詩と小説の部屋 PANGEA

詩」とは魂の歌です。http://space.geocities.jp/pangeajournal/

痛み貯金

2012-02-04 01:43:19 | Weblog
その夜
喘息だった私は這いつくばって息をした
一生懸命息をした
息を吸って吐くことは重労働だった
一晩中 すって、はいて。

あの日
アフリカの直射日光の下で
私たちはその三キロを歩いた
荷物の重みで地面に吸いつきたがる足ではなく
前を見て
終わりを夢見て

そのキャンプの真夜中
生理痛でのたうちまわりながら
痛み止めを買いに走る夢と真の間をさまよいながら
一人息を潜めて
頭を枕に沈めて
明け方までの三時間が永遠に続くと思った

その
いたかった体の記憶は
まるでなにか価値あるすばらしいもののように
私の金庫で自由になるのを待っている。

食べて寝てのんびり生をむさぼっていると
貯金が減っているぞと
私の体が軋みはじめる
















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かれらのトキ

2011-12-11 02:24:01 | Weblog
Et la vie s'est passée trop vite pour eux.
Ils n'ont pas posé de questions.
Et pour nous,
ça devient plus en plus vite,
Avant qu'on puisse poser d'autres questions.
Personne ne prend une décision,
ceux qui pense en faire
entre la désire et le retenu de ses traditions,
Choient entre la terre et le ciel
mais jamais hors de ce monde 3D
Et toi..
Quelle vitesse as-tu pour désigner cela?

かれらのトキはあっというまにすぎたから
いきかたうんぬんかんぬんいうまもなく
わたしたちのトキはますますどんどん
はやくなってく
しつもんするまもなく
だれもなにもきめるまもなく
じぶんのいきかたをきめられるとおもっているのは
いつも情熱と伝統とのあいだで
地面と天国のあいだで
それでも3Dの世界からぬけられずにいる
そしてあなたは
どんなはやさでこれをみつめているのだろう

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無題

2011-10-29 01:24:02 | Weblog
et
le fait que j'ai aimé
et j'étais aussi emporté
par mes propre image de la future
heureuse
m'a cassé.
et
le fait que je m'ai imaginé dans un autre monde
avec d'autres gens
avec un autre façon de vivre
m'a cassé.


そして
愛したことで
そしてその私の自分自身の
幸せな未来の像にながされていったことが
私をぶちこわした

そして
私が私をまったく違った世界に
まったく違った人々と一緒に
そしてまったくちがった生き方の中に
もいちどつくりなおそうとしたことが
私をぶちこわした
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「カクコト」ノススメ

2011-09-29 00:38:39 | Weblog
しばらくものを書かないでいたら
・・・いや何かしら書いていたのだけれど
大事なことをぬきに
人を納得させるためだけの
「書くためのもの」を書き続けていたら
自分の輪郭までぼやけてきた

「カクコト」は
なにかあったことを単に書き記すことだけじゃなく
その「カクコト」で自分の中身を見えるところに出して
もいちど見て
やっぱりへんだ
とか
やっぱりそうだったか
とか
そうじゃないじゃないか
とか
考えることだ。

「カクコト」は
自分からぬけだして
もう一人の自分になって
必死に走ったり
ズル休みしたりしている
ミニチュアの自分を
とおくとおくから見て
自分の歩いている道を見て
もう一度
地ならし掃除してみることだ。

だから
「カクコト」にはテクニックが必要だ。
それは学校では教えてくれないかもしれないが
辞書も文法書もいらないが
その
書いてる自分さえ彼方に遠のけて
「自分」と書いたあと
それが一体なんだったかすら忘れるくらいの
とおいとおいとおい
ところから書くのだ。

それでいて
一文字一文字に
一本一本の線に
今と今まで生きてきた全ての人の
生きた瞬間が繰り返されるような
重みを持って書くのだ。
そしてそれらの瞬間が
今この時この瞬間であるかのように
自分自身の
愛の物語を書くのだ。

「カクコト」は難しい。
「カクコト」はかったるい。
だから
休憩したつもりで筆を止めると
そのまま
次の行をいつどこから始めたらいいのか
すっかり分からなくなって
そのまま
休憩してしまうのだ。

「カクコト」は生きることだ。
だから「カクコト」ノススメ


Ca fait un peu de moment que j’ai arrêté d’« écrire »
… ou j’écrivais
mais sans toucher à des choses importantes,
Pour faire dire OUI aux gens,
J’écrivais, juste pour écrire
Et ainsi j’ai perdu un peu ma propre « lettre »

« écrire » n’est pas juste décrire ce qui s’est passé
Mais c’est de sortir le contenu de « Moi » à l’extérieur de « Moi »
Pour l’observer
en miniature
Et se rendre compte que
… Ce « Moi » étais étrange
Ou …ce « Moi » n'étais pas comme ce que je pensais
Ou …ce « Moi » ne devais absolument pas être comme ça!

« Ecrire » est de sortir de ce « Moi » et
Devenir un autre Moi
Pour regarder ce petit « Moi » qui « suis » en train de courir
Ou « suis » en train de tricher et de se reposer
Pour regarder le chemin où se passe ce petit « Moi »
Pour y passer un coup de balai

Ecrire, ça demande une technique
ce que n’on t’apprend pas à l’école
... On n’a pas besoin de dictionnaire ni de manuel de grammaire

On a besoin juste un énorme distance,
Pour oublier qui était enfin « Moi »
Aller hors de tous ces mémoires pour aller
Encore loin, loin, loin.
Pour y être un "autre"

On a besoin de l’autre côté, une proximité
Qui permet d’habiter dans chaque caractère, dans chaque ligne
Avec un pesanteur de tous les hommes, connus ou inconnus, morts ou vivants,
Qui ont vécu ou qui vie ou qui vivront
depuis la création du monde jusqu'à la fin de celui-ci
(car c'est eux qui liront)
… Et ce poids de l’univers comme Ma propre histoire d’amour

C’est facile d'écrire mais difficile de vraiment "écrire"
C’est fatiguant.
Et donc on fait une petite pose,
Et cette pose peut durer des siècles,
Sans savoir d’où on peut recommencer la prochaine ligne

« Ecrire » c’est vivre,
Et Écrivons donc! comme on peser le poids de notre vie






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幼児期のこと

2011-08-13 00:38:44 | Weblog
私が子供だった日

そのひとは
私をキビシイ顔で見て
イキルノハタタカイダと言った。
だれが
なんのために
なにをもとめて
どこへいくために
なにかをまもるために
なにを
だれを

そのひとは
私をやさしい顔で見て
せかいはあいでみちていると言った。
うでのなかで
みあげる二つの目と
どこかとおい遠い世界の何処かで
おなじように誰かのうでの中で
そのだれかの顔を
見上げている二つの目と

その人は
私を見ないで
生は死までの旅路だといった。
何かをなすとしたら
どっちにしろ置き去りにする功績なら
一番道のどまんなかに
しっかり目に付く印を残して
旅立つんだと

その人は
私の後ろから
たのしけりゃいいじゃんといった。
その日その時その場所でめいっぱい生きるのが
幸せになる方法だと

その日私は
鏡に写った自分自身を見つめて
それがまるでどうでもいい
くだらないもののようにおもったり
まるで世界中の重さを背負っている宝のように
おもったりするのはきっと
私には
見えていないものがきっとたくさんあるからだと
そう思った。

その私は
私を見て
死んだら存在がなくなるとはおもわない。
存在はきっともっと全然ちがうものだ
と言ったように思う。

それから私は
眩しい日向に出て
景色が蛍光色にみえてくるまで
蟻が列になって
セミの死骸を運んでいくのを見ていた

ずっとずっと。


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la vague 波

2011-07-08 00:51:35 | Weblog
La vague m’importait mais je souhaitais que la mer soit
Une terre solide

その波は私をさらっていったが 
私は海がしっかりとした大地だったら
と願った

La mer restait la mer
Et la vague, très salée
Plus qu’autres fois
Me tuait
Tuait toutes mes désirs
Douces

海は海にとどまって
塩辛い波は
いまになく塩辛い波は
私の甘い夢たちを暗殺して

Mes rêves doux
Car, les douleurs

暗殺して
痛みゆえ

Et les douleurs m’ont apprit à être une sirène

そして痛みは私を人魚に変える

vivant en isolement
Dans les roches qui s’arrangent au fond d’océan
Pour manger des voyageurs innocents

海の底の岩と孤独の合間合間に住んで
罪なき旅人達を食べる

Au même rythme que le battement de cœur
De ce même océan

その同じ海の心臓のリズムと一緒に

Et le temps
Si existe…

そして時間が
もし存在するとしたら

Ou l’absence de temps
Dans cette mer perdue

それとも時間の不在が。
その迷子になった海
の中で
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時代 

2011-05-27 23:49:27 | Weblog
わたしたちがうまれたのは
歴史も法も人も心もあやふやな
ひとりひとりがひとりひとりの
運命をにぎっているとおもっている
時代かもしれなくて

いつかあったはずの黄金時代か
いつかくるかもしれないメシアを夢見ながら
すれちがいづづけるコミュニケーションを信じている

「自給自足」と「自立無縁」が
「愛されるために愛してる」といっしょになって
楽しむために生きているひとりひとりを満たすとき
一瞬の喜びのための犠牲者と
一人でセックスするためのマニュアルを
さがす人々があふれる

心と魂
体と脳みそに
病気がひろがるとき
ありのまんまにいすわりたがり
「ここ、いまこのとき」ですべてが終わる
と信じるひとびとに

生きる悲しみは
生まれるときのよろこびにはじまって

。。。だれがしっているだろう?


On est né dans l’époque
où il n’y a ni loi ni histoire, ni homme, ni foi.
Où chacun se croit être son propre maître
En rêvant « la grande époque » du passé
ou « le messie » dans la future proche
… Les communications non-réciproques
Quand « l’autosuffisance » et « aimer pour être aimé »
Règlent les sentiments de ceux qui se font plaisir,
… les peuples qui cherchent les victimes de leur joie éphémère
et le mode d’emploi pour se faire l’amour tout seul.
La maladie de « cœur » et d’ « âme »
celle de corps et de cerveau diffuse
auprès de ceux qui veulent rester dans sa présence
Sans effort ni espoir
Le monde s’arrête pour eux « ici et maintenant »
Sans connaître la vraie épaisseur de la présence
Le malheur de vivre commence par la joie de naissance

Qui sait ?
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歌 一千の神の名

2011-05-15 00:09:27 | Weblog


君を思うムネがひっくりかえって
この世の最後のトランペットを聞いてる

何も信じてなかったぼくの信仰心のかけらに
君の涙だけがひかってた

今日も明日も明後日も
なにも変わらない日々
灰色の雲に未来の虹描きつづけて

なにかがはじけとぶのを
期待してた
きっと
君の目に孤独を見出すまで

一千の神の名を唱えるより
今目の前の光をだきしめたい
君がここにこうして瞬きしてることが
一億の偶然の結晶だから

君を思う心が沈黙にうめいて
この世の最後のソラの青さを恨んでる

何かによりすがっていたぼくの自尊心の鏡に
きみのうしろだけがうつってた

今日も明日も明後日も
なんの変哲もない日々
灰色の雲に未来の虹描きづづけて

なにかがはじけとぶのを
予感してた
きっと
君の目に孤独を見出してから

一千の神の名を唱えるより
今目の前の光をだきしめたい
君がここにこうして瞬きしてることが
一億の偶然の結晶だから

はてしない暗闇恐れるより
この一瞬を思い切り愛したい
君がここにこうして瞬きしてることが
たった一つの運命の証だから

(リフレイン)

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ソラ

2011-04-02 10:38:50 | Weblog
アフリカの大地に沈んでいく太陽を見るとき
自分の無知を思う
「大きな人間になりたい」と祈ったこどもの日
あの願いは私の中でいまも満たされぬまま
くすぶっている

ダカールへ向かうセットプラスの中
窓辺に寄ってくる売り子もまばらになる夕暮れ
光るオレンジと
ビビットピンクに縁どられた雲が
マーブルブルーの空を飾って
私は何かもっと意味のあるものだったはずなのだが

信仰心は私を救ったか
見えない来世と死ぬときの苦しみを考える
リアリティの無いまま

ぼーっとした思いで
流されていく家や車や人を見ていた一昨日の昼
現実とも思えない黒い波が家々をさらってゆく

チエス市を過ぎるとき人だかりの中
倒れている二人の男 バイク事故

走ったり
踊ったり歌ったり
笑ったり苦しんだりできる
生はみじかい

短いことも分からないほど
私は生きるようで生きていなかった
あなたを思う
かいなく

私は空の色が変わることすら忘れていた。

2011年3月14日 ダカール
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カフカ

2011-03-03 01:13:17 | Weblog
きがついたら
あなたは
わたしのまったくしらない
あなたになっていて

それは
あなたがかわってしまった
のではなく
それは
あなたをみる
わたしが
かわったから

きがついたら
あなたは
わたしのような
かおをしていて
わたしのような
くちごたえをしていて
わたしのような
うそをついてる

わたしは
あなたのような
わたしになっていて
あなたのように
がんこに
たべたことあるものだけを
たべたがってて
いったことあるとこだけに
いきたがってて
もうしってることだけを
しりたがってる

きがついたら


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