化とAIの向こうに何が待っているのか

2017-07-13 10:14:01 | コラム
システムがダウンして:

11日の朝10時丁度に国立国際医療研究センター病院(NCGM)の再来受付機にチェックインして、診療予定表兼会計票を持って3階の循環器内科の外来に向かった。だが、何となく様子が変なのでよく見れば、受付番号を表示して次に診察される患者(様)を呼び出すとともに、その後に呼ばれる複数の患者の番号を表示するディスプレーが真っ黒で「システムの不具合で調整中」との張り紙がされて、やや混乱の様子だった。

私はこうやってPCに依存して送受信し、検索も出来る便利さを味わっている。だが、この文明の利器には屡々「これは何だ!」と悩まされる現象というか不具合が生じる。2006年頃だったか、2台目のPCを設定する為に運んできたBカメラの外注先のサービスマンは「これが精密機械である以上、欠陥品ではないと言う保証は出来ないので、その点をご承知置き下さい」と言ったのが忘れられない。

そこで、受付の事務の女性の当方の受付票とその番号を検索して貰うと(このシステムは稼働していた)、14人待ちで最短でも1時間待ちと告げられた。この表示システムは、思うに再来受付機に診察券を入れると予約時刻と来院の時刻に合わせて順番を決めているようだが、その他には種々の検査の結果が出ているかいないかにも影響されるようだ。因みに、私の予約時刻は10:30だった。

結果的にはシステムは10:20分頃には回復したが、私が呼ばれたのは受付の予測通りの11時半過ぎだった。そこで主治医に申し上げたことは、

「この程度のシステムの不具合では人畜無害だが、目下多くの自動車メーカーが追及している自動運転のソフトというのかアプリケーションなのか知らないが、こういうシステムが走行中にでも不具合が生じれば大変なことになるだろうし、、そういうシステムに侵入しようという不逞の輩が現れはしないかと、デイジタルデイバイド時代を過ごしてきた私のような者には想像もつかない時代が来るのではないかと不安だ」

だった。先生も特に異論は唱えられなかった。

また、この長い待ち時間の間に最新(なのだろう)NEWSWEEKの日本語版を買って読んでいれば、そこには「AIが奪う仕事、AIが創り出す未来」というカバーストーリーがあったので、このディスプレーのダウンが一層印象的だった。NCGMも家内がお世話になった東京山手メデイカルセンターでも事務のICT化が進んできている。その事務の中には機械化は言うに及ばず、AIに任せても済むような仕事が多いと思う。

だが、如何に人手不足の時代ではあっても、あれほど多くの高齢の患者が多ければ、ICT化に対応して貰う為の補助要員を何時までも各部署に配置しておかねば、混乱が生じることは必定だろう。話は違うが、現に大手の回転寿司・Hでは受付にはロボットが設置されているし、注文もタッチパネル化されている。某商社の社食の皿にはチェックアウトを簡素化するべくICチップが埋め込まれている。

落語の落ちに「この行く末は何になるらん」、「貂になるだろう(だったか?)」というのがあったが、ICT化とAIの行く末には何が待っているのだろうか?当方はスマートフォンすら持っていないのだが。


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