告知の日からのガン日記(上咽頭がんー丸山ワクチン日記)

08年7月の告知。5年生存率60%の標準治療を断わる。丸山ワクチンを決断。団塊世代、男性。試行錯誤の過程をリアルタイムで

健康保険はありがたい

2008年12月21日 | Weblog
毎年8千億円の医療費が増加しているとある。07年から5年間。毎年2200億円の削減が政府の目標になっている。しかし、今年はこれまでに230億円しか削減できていないという。

5年生存率が80%を超えるといわれる前立腺ガンに対しては、手術と、放射線療法、そしてホルモン療法がある。以前にもブログに書いたように身内が、このガンになった。

年齢的なこともあって、ホルモン療法を選択したようだ。調べてみると、前立腺ガンは男性ホルモンの分泌を減らすことによって、ガンのリスクが減る。 抗男性ホルモン剤のカソデックス錠を毎日服用し、月に一度、同じ抗ホルモン剤のゾラデックスという薬を注射するというのが標準治療になっているようだ。丸山ワクチンを併用することについて医師に相談するようにアドバイスしたところ、この治療でほとんどの患者さんは治るので必要ないと言われたという。

ネットで調べてみると、毎日服用するカソデックス錠の保険単価は1260円で、ゾラデックスという注射液の単価は約7万円だった。命の尊さについては理解できるが、この治療が保険対象外とあれば、はたしてどれだけの人がこの治療を選択するのだろうか。ガン患者は年々増加する。これからも医療費は増加の一途をたどることは止められない。


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