”ご縁日記”木挽棟梁をめざして

出会いに偶然はないと聞く。これまで出会った方々からどんなメッセージを受け、私はどのように進むのだろうか?

棟梁ってなんだ?

2007-02-22 18:18:18 | 天の師(スピリチュアル)

今、ここ最近の日記のタイトルをなんとなく眺めていてた。木挽の話もなけりゃ、棟梁の話もない。今日は原点回帰の巻ということで。

このブログを読んでくれた方から、棟梁ってどういう人のことを言うの?とたまに訊かれる。そのとき繰り返すのは、「技術に習熟していることはもちろん、営業力に長け、人を育てられ、マネジメントができる人」という宮本さんから教わった棟梁の定義。だが実はそれだけではない。

大切にしているのは、「現代棟梁 田中文男」(INAX出版)で田中棟梁が語りかける言葉なのである。(転載開始)

『「お前、仕事やるんでも、売り手じゃ損だぞ、買い手に回らなければ」って若いのに言うと、「おやじ、そりゃ無理だ」と。「頼まれたことをやるんだから」って。だから、「ばかっ、それよりもわざわざ頼みに来られるようになれ」と怒鳴るんです。つまり売り手が買い手にどれだけ仕掛けられるか、なんですね。大工の仕事というのは、能力に応じて八階級ぐらいに分かれます。

一、大工として基本的な技能を持っているか。

二、自分の仕事だけでなく、後輩や同僚の仕事の面倒をみてやれるか。

三、下職(したしょく、下請け職人のこと)の手配をしてそいつらの面倒をみてやれるか。大工だからってブリキ屋の仕事はわからない、左官屋の仕事はわからないようじゃ困るから。

四、仕事の段取りに工期と材料と人の問題がある。これを手配できるか。

五、自分でやった仕事、あるいは人に頼んでやった仕事が指示どおりに出来上がり、お客さんに文句を言われないで金をもらえるか。

六、頂いた金を仕事をやってくれた人に払って、再生産できるだけ自分に残るか。

七、今の仕事も見ながら次の仕事の段取りができるか。パタッと仕事が終わっては生活に困るでしょう。だいたいこの七つを覚えれば一軒、工務店でも張れるわけです。でもこの七つだけじゃ足りない。最後が肝心なんです。

八、仕事を仕掛けられるか。

この八つをおまえら覚えてくれよ、と私はいつも言っています。』 (転載終わり)

この文章の大工を、木挽に変えて読めば木挽棟梁の役割が見えてくる。

それにしても「仕事を仕掛ける」とは高いハードルだ。「頼みに来られるようになる」にはどうすりゃいいのか見当もつかない。

 

田中棟梁からレクチャーを受けたのは昨年の3月22日。ちょうど11ヶ月前のことである。師である河上信行先生のご尽力により、その幸運は訪れた。

この間自分は、どれだけ成長できたのか。今やってること、「つもり違い」にならないよう慎重に詰めなくては。

師の思いは、厳しくも温かい。

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2 コメント

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Unknown (にわたん)
2007-02-28 02:12:18
う〜ん。。。

おっしゃる通りじゃわ。。。

まだまだ未熟な自分がよ〜見えるわ・・・


ガンバリマス。。。
にわたんさんへ (まるすぎ)
2007-02-28 11:07:03
未熟な上に背負うモノは歳とともに増えていく。
仕事も含め生きるっていうことは、どれだけ人に正の感情を与えられるか、ということなんだろうけど。
自分の至らなさをシミジミ感じるこの頃です。
善ちゃんの進み方は真直ぐでとても励みになります。
楽しもう。。。

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