ぼやくところ

オヤジがぼやくだけ

親心とか判るはずも無いけど判った事

2012年04月03日 | 日記
母親が祖父を語ると出てくる言葉が
「口答えすると口より先に手が飛んできた」

その話を聞いて自分はひどい父親だったんだなと思っていた
「父さんにもなぐられたことがない」自分もちょっとおかしいのかもしれないが

でも思い出して見ると
内孫と外孫とで扱いは違ったが自分が祖父に叩かれた事はない

孫だからって言えばそれで説明がつくのかもしれないが
母親の言うむちゃくちゃ気の短い人物とは印象が違う

何故なのか?
思えば母親からはそこに至たるまでの詳細は聞いた事がない
とにかく殴られた、殴られたそれだけである


なにか問題があった時に母親はまず言い訳をするが
その言い訳自体がすぐわかる嘘である事が多い

自分はまた言ってるなと思いながら気にしてなかったが
祖父はそこに親として怒っていたのだろう

嘘をつくなと
すぐわかる嘘をつく母親を叱っていたんだなと

考えてみれば親が娘にほいほいと手を上げる様になるには
それなりの理由があるのが当たり前だ


母親が叔父や祖母に嫌われてきたのも
日常のそういう言動から愛想をつかしたんだろう
(自分も色々と見てきた

それを目の当たりにした祖父は
娘を狼少女にしてはならんと厳しくしつけたと考えれば納得がいく
(結局実を結ばなかったが

未熟児で生まれ出来の悪い娘をただ癇癪で叩いていたわけではなかった
出来が悪いからこそ嘘だけはつくなと正直に生きろと言う親心だったのだと


祖父は自分が中学の時に癌で入院した
その当時も親戚と喧嘩していた母親は自分を見舞いには行かせなかった

それでも自分とはまだ話をしていないと祖父が呼びつけ
自分に言い残した遺言は
「母さんを守ってやれ」だけだった

守れそうもない(爆


でもまあ金をごまかす様な人間ではないからいいんだけど