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スポーツ!北海道フォーラム Ⅱ アスリート ジュニア育成を語る

2017-04-04 20:39:23 | 講演・講義・フォーラム等
 4日のフォーラムは有森裕子氏の講演に続いて、有森氏を含めた5人のアスリートが登壇し、自らの体験も交えながらジュニアスポーツの育成について語った。幾多の体験を経て名を成したアスリートたちの話には傾聴に値する話が多々あった。 

 一昨日レポートした有森裕子氏の「あきらめずに走り続けた!」の講演に続いて、5人のアスリートが登壇し「ジュニアスポーツを考える」と題してのパネルディスカッションが行われた。
 登壇したアスリートの面々は、
 ◇有森 裕子 氏(元プロマラソンランナー、スペシャルオリンピックス日本理事長)
 ◇阿井英二郎 氏(日本ハム前ヘッドコーチ、野球評論家)
 ◇宮下 純一 氏(北京五輪競泳男子メドレーリレー銅メダリスト)
 ◇佐々木 明 氏(冬季五輪アルペン4大会連続出場)
 ◇曽田 雄志 氏(元コンサドーレ選手、北海道教育大岩見沢校講師)
の5氏である。
 コーディネーターはUHBの中野涼子アナウンサーが務めた。

 時間にして1時間、5人はさまざまな角度からジュニアスポーツ(特にジュニアの育成)について語ったが、それぞれが発言した中で印象的な言葉を記録しておくことにする。                  

 有森氏は自らの専門であるランニングのキッズキャンプを主宰しているそうだが、その際まず観察するのは親の態度だそうだ。親が子どもに先立って何でもやろうとするような家庭で育った子どもには問題があるという。壁にあたっときに子ども自身にどうするか考えさせるようにしているが、自立していない子は考えることができないケースが多い、と指摘した。

                    

                  
 阿井氏はその多彩な球歴(プロ選手、高校野球監督、プロのヘッドコーチ)から、考えさせられる発言が多かった。その中でも、氏の独特の理論(?)なのか成長の4段階について言及されたことが面白いと思った。その成長の4段階とは、①無自覚の無能、②有自覚の無能、③無自覚の有能、④有自覚の有能の4段階だそうだ。指導者は被指導者がどの段階にあるかを見抜く力が必要だと説いた。

                    
                
 宮下氏はジュニアを指導するには“愛”が何より大切だと強調した。相手にその思いが伝わっていれば、𠮟っても、褒めても、指導される側は正しく受け止めてくれるとした。また、伸びる子というのは、考えることができる子だとも強調した。そうした子は、意味が分かって練習するので、成長も早いという。

                    
                    
 佐々木氏はジュニアに自分の滑りを“見せる”ことだという。全力の滑りを見せることによって、ジュニアに明確な目標を提示することが大切だとした。
 佐々木氏はスキーという競技の特性もあり、失敗を叱らないことで積極性を伸ばすようにしたいという。ただし、道具を大切にしない子には厳しく接するという。

                    
                    
 曽田氏はジュニアを指導するとき、現象では見ないようにしているという。子どもが何をしようとしているのか、そのことをよく観察したうえでアドバイスするようにしているという。氏は競技スポーツだけではなく、人間性を育てる教材としてスポーツはその入り口として適していると主張した。

                    

 以上、全ての発言を掬い取ることはもちろんできなかったが、体験から産み出されたそれぞれの言葉には説得力があった。
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