前回は、木の神様の話をご紹介しました。続編といってはなんですが今回は・・・
熊本県の球磨地方でお伺いした山の神様のお話を少ししたいと思います。由緒正しい木の神様とは趣が異なり、八百万神のような印象の神様です。
3年半ほど前の冬の日の夜、球磨川の源流にある水上村の民宿で、球磨地方に住むIさん・Sさんと一緒に囲炉裏を囲んでいたときのことです。顔が赤らんできたころでしょうか、Iさんから真顔で「お前、山神様がおると信じる気あるか?」と尋ねられました。思わず勢いで「はい!」と答えたところ、Iさんはしばし無言で私の顔を覗きこみ、ようやく 「よし、よかろう。」と語り始めたのです。
東京で働いていたIさんがUターンして間もないころのことでした。山仕事を始めたIさんが、木を搬出していた時のこと、キャタピラで山道を移動していると、自分を載せたままキャタピラが道の端っこに吹っ飛ばされてしまいました。翌日も怖々通ってみると、やはり同じところで飛ばされてしまいます。段差もなければ障害物もない。機械を調べても問題はない。理由がわからず怖くなったので、村の古老に相談しました。
すると意外な答えが・・・
「あ〜、あの辺かぁ。あそこは山神様の通り道じゃからな。。。」
古老の話では、山神様は子供くらいの背丈をしていて老婆のような姿をしている。女神様で嫉妬深い為、お供え物は注意が必要。ヤマメやアユなど器量の良い魚ではなく、オコゼやハゼなどをお供えするように、と諭されたそうなのです。
頷きながら・・・ 今度はSさんが、異なる情報を話してくれました。なんでも、山神様は相撲をとるのが好きらしく、山の神様が遊んだ場所は、草一つ生えていない、まるで土俵のような円形の跡ができるのだそうです。Sさんはこれまで何度も見たことがあると真剣に語ります。そこで思わず私は、「もしもまた見かけることがあったらご連絡くださいね。必ずすぐにお伺いしますから。」と言ってしまいました。お酒が入っていましたし、信じるとは言ったものの、実はそれほど真剣ではなかったのですけれど・・・(笑)
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ところが程なくして、そう、三月ほど経ってからでしょうか、Sさんからお電話がかかってきました。過日はどうも〜などと軽い挨拶を交わしていたら。。。そうです、なんと!山神様の土俵を見つけたというではありませんか。(笑)
ちょうど数日後にはゴールデンウィーク、というタイミングでした。何も予定を立てていなかったため、急遽、家族で遊びに行くことにしたのでした。
そこは確かに不思議な光景でした。山道から20mほど、道なき道を下りていくと、新緑が繁った山中に、草一つ生えていないミステリー・サークルがあるのです。意外に広く感じられました。直径3〜4mはあったでしょうか。どことなく、静粛な雰囲気が漂っていました。草を刈り取ったのとは明らかに違います。Sさんから聞いていた通り、草が生えていないのです。さらに、枯れ葉のような物もありませんでした。人が入り込んだ跡はありません。土がぬかるんでいるので、人為的なものであれば足跡が残ってしまいます。サークルのところどころには水たまりがあって、オタマジャクシがジタバタと跳ねていました。
「これは不思議だ、、、」 すっかり私は興奮してしまって、周辺を何度もグルグルと観察していました。ようやく平静に戻り、カメラに収めようとしたのですがトラブルが発生しました。シャッターが下りてくれないのです。(当時は、アナログの一眼レフを使ってました。)しばらく粘ってみたのですが上手くいきません。ついに、Sさんが撮った写真をいただくことにしてあきらめました。
そうなんです。ここまで引っ張っておきながら、写真が無いのです!Sさんに写真いただくの、あれっきり忘れていました。早速連絡することにします!(笑)
話は変わりますが・・・
(トムソーヤ島のツリーハウス)
そんなホリー(holy)スポットを訪ねたゴールデンウィークの3年後の今年は・・・
なんと!25周年の東京ディズニーランド。

どこに行っても、人・・・ヒト・・・ひと・・・

行く前までは「人混み嫌だなぁ・・・」と思ってたのですが、、、意外や意外。
これはこれで楽しい休日でした(笑)












楽しい話題をありがとうございます。
女神様で「嫉妬深い」とのこと。人間らしくて素敵ですね。
しかも相撲が趣味とは…相撲の相手は一体誰なんでしょう?
土俵の写真、いつか見てみたいな!
神聖な場所でカメラのシャッターが下りないというのは、たまに聞きますね。
沖縄の古い聖地、御嶽(ウタキ)でも、シャッターが下りなかったと友達が言っていました。
ディズニーランドは混んでますね〜
ビックリ。
但し、ここで言う山の神様というのは、いわゆる土地の神様のことですね。一般的にはそういう認識の場合のほうが多いです。
概ね女性神とされていますが、男性神の場合もあるようです。女性神の場合は醜女であるといわれており、そのためオコゼなどをお供えすると喜ぶとされています。相撲をとるというところは男性神の部分になるでしょうから、そちらの山神さんは男女夫婦なのかもしれませんね。(そういう地域もあります)
山の神は春に山から里へ降りてきて、秋にまた山に帰るともいわれます。もしかしたらSさんはその時期に通り道を横切ったのかもしれませんね。
たしかに、相撲の相手って誰なんでしょうね(笑)
考えてなかったなぁ、、木の精霊たちなのかな?
土俵の写真は必ず手に入れますね。
書くだけ書いて、アップできすにすみません!
相撲をとるというところは男性神、、、とは、なるほど…ですね。
この話を聞くまでは、山の神様って、天狗のような男性神をイメージしていました。山伏の親分みたいな(笑) ところが女性神で醜女という話を聞いて、意外に思いました。全国的にそういう傾向があるようですね。
相撲といえば…筑後川では、河童伝説があって、かっぱが大好きなのも相撲なんですよね(笑)