ケニチのブログ

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C.アバド+ベルリンフィル=マーラー「交響曲第6番」

2017-07-16 | 音楽 - マーラー
 先日買ったCDを聴いた.C.アバド指揮+ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団による,マーラー・交響曲第6番「悲劇的」.

 終始やや遅めのテンポを採り,譜面を正確かつ丁寧に再現した模範的演奏.ベルリンフィルは,持ち前の技術の高さを活かした充実のアンサンブルで,ライヴレコーディングに起因する瑕疵もほとんどない.また,シンバルやトライアングルを始めとするパーカッション群の音色がとても美しく,聴いていて思わずうっとりする.終楽章のハンマーも大迫力.ここでアバドは,エゴイスティックな演出めいたことは一切しないながらも,フレーズの一つ一つを踏みしめるような,いくらか粘り気のある曲作りに徹しており,これがマーラーらしいウェットな世界観を作り出すことに一役買っている.録音は極めて鮮明.
 これまで多くの第6番のCDを聴いてきたが,現時点でのいちばんのお気に入り盤となった.


MAHLER: SYMPHONY NO. 6
Berliner Philharmoniker,
Claudio Abbado (conductor),
Deutsche Grammophon,00289 477 5573
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