朝日杯3歳ステークスは陣営の強い思いが乗ったレースであった。
前走でマルゼンスキーに悪いことをしたと持っている陣営、そうして、苦い思いをさせられそうになった相手ヒシスピードとの再戦。
とにかく、マルゼンスキー陣営にとっては負けられない一戦だったのである。
この一戦だけは、脚の故障を危惧しつつも、出来うる範囲で本気で仕上げたのである。
とはいえ、それでも9分程度の仕上げであったと言われているが・・・
これがその朝日杯3歳ステークス
Maruzensky-Asahihai
2着ヒシスピードにおよそ13馬身差の大差勝ち。
前走でマルゼンスキーを敗れるかもしれない・・・と夢を見たヒシスピードの鞍上、小島太騎手はマルゼンスキーを次のように言った。
「バケモノだ・・・」
ちなみに持ったままで1'34"4という驚異的な日本レコード。3歳(現2歳)馬としては、以降14年も破られることのないレコードを樹立したのである。ちなみに一部の専門家は、ここで
「本気で追っていたらあと2秒はタイムが縮まっていたであろう」
と言っている。
近代競馬において、それも主要な距離のレコードが14年も破られないと言うのは異常としか言いようがない。それも、負け惜しみと違い、レコードで勝ったにも関わらず、専門化に「本気で追っていたら・・・」と言わせる馬など他に見たことも聞いた事もない。
(でも本気で追っていたら、サイレンススズカのようになっていただろうなぁ・・・と筆者は思う。テキもヤネもその辺をしっかり分かっていて、今こうしてマルゼンスキーについて語れることは本当に良かった・・・。)
更に言うと、マルゼンスキーが凄いのは逃馬であり、自分でペースを作って自分でレコードを出しているところなのである。ペースも他の馬も展開も何もかも関係なく、ただ誰もついてくることができないだけ・・・それで勝ってしまう・・・というのが凄いのである。
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前走でマルゼンスキーに悪いことをしたと持っている陣営、そうして、苦い思いをさせられそうになった相手ヒシスピードとの再戦。
とにかく、マルゼンスキー陣営にとっては負けられない一戦だったのである。
この一戦だけは、脚の故障を危惧しつつも、出来うる範囲で本気で仕上げたのである。
とはいえ、それでも9分程度の仕上げであったと言われているが・・・
これがその朝日杯3歳ステークス
Maruzensky-Asahihai
2着ヒシスピードにおよそ13馬身差の大差勝ち。
前走でマルゼンスキーを敗れるかもしれない・・・と夢を見たヒシスピードの鞍上、小島太騎手はマルゼンスキーを次のように言った。
「バケモノだ・・・」
ちなみに持ったままで1'34"4という驚異的な日本レコード。3歳(現2歳)馬としては、以降14年も破られることのないレコードを樹立したのである。ちなみに一部の専門家は、ここで
「本気で追っていたらあと2秒はタイムが縮まっていたであろう」
と言っている。
近代競馬において、それも主要な距離のレコードが14年も破られないと言うのは異常としか言いようがない。それも、負け惜しみと違い、レコードで勝ったにも関わらず、専門化に「本気で追っていたら・・・」と言わせる馬など他に見たことも聞いた事もない。
(でも本気で追っていたら、サイレンススズカのようになっていただろうなぁ・・・と筆者は思う。テキもヤネもその辺をしっかり分かっていて、今こうしてマルゼンスキーについて語れることは本当に良かった・・・。)
更に言うと、マルゼンスキーが凄いのは逃馬であり、自分でペースを作って自分でレコードを出しているところなのである。ペースも他の馬も展開も何もかも関係なく、ただ誰もついてくることができないだけ・・・それで勝ってしまう・・・というのが凄いのである。
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