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私の札幌生活も10年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

北海道低山紀行 81 イワオヌプリ

2017-10-18 20:05:11 | 北海道低山紀行 & Other
 コースとしては短時間で登れるイワオヌプリ登山だが、この日二つ目の山とあって、体力のない私にとってはけっこう負荷のかかる登山となった。それにしても360段余りに上る直登の階段登行には参りました。


               
          ※ 今回の二つの山の登山で唯一目にすることができた紅葉シーンです。見た目にはもう少し鮮やかだったのですが…。 

 当初はまったく考えていなかった、この日にイワオヌプリも登るというプランは降って湧いたように思い浮かんだ。
 そのアイデアが思い浮かんだのは、シャクナゲ岳を登り終え、明朝に登山予定の登山口の状況を確認するために、登山口のある五色温泉に向かっているときだった。
 イワオヌプリは比較的短い時間で登ることのできる山だとの認識があった。その時、時計はまだ13時前だったこともあり、「あれっ?もしかしたら登ることができるかも?」との考えが頭をもたげた。そんな思いになったのも、シャクナゲ岳を登り終えても、意外にも思っていたより体力が消耗していなかったことが影響したのかもしれない。

 そう思い始めたら、翌日に登る場合のデメリットが次々と湧き出て(翌日の天気、会議、車中泊 etc.)登山を決行することを決めた。

 イワオヌプリは、9月にアンヌプリに登った時に、絶えずその姿を目にしながら登った山だ。その山容は他の山と違って、緑の山ではなく地肌が剥き出しになっている部分が多い特異な山容だった。それは、ニセコ山系の中で最も若い火山で、一時期は硫黄を産出したこともあり、イワオヌプリはアイヌ語で「硫黄山」という意味だそうだ。

               
               ※ イワオヌプリの登山口です。写真の鉄橋を渡って山に向かいます。

               
               ※ 鉄橋を渡ると、ご覧のようなイワオヌプリ特有の光景に出会います。

 登山口の駐車場から立派な鉄橋を渡ると、さっそく地肌を剥きだした光景に出会うが、そこから登山コースが始まる。
 その始まりだが、真っすぐ伸びた石の階段が頭上にずーっと伸びていた。この階段は疲労していた私の体力を一気に奪った。
 石の階段が終わると、今度はまた木材を使用した階段が伸びていた。あまりの階段の多さに、その階段の数を数えてみると130段あった。下山時には石の階段の数も数えたら、なんと230段もあり、合計で360段もの階段を直登し、下山したことになる。

                    
                    ※ 真っすぐ伸びる360段の石段です。一つの一つの高さがあり閉口しました。

                    
                    ※ 石段に続いて現れた木製の階段で、こちらは130段ありました。

 階段を登り終えた後は、一部に大きな岩場を乗り越える個所もあったが、概ねは山麓をトラバースするように緩やかな上りが続いた。
 登山開始から35分後、イワオヌプリとチセヌプリの分岐点に到達した。
 ここからは岩がゴロゴロと転がっている登山道となり傾斜も付いてきたが、周りはまだ灌木に覆われている。

                    
                    ※ 階段後に現れた大きな岩の重なったところですが、長くは続きませんでした。

               
               ※ 分岐点までのほとんどはこのような緩やかなコースでした。

               
               ※ チセヌプリとイワオヌプリの分岐点です。イワオヌプリは右にコースを取ります。

               
               ※ イワオヌプリの案内板(?)は、ごらんのようなワイルドな案内が多かったようです。

                    
                    ※ 岩場に入っての最初は、両脇に灌木が茂る中を上るコースでした。

 やがて灌木地帯は過ぎて、岩石だけが転がる地帯に入った。岩石が転がる中、時には真っすぐに、時には岩石を避けてジグを切ったりしながら高さを稼いでいった。
 ピークに達したかな?と思われたところは大きなクレーターのようであり、また賽の河原のような火山灰が堆積していた。
  
               
               ※ 灌木がなくなると、ご覧のような岩石が転がる中を延々と登り続けます。

               
               ※ そして至った賽の河原?それともクレーター?

 さらに上りは続いたが、斜度は緩やかになっていた。そして今度こそはピークだと思ったところもピークではなく、先を行く3人組が遠くの峰を歩いているのが見えた。
 その時だった。眼下に見事に色づいた紅葉の一帯が目に入った。二つの山を登っていて、唯一見ることができた見事な紅葉だった。
 また、先ほど上ってきたシャクナゲ岳もシャクナゲ沼とともに端正な山容を見せてくれた。

               
               ※ 先行する3人組が山頂へ至る尾根道をトラバースして行きます。
               
               
               ※ この日の午前中に登ってきたシャクナゲ岳とシャクナゲ沼がきれいに見えました。


 コースはさらに、峰づたいにぐるっと回り込むようなコースとなっていて、けっこう気をもたせるイワオヌプリだった。標準時間よりややかかったが1時間15分で山頂に到達した。

               
               ※ 夕暮れが近いことを感じさせるイワオヌプリの山頂標識です。

 時間も遅かったので、頂上では写真を撮り、飲み物を口にしただけで直ぐに下山を開始した。
 大きな岩がゴロゴロと転がっている下山路は、登るより神経を使う。慎重に、慎重に下山することに心がけた。

               
               ※ このように岩がゴロゴロした中での下山は慎重にならざるを得ません。

 初級レベルの山とはいえ、私のような体力のないものにとって二つの山を一日で登ることには身体の方に抵抗感があったようだ。
 間もなく下山完了という階段にかかる前ごろ、眩暈の症状が出て、どうしたものかと思ったが、下山を続けるよりほかなかった。
 続いて階段の下降に入ったときだった。今度はふくらはぎの裏が攣る症状が出た。この症状はこれまでも何度か遭遇していた。立ち止まり懸命に筋を伸ばすことを心がけた。

 なんとかだましだまし、下山にも登山と同じくらい時間をかけて登山口に下りてくることができた。

 ※ 今シーズンの登山はこのイワオヌプリをもって終了かな?と思っています。

【イワオヌプリ(五色温泉コース) 登山データ】
標 高  1116m (標高差 366m)
駐車場  国道58号線上に「観光案内所」があり、そこに20台程度の駐車場有り。その他にも駐車場がある。    
行 程  《グランドシニアの足とお考えください》
     登山口→(35分)→チセヌプリ分岐→(40分)→イワオヌプリ山頂→(35分)→チセヌプリ分岐→(35分)→登山口
時 間  上り(1時間15分)  下り(1時間10分) 
天 候  晴れ一部雲、弱い風
登山日  ‘17/10/16

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