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M.ザンデルリング+ドレスデンフィル=ショスタコーヴィチ「交響曲第10番」他

2017-04-29 | 音楽 - ショスタコーヴィチ
 先日買ったCDを聴き終えた.M.ザンデルリング指揮+ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団による,ベートーヴェン・交響曲第3番「英雄」&ショスタコーヴィチ・交響曲第10番.

 まずショスタコーヴィチ.終始やや遅めのテンポを採り,スコアの隅々まで正確かつ丁寧に再現した演奏.オーケストラは技術的に万全ではないながらも,強奏時にもうるさくならない品やかなアンサンブルが快適.指揮のザンデルリングは,譜面厳守にこだわって音楽が硬直的になるようなことはなく,適度なルバートや余裕を持った息遣いのフレージングを心がけている.ただしその全てが成功しているとは言えず,第3楽章の大げさなテンポチェンジは流れを悪くしてしまっているし,終楽章後半のリステッソ表示を全く無視していることにも何ら音楽的な意味を感じなかった.録音は優秀であるが,ティンパニが少々モコモコするほか,バスーンソロがえらく遠いのが気になる.併録のエロイカも概ね同じ印象であるものの,シンプルながらもスケールの大きさを兼ね備えた曲作りがいかにもベートーヴェンらしく,僕としてはこちらのほうが楽しめた.まあ,ショスタコーヴィチとカップリングした意図はよく分からないけれども.


BEETHOVEN SYMPHONY NO.3 | SHOSTAKOVICH SYMPHONY NO.10 (2CD)
Dresdner Philharmonie,
Michael Sanderling (conductor),
SONY MUSIC,88985408842
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