告知の日からのガン日記(上咽頭がんー丸山ワクチン日記)

08年7月の告知。5年生存率60%の標準治療を断わる。丸山ワクチンを決断。団塊世代、男性。試行錯誤の過程をリアルタイムで

医者と患者がつくったガン治療入門

2009年08月09日 | Weblog
早期発見で早期治療での対応、最初から徹底的にガンを攻撃するというのが現在のガン治療のあり方だ。 しかし、私の考えはまったく違っている。初期の段階であればこそ、体の抵抗力を落とすような治療を避け、免疫力を高める治療によってガンの大きくなり具合を見ながら対応すべきだと感じる。 ガンが大きくならなければそれでいい。


「そのうちに後悔することになりますよ」 担当医師から言われたことばがトラウマになっている。大多数の医師が推奨するガンの治療法を避ける私には、つねに不安が押し寄せてくる。 「医者と患者でつくったーガン治療入門」という本はそんな私に安心感を与えてくれる。間違った道を選択したというわけではないという気持ちにさせてくれる。この本は大阪でガンのセカンドオピニオンの活動をおこなっており、体に負担の少ない量での抗がん剤治療も実践している土屋繁裕医師とスローヘルス研究会会長の関根進氏の2人で書かれた本だ。


心に残る部分を本文より抜粋してみる。


ガンの手術成績を表す指標として「5年生存率」がありますが、この数字の中には、再発してやっと生きている患者さんも含まれています。それに比べ「健存率(非再発生存率)」といって、5年経過しても再発が見られなかった患者さんの割合を示した指標があります。


一度入院してしまえば、どうしてもその病院の方針に従わなければならない雰囲気になります。たとえ検査入院をすることになってガンと分ったとしても、すぐ手術に同意するのではなく、一旦は退院して自分で決心がつくまで待つほうが良い。


「余命3ヶ月」などという言い方には正当な根拠はありません。医学的には余命は生存期間といって、その治療を受けた人の・・・50パーセントが生存している期間という意味。医者としては、長く言っておいて先に亡くなられるより、短く言って長生きしてもらったほうがいいわけですから、一番きびしい言い方をするのです。


つくづく、このブログは無断引用で成り立っていると感じる。


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