ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

熱海市の熱海梅園はウメの開花が寒さで大幅に遅れています

2012年01月18日 | 旅行
 静岡県熱海市の西側の山麓にある熱海梅園は、今年は寒い日が続いているために、ウメの開花が大幅に遅れています。例年だと、熱海梅園は早咲きのウメの木が多く植えられているために、1月中旬にはいくらか開花しています。ところが、今年は2~3週間ほど、ウメの開花が遅れています。

 熱海梅園はウメの開花が遅れていることから、現在は入園料を無料としています。例年ですと、入園料は一人当たり300円なのですが、早咲きのウメの花が一分から二分咲き程度なので、入園料は当面、ただになっています。

 園内には、ごく一部に枝先に花をつけている紅梅が何本かありました。



 白梅でも、枝先に花を少し付けているものがありました。


 
 熱海梅園にはウメの木は58品種、合計464本植えられているそうです。

 ロウバイは、かなり開花している木が数本あります。





 ロウバイの木の近くに野鳥が何羽か、枝から枝に飛び回っています。その野鳥の多くはエナガでした。





 エナガは、ほぼ真上の枝に留まっているために、光の当たり方が悪く、あまり分かりやすい画像になっていません。

 熱海梅園の上側に、遠目から見ても鮮やかな黄色い花が咲いていました。最初はヤマブキかなと思いましたが、立て札を見ると「キバナアマ」(黄花亜麻)という木の花でした。



 キバナアマはヒマラヤが原産地と説明されていました。寒い中で花が咲く理由が分かります。

 年末からの寒い日が続いた結果、今年はウメの開花は遅くなりそうです。四季の変化を司る自然の気ままな攪乱のようです。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
水戸の偕楽園 (梅干し星人)
2012-01-19 00:07:06
梅園としては全国的に有名な水戸市の偕楽園は、梅祭りは2月中旬から始まります。
これを考えると、熱海市の熱海梅園の梅祭りはかなり早く始まるといえます。
日本中で一番早いと豪語するのも理解できます。
黄花亜麻 (ピンクの豹)
2012-01-24 16:26:24
黄花亜麻はヒマラヤ原産の常緑低木であるため、日本の寒い冬でも黄色い花を多数咲かせる庭木です。
中国では「雲南月光花」と名付けられたために、日本の園芸屋でも、この雲南月光花と呼ぶ人が多いのだそうです。

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