ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

穏やかな晩秋の装いを深める佐久荒船高原周辺でシカの群れに会いました

2011年11月27日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東側にある佐久荒船高原は、落葉樹が落葉し、草原は枯れ野になり始めています。穏やかな晩秋の時間が流れています。

 晩秋から冬期は、佐久荒船高原の山間部などでは休猟が終わり、猟が始まります。休猟期から猟ができる時期の切り替えが何時からなのかは正確には知りません。高原に雪が降り、一面が雪景色になると、猟師のグループがシカなどの猟を始めます。

 これに対して、佐久荒船高原の中心部や隣接する神津牧場(群馬県下仁田町)は通年の禁猟区です。このため、多くのシカが猟が許されている地区から逃げ込みます。夜や早朝に、数頭のシカの群れを山道などでよく見かけます。シカは夜行動物のようです。

 神津牧場の放牧場にシカの群れがいました。10数頭もいるシカの群れを初めて見ました。



 子ジカは草を食んでいますが、身体の大きな大人のシカは周囲を見渡し、警戒を緩めません。母親らしいシカや、群れを率いる牡シカは周囲を見渡し続けています。厳寒の冬を前に、草などをできるだけ食べて体力を付けているようです。



 高台から見ている人間に気づいて、シカたちは走り出しました。



 晩秋の夕陽を浴びて、真南にある向かい側の荒船山の上部が明るく輝いています。



 北側にそびえる浅間山は冠雪した部分が融けたようで、赤茶けた山肌です。



 晩秋を迎えた佐久荒船高原は、夕陽が沈むと、一気に冷え込みます。夜空は澄んだ冬空に近いようです。夜は満天の星になります。

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