田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

コンサは進化していた!?

2013-11-10 21:48:12 | スポーツ & スポーツ観戦
 久しぶりの福住駅周辺の光景だった…。久しぶりに見る札幌ドームの銀傘だった…。調べてみると、約7か月ぶりの札幌ドーム観戦だった。コンサにいたっては8カ月ぶりである。久しぶりに見たコンサイレブンは?
 

          
          ※ 久しぶりに見るコンササポーターが作るSAPPOROの人文字(?)です。懐かしい!

 コンサドーレは今季、チーム生え抜きの戝前恵一監督を迎えたが、チームは大幅に若返りまったく別のチームのようになってしまった。実際、今季ドーム初戦を観戦したのだが顔馴染みの選手はほとんどいなく、戦いぶりも期待をもてるように内容ではなかった。
 私はコンサに興味を失い、それからスタジアムに足を向けることはなかった。

          
          ※ コンサドーレ札幌の先発イレブンの姿です。

 その後、コンサの戦いぶりはJ2の22チーム中で中位くらいを上下していたが、終盤に来てやや順位を上げ、プレーオフ圏内の6位が見えてきたという状況にある。
 その意味で、本日の対神戸戦はどうしても落とせない一戦だった。
 特に本日の予定のなかった私は、「たまあには観戦してみようか」と急遽観戦を決めて午後4時キックオフの試合に駆け付けたのだった。

 相手は今シーズンJ2で2位を走る強豪である。かなり悲観的な思いで試合を見続けた私だった。
 しかし、なんだか様子が違うのだ。私が描いていたコンサ像とは違い、選手たちは神戸と互角以上に戦っている。以前はあまりにも簡単に相手にボールを取られるために「ヘタクソ!」と思っていたのだが、今日の戦いではしっかりとボールを保持できているし、味方へのパスにも正確さを感ずるのだ。中盤で相手ボールを奪う場面も度々だった。
 それだけにチャンスも神戸よりはずっと多く訪れた。惜しいシュートを何本か外した後の前半も終わり近く、コンサのチャンスに神戸の選手がペナルティエリア内でハンドの反則を犯してしまった。(その瞬間は私のところから遠くて分からなかったが)
 ペナルティキックである。キッカーが今話題のベトナム人選手レ・コンピン選手だ。レ選手はペナルティキックを冷静に押し込んでコンサが先制した。

          
          ※ ペナルティキックを決めてサポーターに喜びを表すレ・コンビン選手です。

 後半には息切れするのではと心配したが、そんな心配は杞憂だった。コンサイレブンの勢いは後半になっても失速することはなかった。何度も惜しいシュートシーンを作ってくれ、あと2~3点は欲しいところだった。
 結局、試合は1対0でコンサの勝利ということになった。

          
          ※ 試合後のヒーローインタビューに答えるレ・コンビン選手です。今日はレ・コンビンデーでした。

 コンサは若いチームだけに一年間戦い続ける中で成長してきたのだろうか?少なくとも今日の試合を見たかぎりではそう思えた。
 本日の試合を終えてコンサは7位という微妙な位置につけている。残り2試合は、21位の岐阜と、17位の北九州である。確実な勝利を期待したいところだ。そしてぜひプレーオフに戦いを進めてほしい。
 多くのサポーターは、プレーオフを乗り越えJ1昇格を!と願っているかもしれないが、私はプレーオフ進出だけで十分だと思っている。仮に昇格しても昨季のようにJ1でボロ負けするより、J1で互角に戦える力を確実につけてから昇格し、大暴れしてもらいたいと思うからである。

              
              ※ ご存じのコンサのマスコット、ドーレ君も大活躍していました。

 残り2試合、頑張れ!コンサドーレ!