♦️558『自然と人間の歴史・世界篇』サウジアラビア

2017-10-23 20:12:04 | Weblog

558『自然と人間の歴史・世界篇』サウジアラビア

 1902年、アブドゥルアズィーズ国王(サウジアラビア王国の初代の国王)が王家先祖伝来の本拠地リヤドをライバルのラシード家から奪回し、ナジュドでナジュド及びハッサ王国を建国しました。1927年5月20日、ジッダ条約によりイギリスはアブドゥルアズィーズの領域の独立を認め、ヒジャーズ・ナシュド王国が成立しました。1932年、主要地域のハサー、カティーフ、ナジュドそしてヒジャーズが統一してサウジアラビア王国が建国されました。初代国王のイブン・サウードの名前の由来については、三浦朱門氏によりこう説明される。
 「イブン・サウード(初代サウジアラビア国王。アブドゥルアズィーズ・ビン・アブドゥルラハマーン・ファイサル・アール・サウード)という人がいるが、イブンはビンと同じ意味の方言で、息子という意味で、サウード家の支配するアラビア国ということになる。」(三浦朱門「老年の流儀」海竜社、2011)
 1934年、サウジ・イエメン戦争でイドリシ朝アスィール首長国を併合しました。

(続く)

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