田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

「ほっかいどう山楽紀行」発刊!

2017-04-17 17:03:24 | 本・感想

 知人であるとともに、私にとっては超人とも映るsakagさんこと、坂口一弘氏が念願の著書の発刊にこぎつけた! 写真満載の288頁におよぶ北海道の山楽(さんがく)紀行である。すでに書店の店頭にも並んだようである。多くの登山愛好家が手に取ってほしい一冊である。 

          
          ※ 坂口氏のHPから拝借した写真だが、届いた本はもちろん同じ装丁である。

 昨日(16日)正午近く、宅急便で坂口一弘著「ほっかいどう山楽紀行」三冊が届いた。
 私が坂口氏とお近づきになってからの月日はそれほど古くはない。偶然にも坂口氏の存在を知ったのは、2015年7月のことである。私が「北根室ランチウェイ」を踏破した際に、振り返りのブログの投稿文を作成していた時、先達者として坂口氏の存在を知り、彼のブログにコメントを入れたのが始まりだと記憶している。

 すると、坂口氏と私は現職時代に同じ業界に奉職していたことが判明し、氏が札幌へ来る機会が多い(坂口氏は函館在住)ことから、それ以来何度か懇親する機会を得ている。
 その席上、坂口氏から著書の発刊の準備をしていることを伺っていた。一度などは校正途中の原稿も拝見させていただく機会もあった。

 届いた「ほっかいどう山楽紀行」はずっしりと重い!写真をより美しく仕上げるために上質の紙を使用しているからだろう。
 坂口氏のブログを拝見する度に、氏の写真の腕に感嘆している私であるが、氏に言わすと使用しているのは普通のコンデジだという。しかし、明らかに私などが写す写真とはレベルが違う。そんな写真が満載である。特に2ページ見開きで載せた5枚の写真はウットリするほど美しい。
 氏は今回の発刊にあたり、撮り溜めた写真に満足できなかったものについては、昨年、一昨年と再び山に登り、撮り直した写真も相当数含まれているようである。

               
               ※ 見開きに使用された5枚の内の一枚である。幌尻岳上空の夕焼けの様子ということです。

 私は今日、送っていただいた三冊のうちの二冊を、友人であるS氏とH氏に直接届けてきた。その帰り道である。イ〇ンショピングセンターの書店コーナーを覗いてみたら、そこには「ほっかいどう山楽紀行」が他の山関係の書籍と共に並べられているところを確認した。他人事とはいえ嬉しい限りである。

 「ほっかいどう山楽紀行」は、北海道新聞(札幌圏版)に2012年6月から2017年2月まで隔週金曜日に連載した115編をベースにして、加筆修正して一冊にまとめたものである。新聞編とは違い、写真が充実しているのが大きな違いである。
 私はまだ全文に目を通すまでには至っていないが、早く通読して今後の私の山行の計画の参考にもさせていただくつもりである。

               
               ※ 本文の中の1ページです。写真と文章が適度に配置されています。

 登山を愛好されている方、山を眺めるのが好きな方、山岳写真の愛好者、いずれもが必見の書である。
 ぜひ手に取って見ていただきたいと思います。