飽くことなし
遠い遠い彼方に・・・
存在するある記憶
本当に一瞬の出来事で
しかも突然の出来事で
そのときも
今でも
同じように
夢の中のような記憶
そんなことが起ころうとは 思いもしなかった
起こった後も 何が何だかわからなった
でもあとから胸がどきどきして しかたがなかった
あんなことで こんなに
心を高揚させるとは思わなかった
このときの感覚は
ながい ながい ながい間
私の心の奥深くにあり
今でもそれは存在し 蘇ってくる
半年ぐらい前だったか
記憶が再現された夢をみた
私は飽くことを知らなかった
どこまでも強く
どこまでも深く
それを望み 欲し続けていた
2011年6月記