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私の札幌生活も10年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

冬の石狩川河岸を遡る 14

2017-01-04 22:03:32 | スノーシュートレッキング
徳富川河口 ⇒ 尾白利加川河口  トレッキング実施日 ‘16/12/28

 年末のスノーシュートレッキングとなったこの日は、ぐっと冷え込む一日だった。しかし、好天とも相まってこの日のトレッキングは比較的固雪の上、困難な倒木も少なく順調なトレッキングに終始した一日だった。 

 年末にもかかわらず、この日から三日連続のトレッキングを決行したのには訳があった。
 それは宿泊先の関係である。このころになると、札幌からかなり遠方となり日帰りの日程を組むのが難しくなっていた。私は二連泊をして距離をかせごうと思った。中継地点として選定したのが雨竜町だった。
 雨竜町には、街中に一軒の旅館があった。予約を申し入れると、長期宿泊者がいて受け入れられない、と断られた。
 もう一軒、市街地から遠ざかるが「たびびとやど ゆき・ふる・さと」という宿があった。ところが宿のHPを見ると、冬期間は需要が少ないらしく、開設期間が12/27~1/3の間で、後は土曜日のみの開設となっていた。
 そこで年末年始を逃すと連泊ができないということで、急遽28日からの2連泊をお願いしたということである。

               
               ※ この日トレッキングを始めた「石狩川橋」の袂です。

 この日の私は、前回(12月16日 №13)同様、6時42分札幌駅発の電車に乗り、8時11分滝川駅に降り立った。
 直ちに滝川駅の隣にある滝川バスターミナルへ急ぎ、8時15分発の新十津川行きのバスに飛び乗り、目的の「石狩川橋」の袂に降り立ったのは8時20分過ぎだった。

 バスを降り、「石狩川橋」の袂で支度を整え、いつもとは反対に石狩川の下流に向かってスノーシュートレッキングを開始した。前回(12/16)の終了地点となった徳富川が石狩川に注ぎこむ河口を目ざすためだ。(初めて石狩川を左手に見るトレッキングである)

              
              ※ 全てがこのようにスノーシューが沈まぬ状態ではなかったですが、この日は歩きやすかった。影が長いのが朝の証拠ですね。

 この日の北海道はかなり冷え込んだということだったが、朝が早かったこともあって空気がピーンと張っているようだった。道北の北見地方で育った私には懐かしい冷気であり、むしろ心地良い感じさえした。
 石狩川の川面を見ると川霧が立っている。水温より気温の方が低いせいだろう。

              
              ※ 川面から川霧が立っています。

 暖気に覆われた後の冷気のせいだろうか?雪がしまっていて固まっているためスノーシューは沈まず、とても歩きやすい。
 そうして20分ほど歩いて徳富川河口に着いた。徳富川は全面結氷していて川らしき姿を見せてはくれなかった。

              
              ※ 徳富川は全面結氷していて(手前)、遠くに合流点がうっすらと見えます。

 写真を撮ったり、小休憩を入れたりして9時10分、改めてこの日のスタートとなった。
 行きと同様約20分かけて9時30分「石狩川橋」を通過した。

              
              ※ 再び「石狩川橋」を通過して…。今度は橋下を。

 雪は固雪、河岸にはところどころに灌木が生えているが大して気になるほどでなく快調なトレッキングが続いた。
 川面を見ると、蓮は氷がより鮮明な形を見せながらゆっくりと流れていた。

              
              ※ この日の灌木は写真程度で、それほど前進を遮られることなく進めました。

 9時52分、「橋本町樋門」、10時10分「玉置樋門」をそれぞれ巻いて通過した。
 このシリーズにおいて「樋門」という言葉が割合多く出てくるが、樋門とは堤防の内と外を繋ぐトンネル状の水路の流れを調節する扉(門)だそうだ。
 川(石狩川)から取水したり、反対に川へ排水したりする機能を有している施設ということだが、私が見た限り多くの樋門は排水機能を重視した樋門のように思えた。
 私にとっては、この樋門があると堤防と石狩川の間に流れ(掘割)があるため、堤防近くに設置されている樋門のところを迂回して進まねばならないということになる。

               
               ※ 「橋本町樋門」です。私はあの樋門の下を通過しなければなりません。

 10時35分、この日第3の掘割に遭遇した。この第3の掘割は少し流れが小さいような気がした。そこで渡れるようなところはないかと目を皿のようにしながら掘割の流れの上流へ向かって歩いた。
 すると、一か所だけ雪に覆われた立木が横たわっていた。「大丈夫だろう」と判断した私は、ストックで安全を確かめながら慎重に、慎重に渡り始めた。
 ほぼ渡り終わり、ホッとした瞬間、最後のところで深みにはまってしまった。慌てて大丈夫と思われる岸に飛び移り事なきを得た。
 この時期の掘割の流れは非常に水量が少ないため、たとえ水の中に落ちても大事には至らないという確信の上で渡っているので心配しないでいただきたい。(誰も心配なんかしていないか?)

               
               ※ この日第3の掘割が石狩川に注ぐところです。

               
               ※ その掘割に写真のような渡渉できそうなポイントを見つけました。

               
               ※ 渡り終えたとホッとしたとたん、ズボッと埋まり慌てて対岸へ。手前の黒いところが埋まったところです。

 それからも快調なトレッキングは続いた。
 11時25分、手持ちのマップには名称が載っていない橋を通過した。後で調べてみると「平成橋」という名前だそうだ。

               
               ※ 「平成橋」の橋下を通過して…。               

 「平成橋」というくらいだから平成9年竣工ということで、平成8年に修正したと記載されている手持ちの国土地理院の地形図にはその名称が載っていないわけだ。

               
               ※ このような野生生物の足跡がいたるところに…。何の動物でしょう?詳しい人ならすぐにわかるのですが…。

               
               ※ こうした急坂を上ったり、下ったり…。これは下りた跡ですね。

 その後も快調なトレッキングだった。前回のような酷い風倒木に悩まされることも少なかった。中には凹凸の激しい個所もあったが、それとて大きな木が根から倒されて前を塞がれているのよりはましだった。
 12時を回ったころ、ちょうど太陽が顔を出し、風が止んだ時間帯があった。
 そこで昼食を摂ることにした。昼食とはいっても、この日は例のカステーラと、菓子パン一切れを温かい紅茶で流し込むだけである。

               
               ※ この日の川面にはこうした蓮は氷が全面に浮いていました。
 
 昼食を終え、再びトレッキングを開始してそれほど時間が経っていなかった12時55分前を小さな川に封じられた。この日のゴールに設定した尾白利加川(おしらりか川)が石狩川に注ぐ河口だった。
 尾白利加川が国道と交わる尾白利加橋を目ざし、15分後の13時10分、尾白利加橋の袂でスノーシューを外し、この日の行動を終えた。
 この日の歩数は21,453歩を示していた。約12.6キロの雪上トレッキングということになる。

               
               ※ 尾白利加川が石狩川に注ぐ合流点の一部です。

               
               ※ 看板の後ろに見えるのが、「尾白利加橋」です。

               
               ※ 尾白利加橋を背景にしてわが愛機をパチリと。
               

 この後、この日の宿である「たびびとやど ゆき・ふる・さと」に連絡をすると、宿の奥さんが迎えに来てくれた。
 この「ゆき・ふる・さと」が私にとってはいろいろと刺激的だった。この宿の話で一本レポができるかもしれない。機会を見てレポしたい。

               
               ※ お世話になった宿の看板です。
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