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函館・あさひ小 特別授業

2010-02-19 11:33:54 | 日記

2010年(平成22年)2月12日
函館市立あさひ小学校において、5年生を対象とした
お茶の授業をおこないました。

その様子を、北海道新聞みなみ風、函館新聞の紙面にて
紹介してくれました。

 

北海道新聞(夕刊) 地域情報版 第3918号  みなみ風
2010年(平成22年)2月18日(木曜日)

 

        

 

渋くて甘いお茶の味

函館・あさひ小 特別授業で魅力学ぶ

 

 函館・あさひ小(大森町)で12日、お茶をテーマにした特別授業が行われ、5年生45人が茶の魅力やたて方を学んだ。

 同校では2年前から、児童の保護者で丸山園茶舗社長の井ケ田嗣治さんを招き、お茶の授業を実施している。

 井ケ田さんはまず、粉茶の種類や茶の奥深さなどを説明。続いて実演に入り、茶つぼの中から抹茶の原料「碾茶」を取り出し、石臼ですりつぶしていった。井ケ田さんが抹茶の粉を多くして作る「濃茶」を練ると、児童は「いいにおい」と口々に言い、興味津々の様子だった。井ケ田さんは「お茶は確かに苦いし、渋い。でもその中に、甘みがあることを覚えておいてください」と語りかけた。

 この後、児童は「抹茶をこす」「お茶をたてる」「飲む」の3グループに分かれ、順繰りに担当しながらお茶会を楽しんだ。濃茶を練った津幡尚良君は「緊張しました。濃茶は思ったより苦くなかった」と話していた。

 

 

 函館新聞 第4651号
2010年(平成22年)2月13日(土曜日)

           

 

あさひ小児童お茶を学ぶ

 

 函館あさひ小学校の5年生45人が12日、特別授業として丸山園社長(函館)の井ケ田嗣治さん(42)からお茶について学んだ。児童は抹茶を味わい、茶せんを使ってお茶をたてる日本文化を体験した。

 自国の伝統文化を学ぼうと保護者でもある井ケ田さんを講師に招いた。井ケ田さんは抹茶の前の状態である茶の葉「碾茶(てんちゃ)」を石臼で引いてみせた後、抹茶で濃茶をたてて児童に味見させた。井ケ田さんは「お茶は苦いし渋いが甘みがある。この感覚がいつか分かれば」と話していた。その後、児童は薄茶をたてる作法に挑戦した。

 山岸莉子さん(11)は「抹茶は苦かったけど後から甘い感じがした」と笑顔。「苦み」を味わった子どもたちは少し大人になったかも。 

 

 

丸山園茶舗公式ホームページ→http://www.maruyamaen.co.jp/

 

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立待岬 その6 函館選抜の仲間

2010-02-08 14:55:57 | 日記

2008年 4月23日北海道新聞(夕刊) 地域情報版第3386号

 

函館選抜の仲間

 

  三月下旬、恵庭市総合体育館と野幌総合運動公園総合体育館を会場に、第二十一回北海道ミニバスケットボール地区選抜新人大会が開催された。この大会は、北海道バスケットボール協会強化委員会が「一人でも多くの選手に全道規模の大会を経験させ、バスケットボールを楽しみ、生涯スポーツとして続けてほしい」という願いから設けられた大会で、保護者として参加する機会を得た。

 

 競技は本質的に勝負ごとであるが、戦争と競技が決定的に違う点は、敵対者ではなく、自分たちが競技生活を成立させてくれる大切な存在で、特に選手権大会でない教育的大会では友だちをつくるチャンスである。

 

 子どもたちの練習を見ながら、私のヨット競技運営の師でソウルオリンピックのヨット競技監督を務めた方の「オリンピックに参加する選手の指導の中心は基本練習だ」という言葉を思い出した。「ひとつひとつの基本を完全にマスターし、技術を積み重ねていくことだ。自分がその気にならなければ上達しないことで、指導者から適切なアドバイスを受けた内容を子どもが今の自分にとって基本の何が必要かを考える努力が求められる。また、指導される立場として、いろいろな形で監督やコーチ、OBやOG等の指導にかかわり合いをもつことが多くなる。例えば友だちによって性格、くせに差があるように指導者にも差があり、基本になる技術や方針に違いがあることは問題となるが、実際の指導では、戦術や戦略面については、経験によって各種の考え方に違いがあることは間違いではなくいろいろなケースの一例として覚えておくことが、将来の判断材料として役立つことを理解しておかなくてはならない」という言葉だった。

 

 大会での夕食時の話題で、子どもを指導してもらう以上は、理解して委ねることがポイントだと話が盛り上がり選抜大会を通して知り合えた保護者の方々と交流する時間を過ごすことができた。

 

 この函館選抜で学び得た内容を、どうかそれぞれのチームの仲間へ伝えれほしい。チームのために還元し、次に会う時は勝負ごとは勝負だが、交流が深まることを願うものである。

 

 

hakodate いげた つぐはる

丸山園茶舗公式ホームページ→http://www.maruyamaen.co.jp/

 

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立待岬 その5  国際海洋都市

2010-01-30 10:53:47 | 日記

2008年(平成20年)3月5日(水曜日)
北海道新聞(夕刊)地域情報版 みなみ風 第3345号

 

「国際海洋都市」

 

 函館港の歴史を書物で見ると、鎌倉末期には北陸地方から函館東部海岸のコンブを求め商船が、室町時代には毎年三回、若狭から商船が入出港したと記録がある。当時から巴状の深い入り江で地形的に恵まれた函館港は「綱しらずの港」と呼ばれ、船をつなぎとめるための綱がなくても安定している天然の良港として親しまれた。

 

 今年は洞爺湖サミットが北海道で開かれる。地球にやさしい生活が話題となり議論されるのだろうが、自然の管理下で実は生きていることを問われているのではと思う。.

 

 来年は安政六年(1859年)六月二日(太陽暦七月一日)に修好通商条約を結び、海外との交流の舞台として西洋文化をいち早く取り入れることとなった函館港の開港から百五十年を迎える。記念行事の一つとして、自然の力である風を受けて帆走する子どもたちのヨット大会受け入れの準備をしている。

 

 残念なことに函館にはジュニアセーラーを迎え入れる環境になく、大規模な大会を開くのはなかなか難しい。しかし、数年かけて準備し可能性を探ってきた。摩周丸前のレース海面へ安全に移動できる函館駅前周辺岸壁を会場とし、利用可能な市の建物をゲストルームに使用。発着の斜路が無いため、冬のイベントでもみの木を飾るはしけに水を注入し、沈めて海面ぎりぎりに設営してもらえる協賛を富士サルベージから頂いた。この協賛が決めてとなって、受け入れが決定した。感謝、感謝である。

 

 函館海上保安部からも賛同を得て来年八月八日、九日の開催で本格的に準備を始めた。可能性を求め、発想を変えて取り組んでくれた関係者の努力のたまものである。海洋水産都市・函館で、帆走技術を身に付ける教育を取り入れてはどうだろうか。風に限らず自然の力を活用する街へと発展する入り口になる。

 

 今回のサミットをきっかけに、函館が世界の子どもたちが笑顔で、安心して、安全に帆走技術を学び、成長し合える国際海洋都市になってほしい。

 

 

 hakodate いげた つぐはる

丸山園茶舗公式ホームページ→http://www.maruyamaen.co.jp/

 

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お茶と帆船と体験学習

2010-01-27 17:44:04 | 日記

はこだてに経済情報誌 日刊政経という有名な情報誌があります。
毎年、正月と夏の二回 函館で活躍されている方々の文章デ綴る特集号があります。

なんとこんな私に原稿の依頼があって、とも名誉なことです。
が、やはり、場違いのようなでお断りをしたのですが、日刊政経社の菅野社長が選んで依頼したのだから逆に失礼になると、担当記者とのやりとりがありました。

これは2009年 新春特集号 に寄せたものを少々手直したものです。

 

          

 

「お茶と帆船と体験学習」

 

 

 函館港の開港から150年を迎える。この夏、記念行事の一つとして、
8月8日・9日、函館港内を会場に自然の力である風を受けて帆走する
子どもたちのヨットレースを開催するための準備を進めている。

 お茶と帆走は深い関係があって、その昔、蒸気船が主流になる19世紀後半までは、国際輸送の主役は、風を動力をして航行する帆船であった。
私の生業である茶の流通に、陸路で広がった一般的に「チャ」の呼び方と、海路で広がった一般的に「ティー」の呼び方がある。

海上輸送では、東洋の主要な港から船で西洋へ茶の輸出が盛んな時代があった。西洋への輸出といえば紅茶をイメージされることと思うが、はじめの頃は緑茶であった。
当時は緑茶の鮮度を保つための冷蔵庫や荷物室が船内に完備されていたとは想像できず、そのために運送日数を縮めることが求められたことだろう。つまり、輸送中の茶の変質を抑えることが高速運搬能力向上の重要な要素といえる。
この19世紀に登場したのが、クリッパー「快走帆船」といわれ、オーストラリア、中国、アメリカ、イギリスの間を結んだ貿易で、航海日数の短縮をめざし、いかに速く航海するかスピードレースが繰り広げられたという。茶では「ティー・クリッパー」と称する、カティ・サーク号とサーモピレー号のティーレースが有名で、茶に関する本にも紹介されている。

 

 海洋水産都市、函館での帆走レースには歴史があると聞いている。
お茶屋の私が準備を進めている帆走競技は縁のあることで、開港150周年記念連携事業のジュニアヨットレースが意味ある大会になることを願っている。

 

 「ヨット」と耳にすると贅沢なものと一般には思われるだろう。しかし、「帆走する技術を身に付ける」としてはいかがだろうか。
世に言う地球にやさしい自然エネルギーを動力とする手段である。これを海洋水産としの教育に組み入れてはどうだろうか。

 

 私が行き掛り上、引継いだ函館ジュニアヨットスクール、函館ヨットスポーツ少年団(函館ジュニアヨットスクールは精算業務が2009年 秋に終了し閉校致しました)には、活動が出来なく解散となった海洋少年団の練習艇で多数の子どもが力を合わせて漕ぐカッターが2艇あり、現在は陸にあがり利用されるのを待っている。以前から、このカッターを教材として利用出来ないものか考えていた。数年前、実際に帆走テストをした。

 

 発想の転換と、周囲から馬鹿にされても実行で、工事現場等で足場等に使用される単カンと呼ばれる鉄の棒を、船首側は短く、船尾側は長くして2本立て、ロープで固定してマストとし、セール(風を受ける帆)は、花見などの敷物で活躍する青シートを使った。実際に帆走するのである。他に傘を使って風を受ける方法もある。ヨット特有の風が吹いている方向へジクザクに走る場合は、両舷に板を取り付けることで横流れを防ぎ前方へなんとか帆走するのである。

 

 今あるモノを最大限に生かすことに知恵をしぼることが必要と私は実感している。

 

 この艇を生かすことも海洋都市の役目と思うが、この艇を使用には安全上のきまりは強制さざるを得ないが、設計から、製帆・組立・帆走と自由発想の体験プログラムが計画できる可能性も今ならまだある。

 

海の街にいる子どもたちにとって、特に巴状の天然の良港として呼ばれる函館港は、最高の教材であって、函館海上保安部をはじめとする関係各位の安全体制の確保、資金面などの全面協力をえられるならば、海洋都市の学校教育を実践する都市として函館市は注目をあびるかもしれない。

 ポンツーンや、カッター等が産業廃棄物になる前に活用してほしいと私は心から願っている。

丸山園茶舗
井ヶ田 嗣治

 

hakodate いげた つぐはる

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立待岬 その4  「ことば」の重み

2010-01-25 13:13:18 | 日記

2007年(平成19)12月26日(水曜日)
「北海道新聞(夕刊)地域情報版 みなみ風 第3292号」

 

「ことば」の重み

 

 今年の干支(えと)のイノシシには牙がある。この牙を愛情に変え、ちょこっと猛進の年にしたいという旨のあいさつを新年会で聞いたのが昨日のことのように耳に残っている。二〇〇七年も残すところ数日で暮れようとしている。春に縁あってこの文章を書くようになり、多くの方より励ましの言葉を頂いた。心より感謝している。

 言葉には強力な影響力があり、周囲にも自分にも羅針盤となる言葉に出会いたい。

 この秋、職場体験学習の依頼があり、潮見中学校と、今年初めて湯川中学校の子どもたち数名に店舗で体験してもらった。各業種の職場で体験した生徒たちの感想文を読んで、印象に残った言葉がある。

 「世話になった理容室の店長さんから『最初は誰でも掃除や床のごみ掃除から始る。誰でも必ず下積みは必要なんだ』ということを教わりました。インターンシップは夢に向かってまた一歩踏み出せる体験だった」と書いてあった。この方は、店長さんからの言葉を大切にしながら、何かの時にこの言葉を思い出し、夢に進むのであろう。

 「下積み」は必要な過程と痛感するのは、責任ある立場になって、茶商の修業として木更津での体験が、自分にとって宝物であると実感しているからだ。また、受け入れる側も学ぶことが多い。その年に合った環境を整え、通常の業務の中で、何を伝えるかなど、勉強である。

 今、日本の伝統文化に裏打ちされた新しい価値観を世界に発信できないかという動きがあると聞く。基本の中に新しい何かがあり、いらっしゃいませ、ありがとうございました、という「ことば」の重み、ご来店いただいたお客さまを作業の手をとめ、お客さまを見つめて、「いらっしゃいませ」と迎えてくれた彼らの姿の中に原点を見たような気がする。

 この一年も、多くの出来事があったと振り返りながら「夢に向かって、また一歩踏み出そう」の言葉を持って、みんな仲良く、平和であることを願いながら、二十九日に福飾りを飾り、ねずみの年を迎えたい。

 

hakodate いげた つぐはる

丸山園茶舗公式ホームページ→http://www.maruyamaen.co.jp/

 

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