まるたの日々

まるたです。少しばかり音楽と本とその他趣味の話を。

アシュケナージ親子デュオ(2011/10/5、サントリーホール、2011/10/7、江戸川区総合文化センター)

2011年10月08日 21時22分40秒 | クラシック音楽
続いて、サントリーと江戸川、一緒に行きます。
プログラムは若干違いますが、感想にはあまり大きな差はないので。

まずは、プーランク「2台のピアノのためのソナタ」。
とてもプーランクとは思えない、暗くて地味な曲。
おフランスのエスプリのカケラも無い曲です。
CDが入手できなくて、予習してなかったので
アシュケナージがプーランクを上手く表現できなかったのかと
思ったんですが、パンフを読むと、元からそういう曲のよう。
これをAプロ、Bプロともに前半の最初に持ってくるのは
どういう考えなのか理解ができませんでした。
ということで、パス。

つづいて、Aプロでは
ラフマニノフ「幻想的絵画」。
こちらは、アシュケナージ・プレビン版で予習しましたが、
だいぶ印象違ってましたね。
今回のはロシアというよりは、フランス、
幻想的絵画というよりはロマンス映画のようでした。
多分に優しく、女性的でロマンチックな印象です。
まるたは、この第4曲「復活祭」をCDで聴く度に、
この曲で連獅子が踊れるぞ、と思うんですが(笑)、
今回の演奏では連獅子は踊れそうにありませんでした。
もともとは鐘の音を表現しているそうですが、
今回の演奏の方が、より鐘の音っぽかったです。
やさしい演奏でした。

Bプロでは、スクリャービン「2台のピアノのための幻想曲」。
こちらも予習しなかったので、あまり記憶がありません。
プーランクよりは聴きやすかったです。

さて、続いては、ヴォフカの編曲による曲です。
Aプロはムソルグスキー「禿げ山の一夜」、
Bプロはボロディン「だったん人の踊り」。
うーん。
ラフマニノフとか、ラヴェルとか、プーランクとかに
囲まれると、やっぱりちょっとつらいです。
なんか音のバランス悪くて。
どっちかっていうと、「だったん人」の方が良かったですが、
なんか、単なるピアノ編曲だったり、
かといって特徴を出そうとするととたんに不自然になったり。
そんな感じ。

つづいては、マ・メール・ロワ。
これは、まるたが100%悪かったです。
というのは、プレトニョフ版で予習しました。はい。
分かってはいたんですけどねー。わざわざ別のCD買い直す気もしなかったので。
まあ、それはともかく、大変美しく、幻想的でした。

Bプロでは、この後、ドビュッシー「リンダラハ」です。
ドビュッシー特有の美しい曲ですね。
生前には出版されなかったらしいですが、もったいないですね。

最後は、ラ・ヴァルス。
これはもう最高に楽しかったです。
まるたのラ・ヴァルスの元々の印象は、壊れたメリーゴーラウンドで、
デュトワくらいになればこれを上手くまとめることができる、
っていうものなんですが、
アシュケナージ親子の演奏は過去に聴いたことがない程楽しげでした。
メリーゴーラウンド、壊れてません(笑)。
Aプロでも、Bプロでも、これが最高でした。

ただ、これが最高だった理由が、他の曲が地味だったからかと言われると
実はそれだけじゃなくて、
(マ・メール・ロワをプレトニョフで予習したのは大失敗でしたが)
ラ・ヴァルス以外は、主旋律の殆どをヴォフカが弾いていたようなんですが、
ラ・ヴァルスだけは父がメインだったんですね。

2台のピアノだとわかりにくいんですが、
やっぱり音色のバリエーションの量やつけ方で圧倒的に父の方の技量が高くて
ヴォフカがメインだと、ちょっと単調な感じになりがちな印象がありました。
ラ・ヴァルスだけは父メインだったというのが
実はこの曲がコンサートで最高の曲だった理由ではないかと密かに思ってます。

そんなこんなで、やっぱりソロを聴きたいな、と思った次第ですが、
それ以前に、もう、これがきっとアシュケナージのピアノを直接聴ける
最後のチャンスだったのではないかと思うと
あんまり贅沢も言えないのかな、と思います。

アンコールは、
シューマン/ドビュッシー カノン形式による6つの練習曲より 第4曲
です。
江戸川の方は表示がなかったんですが、
多分同じ曲だと思います。
シューマンは、うーん、まるた的には地味過ぎてちょっとでした。
かわいい曲ですが。
アシュケナージ父一人で弾けばもっと聴き応えがあったのでは
という寂しい感想でした。

ちなみに大阪のチケットも買ってましたが、
江戸川とプログラム同じだし、止めました。

てなとこで。
来月のシドニー交響楽団も行ってきます。
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サントリーガラ「響」(2011/10/1、サントリーホール)

2011年10月08日 11時21分17秒 | クラシック音楽
10/5のサントリーと10/7の江戸川に行ってきました。
ついでに、10/1のサントリーガラにも行きました。

まずは、サントリーガラから。アシュケナージはおいといて(笑)。
とにかく正装してこい、という注意書き付きで、どういう企画かよくわからず、
悩んだけど、普通にスーツで行ったわけですが、
スッゲーハデハデなドレスの女性や
ホテルのホールのボーイさん?みたいな蝶ネクタイスーツのおじさんが沢山いて
おおっ、ていう感じでした。

多分7割方はご招待の人だったんじゃないかな。
普通にチケット買って行ったまるたは確実に浮いてました(笑)。
ちなみに、普通にスーツの人も多かったですが、
この人達はきっとまるたと同じく普通にチケット買った人達かも。

チケット25000円したんですが、まるた的にはこの内18000円がアシュケナージで
残りの7000円はキーシンでした。
アシュケナージとキーシンのピアノを同時に聴けるなんてもう2度と無い、
というのが、このクソ高いチケットを買った理由なんですが、
なんと、キーシンは高熱のためキャンセル。
代わりに上原彩子。悪いとはいいませんが、
上原彩子だとまるた的には2000円くらいなので(笑)、
5000円くらい返して欲しいなあ、というのが正直なところです。

3部構成でしたが、アシュケナージとキーシンは第1部の登場で、
第1部だけ聴いて帰ってもいいかぐらいの気持ちだったので
がっかり度は果てしないです。

18:00開演で、普通に2時間ぐらいで終わるかと思っていたら
部の合間合間に20分の休憩があり、各部もかなり長くて、
第2部が終わったところで、8時をとっぷり過ぎており、
20:00過ぎには終わると思っていたので、腹ごしらえもしておらず、
ホール内のまずくて高い軽食を買う気にもなれず、
また、第2部のオペラガラ簡略版がものすごく楽しくて
予定より2曲も多く演奏してくれて、トリを椿姫の乾杯の歌で締め、
第3部の最初の2,3曲がどうしようって思うくらいつまらなそうで、
第2部の楽しい気持ちを捨てて、空腹を我慢しながら第3部を聞くこともないだろう
これでこのガラ終わってもいいんじゃないの?
という気持ちだったので、
その気持ちに従って、そのまま帰ることにしました(笑)。

9時までやるつもりなら、どこかにそう書いてくれれば、
腹ごしらえしてから行ったんですけどね。

まあ、アシュケナージと第2部が楽しかったから良かったです。

ちなみに、第2部でテノールで登場したデムーロ氏、
出演者紹介には「若い頃のパバロッティ」と書かれていましたが、
容姿的にも、声質的にも、表現力的にも
三大テノールの中ではカレーラスが近いと思いました。
なんでパバロッティ?
まあ、どうでもいいけど。



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Hello! 毎日かあさん

2011年10月08日 10時28分21秒 | Weblog
チャロが再放送モードに入ってから、
Hello! 毎日かあさんを見てたりするんですが、
この英語信用していいんだろうか? と思うことが時々。

英語圏では、兄妹は名前で呼ぶので
フミがブンジを"Bunji"と呼ぶのはOKなんですが、
かあさんが旦那を"Dad"とよび、おばあちゃんを"Grandma"と
呼ぶのはNGですよね。
一番小さい者の立場から呼び方を決めるのはかなり日本特有です。
普通の国では、
かあさんにとっては旦那は"Darling", おばあちゃんは"Mam"が
正しいはずですが。

こういう所が気になり始めると、
他の部分も信用していいのか、と思ってしまいます。
脚本翻訳してるのは日本人らしいし。

ところで、出演者の子供達が
どうやら予習をしているようなんですが、
予習の時に教えている人(?)の発音やイントネーションがヘタッピで
レナ先生の発音と似て似つかぬものになっていたり、
英語圏では、そのアクションは違う意味になるから
(おいでおいでとバイバイとか)
みたいのが多くて、まるのみするとイタそうで気になります。
予習させるなら、もうちょっと上手な先生つければいいのに。

チャロも純名リサの発音がヘタクソで
英語が話せないという初めの設定ならともかく
翔太がペラペラ英語話している状況でチャロの発音はイタすぎる気がします。
dreamの発音が「ドレーム」になってたり。
アメリカ英語の「イ」は確かに「エ」に近づきますが、
「イー」とのばす音は日本語以上に「イ」の音になります。
違う音です。

第2シーズンがあまり面白くなかったから
もうないとは思いますが、
もし第3シーズンを作る気なら、
声優を代えるか、純名リサを特訓するかして欲しいです。

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テンペスト 最終回

2011年09月18日 20時36分19秒 | Weblog
あっさり気味でしたね。

ちょっとメイクが無理すぎで、
琉球王40歳くらい、真鶴50歳くらい、聞得大君60歳くらいには全く見えなかったのは
つらかったです。

最後の「はじめまして」は良かったです。
最終回始めの
「できれば互いに主君を持たぬ身となって、もう一度あなたと出会いたい」
と対になってるんだと思いますが
気づく人少ないかも。

最後は、明がお邪魔虫(死語)でしたね。
明抜きで、抱擁シーンくらいはあっても良かったかな。

まあ、でも、面白かったです。

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テンペスト ドラマ

2011年09月11日 20時12分17秒 | Weblog
テンペストのドラマが楽しいです。

原作のラノベな部分を取っ払って、
より自然な設定にしてますが、
それがなぜかメロドラマ、というか、大昔の少女漫画風で
ラノベを止めてみてもやっぱり安い(笑)。
けど、それがまた面白いです。

原作の大筋は変えてないから、
おおよその流れは分かってるわけですが、
それでも、設定が違うと盛り上がりのポイントが変わるので
この先どうなるのか、かなり気になってます。

来週は、最終回。
楽しみですね。
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クローン・ウォーズ

2011年08月16日 19時23分52秒 | Weblog
撮り貯めたクローン・ウォーズのシーズン3を
お盆休みの暇つぶしに見てます。
話はそれほど面白くないんですけど、
女の子キャラがいいなぁ。

アソーカ可愛い。
アサージ・ヴェントレスはどこから見てもドロンジョ様またはマージョ様(笑)。
これのディレクター、絶対タイムボカンシリーズ見てると思います。
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またまた復興宝くじ当選

2011年08月13日 21時28分35秒 | Weblog
昔、中越地震復興宝くじを買ったらちょっとだけ当選したことがあったんですが、
東日本大震災復興宝くじを買ったら、またまた、
そこそこの金額が当選しました。

まあ、寄付のつもりで買った訳だし、
全然当たることを期待してなかったら当たったんですが、
こういうものは当たるのを期待してはイカンのですねぇ。

復興くじはこの後も続けて出るみたいで
当選番号調べるより先に、
どういう配分で買おうか考えていたら
実は既に買った分が当選していたと。まあ、びっくり。
これは、当選金は復興くじにつぎ込んでしまえ、という事でしょうか(笑)。

この当選くじのすごいところは、
買うときに、当初10枚3000円だと思っていて、
バラ10枚、連番10枚、6000円分を買うつもりでいたら、
「20枚で4000円です」と言われて初めて単価が安いことを知り、
ちょっと安いなら少し買い足そうかということで、
売り場のおばさまが勧めるなんとかサマーを振り切って
どうせ買うなら寄付の付いてる復興くじと思って
買い足した復興くじ連番10枚の中から(多分)当たってます。
運って本当に不思議。

復興くじがやたらと当たるのは、
十数年前に他界したおじいちゃん、おばあちゃんの思し召しかも。
今はお盆だし。
そういえば、前に当たったサマージャンボもお盆の季節でした。

ここで、向こう数年分の運を使い果たしたような気がしなくもなく
ちょっと不安ですが、
おじいちゃん、おばあちゃん、ご先祖様、
このあともまるたのことを見守って下さいm(_'_)m。
当選金はできるだけ復興くじに使います(笑)。

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痩せた荒井さん

2011年08月09日 19時17分07秒 | クラシック音楽
今週の名曲探偵アマデウス特集に東フィルが出てるんですが、
コンマスの荒井さん、スゲー痩せました?
あんなに痩せちゃって大丈夫なんでしょうかね。

それはともかく、痩せた荒井さん、
アキバうろついてても違和感全くない感じになってます(笑)。
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リリアン・J・ブラウン死去

2011年07月24日 09時14分14秒 | 書籍
6月になくなられたとのことです。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/06/07/kiji/K20110607000978870.html

97歳。大往生ですね。
このお方、ずっと年齢を隠していて、
実はココシリーズを書き始めたときには既に70代だったとか。
10年分くらいからどんどん中身がつまらなくなっていったんですが、
年齢的にむべなるかな、といった所だったんですね。

初期のココシリーズは好きでした。
途中からクィラランのガールフレンドになった司書のおばちゃんが
あまりに魅力が無くて、また、いくらコージーミステリーとはいえ
ミステリーとしての質も落ちすぎてる気がしたし
10年分くらいで読むのを止めた覚えがあります。

何はともあれ、ご冥福を祈ります。
初期のココシリーズは本当に好きだったんですよ(笑)。

ところで、最近、こういう記事が表に出てこなくて
一月半も経ってから、ふと見かけたという始末。

新聞もインターネットニュースも反原発、反原発、節電、放射能に菅バッシングで
いい加減うんざりしています。
なでしこの活躍もプロ野球オールスターもなんでもかんでも震災と結び付けたがる。
震災と基本ほとんど関係ないのに。

広い世の中の様々なニュースを正しく取材して、
高い視野から多角的な記事を書いて欲しいですね。

毎日々々同じ記事載せるなら全部コピペでいいじゃん。
新聞に金払うのバカバカしいわ。


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編曲V.アシュケナージ

2011年07月14日 22時59分29秒 | クラシック音楽
アシュケナージ親子デュオの演目の幾つかに
「編曲V.アシュケナージ」ってのがあって、
ヴォフカだってVだよなと。
(そもそもヴォフカはヴラディーミルの愛称で、
確か子供に自分と同じ名前付けたんだったはず。)

来日前に、親子デュオCD第2弾を発売するようで
そのサイトを見に行ったら
案の定ヴォフカの編曲でした。
http://www.universal-music.co.jp/classics/release/artist/a/vladimir_ashkenazy.html

うーん。V.って表示するのはちょっと詐欺っぽい?(笑)

ついでに、ラフマニノフの新録音はソナタの1番かぁ…。
も少しレアものに手を出してくれると良かったんですが。
いや、1番って十分レア?
あれ? 1番がどんな曲か思い出せない。
もしかしてうちにCD無い? それ以前にアシュケナージ1番初録音?
ほんまかいな。

いずれにしろ、久々のソロピアノCD録音で、めでたいなっと。
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アシュケナージ/N響@NHKホール(2011/06/4)

2011年06月05日 18時29分17秒 | クラシック音楽
続いて、昨日も行ってきました。

昨日はプロコフィエフとシベリウス。
演目は、
プロコフィエフ 3つのオレンジへの恋
プロコフィエフ ピアノ協奏曲 第2番
シベリウス 大洋の女神
シベリウス 交響曲 第7番

結論から先に言うと、
プロコは良かったけど、シベリウスはうーん、という感じ。
一番良かったのが3つのオレンジ。
ストーリーのある音楽なんですが、
映像が見えるようでした。
解説に書いてある内容とはだいぶ違ってましたが(笑)。

どことなく、ジョン・ウイリアムズ風、というか、
ジョン・ウイリアムズが音楽をつけた映画のような情景が
浮かんでくるようでした。
音もクリアで、それに伴って見えてくる情景も非常にクリアでした。

つづいて、P協2番。ソリストはアレクサンダー・ガヴリリュク。
ピアニストが全くまるた好みでないことが判明(笑)。
とにかく音が無闇に大きくて、
しかも、全体的に表現が平らな感じ。
大きけりゃ良いってもんじゃないだろう、って演奏中ずっと思ってたんですが
終わってみれば、ブラボーの嵐。
3つのオレンジではブラボー飛ばなかったのに
こっちでブラボーって何?って正直思いました。
なるほど、殆どの人は大音量=迫力=すばらしい、なんだと
改めて実感した次第です。

協奏曲が得意じゃなくて、
オケの音量に合わせるために、音量を上げようとした結果
あんな演奏になっちゃう人も結構いるんですが、
アンコールのスクリャービン 3つの小品から練習曲、作品2-1、
がこれまたデリカシーのかけらもない演奏で、
ああ、この人まるた好みではないわ、と。

まあ、いいです。
オケの方は良くサポートしてたと思いますが、
それがよく分からないくらいピアノがうるさかったです。
2番ってそんな曲じゃないだろうと思うんですが。

後半シベリウスで、気を取り直そうかと思ったら、
大洋の女神が、なんだかうやむやな曲で。
解説にも「印象主義風」って書いてましたが、
晩年の輪郭がなくなったモネの絵を、
赤いインクの欠けたインクジェットプリンタで印刷して
水につけたらこんな感じ、という感じの曲。
なんだかぼやけまくっててねぇ。

曲自体もうすらぼんやりした曲だと思いますが、
演奏もいまいちだったんでは。
これのためにCD買って予習しましたが、
CDの方はかわいらしい小品っていう感じがしましたし。

交響曲第7番はこれに比べるとずっとマシだったんですが、
大洋の女神でシベリウスの悪いところばかりさんざん聞かされたせいか
同じような表現が全部マイナスに聞こえてしまいました。
あの特有の弦の表現が作品をぼやけさせているように聞こえて
ちょっとイラつきました。
大洋の女神よりマシとはいえ、
やっぱり音の切れが全体的に悪かったようにも思います。

単純に曲から言えば、昨日のプログラムはあの順番で正しかったんでしょうけど、
演奏の質から言えば、
大洋→P協→オレンジ→7番
の方が楽しめたかも知れません。
正直、3つのオレンジが良すぎて、この後続くのか?って心配しましたし、
(実際続かなかったし(笑))
コンサートのつかみ的には「大洋の女神」くらいが適当な気もしましたし。
途中にプロコが挟まれば、大洋での悪い印象を忘れて7番を楽しめたかもという
気がしますし。

先週はあんなにすばらしかったのに、今週のこの切れの悪さは何だろう
コンマス? 作曲家? 単なる好み? とつらつら考えて、
思い当たったのが、反響板。
アシュケナージみたいな音重視の指揮者ではホールの善し悪しは
すごくモノをいうのかも。
NHKホールは無理なのかも。サントリーホールとかの方がいいのかも。

でも、残念ですが、サントリー定期は行きません。
平日だし、チケット取りにくかったし、ショスタコ祭りなので(笑)。
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アシュケナージ/N響@NHKホール(2011/05/29)

2011年05月29日 20時43分54秒 | クラシック音楽
聴いてきました。

曲に全く興味が湧かなかったし、
寝不足だし、大雨だし、家で昼寝してたいくらいだったけど
せっかくのアシュケナージだしってんでチケット買っちゃってて、
まあ、R.Straussとブラ4なら、気持ちよくうたた寝できそうとか思って
行ってきましたが、
思ってたよりずっと良かったです。

ところで、
近所の席の20代のバカップルが、終始おさわりバー状態だったんですが、
ああいうのは止めて欲しいですね。
N響定期の客ってどうしてこうマナー悪いのが多いんですかねぇ。

つきあい始めたばっかりって感じで
男の方が女の方にべたべた触ってて、
女の方は別にいやがってはいなかったんですが、
女って、男を立てるためにバカのフリすること多いですし、
女がバカのフリをしてるだけなら、
かなり早々に女の方が男の方を振るんじゃないかと。
「○×くんっていい人なんだけど、人のいるところで脚触ったりするの
いやなのー(本当は粘着質でオタクなとことか知らなかったのー)」とか(笑)。
男の方がかなりヒステリックな印象だったので、
振られてストーカーと化すと。

ああ、しょうもない妄想してしまいました。
そのくらいの絵に描いたようなバカップルぶりだったと。

まあ、それはともかく。
まず、R.Strauss「変容」。
聞いたこともない曲でこのためにCD買いましたが、
危うく違う曲(死と変容)買っちゃうとこでした。
どっちが後についたか邦題か知りませんけど、
もう少し芸が欲しかったですね。

それはともかく、これがすんごく良かったです。

編成が室内楽クラスで、R.Straussなのに管楽器無しの完全な弦楽曲で
小さい編成なので、オケの周りに移動型の反響板(反射板?)置いてました。

アシュケナージには、あまり大きいのより、このくらいの編成がよく似合うみたい。
自分の目の届く範囲で全部がコントロールできるのか、
音の構成がすごくよくできてました。

CDで聞いたときは、同じような感じのメロディが少しずつ調を変えながら
だらだらとメリハリなく続いていき、しかもメロディがなんだか薄気味悪くて
正直、つまらん、というか、ああ、R.Strauss、って感じだったんですが、
今日のはちょっと別物でした。
音がすごく綺麗に響いていて、それがメロディを美しく響かせて
あれ、こんな綺麗な曲だったかな、という感じ。
眠かったのもあったけど、このまま、この綺麗な音の海に沈んでいたいというか
そんな感想を持ちました。
R.Straussって四つの最後の歌以外は殆ど興味が持てないんですが、
実は綺麗なメロディ書く人だったのね、と。

パンフでは、この曲は、ヒットラーの変化を書いたとか、
R.Strauss自身の変化を表現したとか、諸説載ってましたが、
今日の演奏は多分に女性的で
プリティ・ウーマンかサナギが蝶に変身するとか
そういった華やかで美しいイメージでした。途中までは。
最後がまた暗くなって終わるので、
田舎くさい娘が綺麗になって、王子様を見つけて結婚したけど
子どもができて、子育てに追われていく内に、
容色が褪せていくって感じでしょうか(笑)。
ヒットラーだのR.Strauss自身だのがテーマなら
CDの演奏の方が正しい解釈なんでしょうけど
プリティ・ウーマンの方が、聴いてて全然楽しいです。

うっとりするほど綺麗な演奏でした。
雨の中行ったかいがありました。

後半はブラ4。
ブラ4。ブラ4。うーむ。ブラ4って全部が第1楽章って感じがします。
なんか、もともと構成が適当でどこが聞き所かはっきりしない感じの曲ですが、
今日もなんとなく盛り上がらないまま終わったような気がします。
一生懸命メリハリつけて盛り上げようとしてたんですが、
盛り上がらないのはアシュケナージのせいじゃなくて曲のせいだろうと。
うちにあるCDもそんな感じだし。
まあ、結局、まるたはこの曲を退屈だと思ってるってとこに落ち着いてしまうのかも。
とても響きを大切にした演奏で、音は綺麗だったんですが、
変容と違って響きを大切にしたからといって
この致命的な欠点(?)がどうにかなる曲じゃないように思います。

ということで、来週も行ってきます。
曲的には来週の方が期待大です。

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ヴェデルニコフ/N響オーチャード定期(2011/05/22)

2011年05月22日 20時05分53秒 | Weblog
や、特に感想書く程でもないんですけど、
行くって書いちゃったので、かるーく感想など。

曲目は
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番
プロコフィエフ 「ロメオとジュリエット」より

まず、ラフ2。
ソリストはメルニコフ。
こちらに限らず、オケが全体的に雑な感じでした。
サントリー定期と全然曲がかぶってなくて、
あんまり練習できなかったのかなと。
ピアノもちょっと雑な感じ。まあ、急な代打だったし、仕方ないですかね。
第2楽章とかは綺麗でした。
第3楽章の冒頭でヴェデルニコフの方がゆっくり始めたのに
メルニコフはさっくり無視して、かなり速いテンポで弾いてたのが
面白かったです。
あの速さで普通に弾けるって結構指動く人なんだなと。
第3章の冒頭はかなり多くのピアニストが、あそこだけテンポ落としてて
まるたは聴いててイラっとするんですが、
ヴェデルニコフもそれで慣れちゃってて
ついついテンポ落としたんじゃないかと思うんですが
メルニコフには不要だったみたい。

ピアノとは別にちょっと分かったのが
N響、ラフマニノフ向いてない?
音の切れが良すぎるというか、メリハリが付きすぎて
ロマンチックさがないというか、なんか向いてないなと改めて思いました。

アンコールは
ラフマニノフ前奏曲32-5、
これはもう絶品でした。
メルニコフって前に聴いたときも、一番いいのがアンコールだった気がします(笑)。
アシュケナージがプレトニョフ風に弾いたらあんな感じだろうって感じ。
プレトニョフほどべたべたしたタッチじゃないんですが、
解釈はプレトニョフ風で。
全体的すごく綺麗になってました。

ロメジュリの方は、まあまあ。
曲うんぬん以前に、
第1組曲、第2組曲、全曲版からあっちこっち切り貼りしてきた曲構成に
ついていけなくて、頭がぐるぐるしてたので
あまり良く覚えてません。
あれっ、こんな曲だったっけ?っていうのがすごく多かったです。
一部プレトニョフ風で、まあ、近いところで仕事してた人ですけど
プレトニョフのロシア人音楽家への影響って
結構強いんだなと改めて感心しました。

日本中で来日アーチストにキャンセルされまくってる今なら、
誰かの代打で来日すれば、去年の例の事件をチャラにできるぞっ!
ということで、どこか、ヤツに声をかけられる勇気ある招聘元を期待してます(笑)。


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あれまあ×2

2011年05月11日 20時53分39秒 | クラシック音楽
今日は、あれまあ、な話を2つ。

N響のオーチャード定期、5月22日のヴェデルニコフ指揮のチケットを買ってたんですが、
そのピアニスト変更のお知らせが届きました。

当初の予定ではシモン・トルプチェスキという人だったんですか
(知らないヤツ。ヤツと書いたけど性別すらも知りません(笑))
メルニコフに変更になりました。
曲目の変更は無しです。良かったー。
音楽的に良かったかどうかはトルプチェスキがどんなピアニストなのか
全く知らないので比較のしようもありません。
昔メルニコフ聴いたときのプロコフィエフは良かったですね。
ベートーヴェンは今3つくらいでしたが、
まあ、ラフマニノフならそんなに外すことはないでしょう。

メルニコフって来日予定あったんですかね?
それともこのためにわざわざ来日するのかな。
変更の理由は推して知るべしってとこですが、
メルニコフ、男気有るじゃないですか。りっぱりっぱ。

ちなみに、サントリー定期の方もメルニコフに変更のようです。
こちらはサントリー定期には珍しくまだチケット買えますね。

もう一つ。
アシュケナージ親子のピアノデュオの大阪リサイタルのチケット買ったんですが、
サントリーでもやるみたいですね。
http://www.suntory.co.jp/suntoryhall/perform/schedule.html
ちくそー。どうするかな。こっちは平日だけど、両方いくかー?
大阪までの新幹線代調べたら、結構良い値段でした。
大阪止めてもいいけど、サントリーは平日だー。
もう少し考えます。
10月なんて仕事の都合も分からないし。


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本当にトロが新手のウィルスに感染したのか?

2011年04月27日 21時53分52秒 | Weblog
ソニーのPS3向けのネットワークから個人情報が流出したとか。
昔、こんな記事を書いたことがあって、
ゲーム機ごときに個人情報は教えられん!
と憤慨していたことがあったんですが、
まさかまさかで本当に流出事故が起こってしまいましたね。

これって、まさかトロが新手のウイルスに感染して
「きいてもいいかニャ? けいすいのクレジット……」
とか聞いた訳じゃないよね(爆)。

まあ、事故以前にハッカーとトラブってたという話もあるらしく
単純にセキュリティーだけの問題ではなかったようですが。
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