ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

長野県北佐久郡立科町の高原にある女神湖では、アケボノソウキが咲いています

2016年09月01日 | 旅行
 長野県北佐久郡立科町の高原にある女神湖では、晩夏から初秋に主役を務める高原の山野草のアケボノソウキが咲いています。

 この日は、台風一過によって佐久平はほぼ快晴でした。立科町の市街地から山麓部の白樺高原に向かって、県道を南下します。標高が上がると、風が強くなり、空にはいくらか雲も漂う始めました。

 白樺高原の人工湖である女神湖は、ほぼ南北に紡錘形の湖です。湖面の標高は1540メートルあります。



 女神湖は白樺高原のシラカバや針葉樹などの森に囲まれていて、深山の湖という雰囲気です。

 女神湖の南側にある小さな湿原では、季節ごとにいろいろな高山植物(山野草)が咲きます。蓼科山(標高標高2531メートル)山麓から湧き出る小川で潤されるために、いろいろな山野草が育ちます。

 小さな湿原に設けられた木道を進むと、白い小さな花が集まっているサラシナショウマが群生して咲いています。



 湿地の中には、アケボノソウキがあちこちに咲いています。気品のある白い花です。



 湿地の中には、小さなウメバチソウの白い花も点々と咲いています。



 エゾリンドウがあちこちに華やかに咲いています。



 サワキキョウがポツポツと咲き始めました。



 女神湖は昔、高層湿原だったところに、できた人造湖です。このため、小さな湿原では様々な山野草が花を次々と咲かせるようです。

 女神湖の先に、南西方向にそびえている車山(標高1925メートル)が見えます。



 車山の上空には、いくらか黒い雲がかかっています。秋の空は動きが速そうです。

長野県佐久市の佐久荒船高原では、快晴になった早朝に猛禽類を見かけました

2016年09月01日 | 佐久荒船高原便り
 長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原は、台風一過の快晴の朝を迎えています。数日ぶりの青空の朝です。

 台風10号は太平洋を北上し、東北・北海道で温帯低気圧に変わったそうです。この結果、関東甲信越地方は台風一過の影響によって、朝から快晴になり、午後は猛暑との天気予報でした。

 佐久荒船高原の南側にそびえている荒船山(標高1423メートル)は、午前6時前は艫岩(ともいわ)などの南側の面は朝日の影になっています。



 太陽が東から上がり、午前6時ごろは太陽が東南から佐久荒船高原を照らしている時間帯だからです。

 標高約1100メートルから1200メートルある佐久荒船高原の中央部分にある“コスモスの丘”も東南側の背後から朝日に照らされているために、上側の山麓部分は影になっています。



 その“コスモスの丘”の中に立っている木に、猛禽類が一羽、留まっています。



 曲がったくちばしから、ノスリではないかと推測しています。

 ほとんど動かないので、別の角度からも撮影できました。





 何を狙ってるのか分かりません。

 実は、すぐ側に生えている木の上部には、ホオジロなどが留まって、さえずっています。



 このホオジロは、昨夜までの大雨のためでしょうか、身体の羽根が毛羽だっています。

また、このすぐ側には、モズもさえずっています。ノスリは、野鳥を狙っていない様子です(たぶん・・)。

 “コスモスの丘”の草むらの中では、マツヨイグサが咲いています。





 晩夏に咲き始めるオタカラコウも咲いています。



 佐久荒船高原は次第に、晩夏から初秋に“装い”を変え始めています。